鹿の王 1 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.01
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本棚登録 : 1172
レビュー : 88
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041054895

作品紹介・あらすじ

強大な帝国・東乎瑠(ツオル)から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てるが!? たったふたりだけ生き残った父と子が、未曾有の危機に立ち向かう。壮大な冒険が、いまはじまる――!

感想・レビュー・書評

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  • あっという間に文庫4巻読了~あ~面白かった~
    この世界に、惹きこまれて、ヴァンに魅了される私です。

  • 今年はファンタジーに心躍らせられた1年でした。
    年初に「図書館の魔女」に魅了され、年末に「鹿の王」に夢中になった。
    文化人類学者でもある著者のグイグイ引き込んでいく筆力には脱帽です。
    話は征服する者とされるものに、病と飛鹿、山犬などが複雑にからむものでしたが、ユナとヴァン、そしてサエのやさしい関係が嬉しかった。
    近いうちに筆者の別の作品を読んでいる自分が確実に想像できた、満足な読書になりました。

    • chie0305さん
      kakaneさん、最近だと雫井さんの「火の粉」が☆5つでした。「ゴルゴタ」読んでいて思ったのですが、目を背けたくなるような残虐なシーンなのに...
      kakaneさん、最近だと雫井さんの「火の粉」が☆5つでした。「ゴルゴタ」読んでいて思ったのですが、目を背けたくなるような残虐なシーンなのに平気で読んでいる自分がいて…。続けて怖い本ばかり読んでいると精神的に良くないなあ、と。昔はファンタジー好きでハヤカワのFT文庫ばかり読んでいたんですけどね。4分冊はちょっとビビりますが、チャレンジしてみます。では!
      2017/11/19
    • kakaneさん
      火の粉は8年前くらいに読みましたが、衝撃を受けた記憶があります。ゴルゴダはあまり人には進めない本ですね。また、これだという本がありましたら、...
      火の粉は8年前くらいに読みましたが、衝撃を受けた記憶があります。ゴルゴダはあまり人には進めない本ですね。また、これだという本がありましたら、おススメしますね。
      では、おやすみなさい。
      2017/11/20
    • chie0305さん
      kakaneさん、こんにちは。
      熱で寝てばかりいて、読書が捗ります(笑)
      細切れに読むと訳が分からなくなるので、集中して読みました。相関...
      kakaneさん、こんにちは。
      熱で寝てばかりいて、読書が捗ります(笑)
      細切れに読むと訳が分からなくなるので、集中して読みました。相関図作って!

      韓ドラの「ホジュン」「チャングム~」「朱蒙」とか、その辺りに近い感じがしました。
      タイトルから「もののけ姫」風なファンタジーを連想していたので、最初凄く違和感があって。細菌テロだったんですね…。驚愕でした。
      2017/12/11
  • 一人ひとりの豊かな心情
    人・国の立場
    生命の神秘
    様々な要素が盛り込まれた壮大な世界観に魅了されました。

  • 新しい仕事にも慣れ、心にも若干の余裕が生まれらので、とうとう手をつけてしまった。
    まさに目の前で映像を見せられているかのような描写に、すぐに心が踊ってしまう。まだ、一巻を読み終えたところなので、先が気になって仕方がない。
    この先サエは、、、ヴァンとホッサルが出会ったらどんなだろう、ユナにはどんな未来が待っているのか。
    上橋先生、サイコーだね。

  • 名称がなかなか覚えられないし物語の展開が読めないから、なかなか読み進まなかったけど、後半徐々に面白くなってきました。
    2巻に期待しながら続く。

  • 本屋大賞受賞作。上橋さんらしいファンタジーもの。ただ、世界観の作り込みが半端なくて物語にリアリティをもたせている。設定や政治、文化、生活様式などが細かく描かれていて、一つ一つに感心する。あー、なるほど飛鹿(ピュイカ)が人の背中を鼻でつつくのは慣れてきた明かしなのねー、とか。架空の動物?なのに描写がとてもリアルで納得できる。
    本作は第1巻ということで登場人物紹介的な感じ。それと国と国との政治的な関係性や生活様式を描く感じ。物語の大筋を為す大きな病の正体が何なのかと言うところも非常に気になるところ。間違いない良作。

  • 詳細な世界感がすごい。特に飛鹿の生態がリアル。純粋な王道ファンタジー。

    ヴァンとユナの親子的関係も今後どうなっていくか見どころ。サエもかっこいい。

    色々謎だ…次巻気になる!

  •  生命を巡る壮大なファンタジー冒険小説第1弾。

     作者は文化人類学が専門ということで、独特の世界や文化を創造し、その中で多彩な人物が自分の役割を果たしていく展開でした。

     その世界や文化は今の世界とは当然違いますが、人間模様や命を巡る考え方などは、今の世界の課題と通じるところがあり、いろいろと考えさせられます。

     この巻では、この世界観が少しずつ見えてきて、それぞれの人物が動き出していくところで、この後どのように展開していくのか、とても楽しみです。

  • 獣の奏者からファンなので、つづきではないけど同じ世界観のお話が読めて幸せです
    この話は別として、二十年待っても続きがでない話とかざらで、それはそれで面白いんだけど、だからこそ安定して読める幸せを噛みしめられる

    まず、とても難しい医学的な話をこんな風にファンタジーで書けるんだ!と驚いた
    次に、同時に人間の心に重きを置く宗教とからめることで深みを与えていると思う
    私は現代人で無宗教な日本人だから、命が助かるなら医師の言うとおりにすべき!と思っていたのに、
    話を読み進めるうちに神を崇めている人たちには、彼らにしかできない魂の救済、安寧があるんだってしみじみ感じられるようになった
    その過程を丁寧に、しかも沢山の登場人物を交えて描いていく上橋さんの物語は、本当に優しくて好き

  • 読了

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プロフィール

上橋 菜穂子(うえはし なほこ)
1962年、東京都生まれの児童文学作家、SF作家。
1992年『月の森に、カミよ眠れ』で日本児童文学者協会新人賞、2000年『闇の守り人』で第40回日本児童文学者協会賞、2003年『神の守人 来訪編、帰還編』で 第52回小学館児童出版文化賞、2004年『狐笛のかなた』で 第42回野間児童文芸賞受賞他、2015年『鹿の王』で第12回本屋大賞など、多数の受賞歴がある。
2014年には「小さなノーベル賞」とも呼ばれる世界的な賞、国際アンデルセン賞作家賞を受賞している。

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