鹿の王 1 (角川文庫)

著者 : 上橋菜穂子
  • KADOKAWA (2017年6月17日発売)
3.97
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  • レビュー :82
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041054895

作品紹介・あらすじ

強大な帝国・東乎瑠(ツオル)から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てるが!? たったふたりだけ生き残った父と子が、未曾有の危機に立ち向かう。壮大な冒険が、いまはじまる――!

鹿の王 1 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • あっという間に文庫4巻読了~あ~面白かった~
    この世界に、惹きこまれて、ヴァンに魅了される私です。

  • 今年はファンタジーに心躍らせられた1年でした。
    年初に「図書館の魔女」に魅了され、年末に「鹿の王」に夢中になった。
    文化人類学者でもある著者のグイグイ引き込んでいく筆力には脱帽です。
    話は征服する者とされるものに、病と飛鹿、山犬などが複雑にからむものでしたが、ユナとヴァン、そしてサエのやさしい関係が嬉しかった。
    近いうちに筆者の別の作品を読んでいる自分が確実に想像できた、満足な読書になりました。

    • chie0305さん
      kakaneさん、最近だと雫井さんの「火の粉」が☆5つでした。「ゴルゴタ」読んでいて思ったのですが、目を背けたくなるような残虐なシーンなのに平気で読んでいる自分がいて…。続けて怖い本ばかり読んでいると精神的に良くないなあ、と。昔はファンタジー好きでハヤカワのFT文庫ばかり読んでいたんですけどね。4分冊はちょっとビビりますが、チャレンジしてみます。では!
      2017/11/19
    • kakaneさん
      火の粉は8年前くらいに読みましたが、衝撃を受けた記憶があります。ゴルゴダはあまり人には進めない本ですね。また、これだという本がありましたら、おススメしますね。
      では、おやすみなさい。
      2017/11/20
    • chie0305さん
      kakaneさん、こんにちは。
      熱で寝てばかりいて、読書が捗ります(笑)
      細切れに読むと訳が分からなくなるので、集中して読みました。相関図作って!

      韓ドラの「ホジュン」「チャングム~」「朱蒙」とか、その辺りに近い感じがしました。
      タイトルから「もののけ姫」風なファンタジーを連想していたので、最初凄く違和感があって。細菌テロだったんですね…。驚愕でした。
      2017/12/11
  • 一人ひとりの豊かな心情
    人・国の立場
    生命の神秘
    様々な要素が盛り込まれた壮大な世界観に魅了されました。

  • 新しい仕事にも慣れ、心にも若干の余裕が生まれらので、とうとう手をつけてしまった。
    まさに目の前で映像を見せられているかのような描写に、すぐに心が踊ってしまう。まだ、一巻を読み終えたところなので、先が気になって仕方がない。
    この先サエは、、、ヴァンとホッサルが出会ったらどんなだろう、ユナにはどんな未来が待っているのか。
    上橋先生、サイコーだね。

  • 名称がなかなか覚えられないし物語の展開が読めないから、なかなか読み進まなかったけど、後半徐々に面白くなってきました。
    2巻に期待しながら続く。

  • 本屋大賞受賞作。上橋さんらしいファンタジーもの。ただ、世界観の作り込みが半端なくて物語にリアリティをもたせている。設定や政治、文化、生活様式などが細かく描かれていて、一つ一つに感心する。あー、なるほど飛鹿(ピュイカ)が人の背中を鼻でつつくのは慣れてきた明かしなのねー、とか。架空の動物?なのに描写がとてもリアルで納得できる。
    本作は第1巻ということで登場人物紹介的な感じ。それと国と国との政治的な関係性や生活様式を描く感じ。物語の大筋を為す大きな病の正体が何なのかと言うところも非常に気になるところ。間違いない良作。

  • 詳細な世界感がすごい。特に飛鹿の生態がリアル。純粋な王道ファンタジー。

    ヴァンとユナの親子的関係も今後どうなっていくか見どころ。サエもかっこいい。

    色々謎だ…次巻気になる!

  •  生命を巡る壮大なファンタジー冒険小説第1弾。

     作者は文化人類学が専門ということで、独特の世界や文化を創造し、その中で多彩な人物が自分の役割を果たしていく展開でした。

     その世界や文化は今の世界とは当然違いますが、人間模様や命を巡る考え方などは、今の世界の課題と通じるところがあり、いろいろと考えさせられます。

     この巻では、この世界観が少しずつ見えてきて、それぞれの人物が動き出していくところで、この後どのように展開していくのか、とても楽しみです。

  • またなんとも壮大で緻密な世界を産み出したものだ。

    著者の新たなファンタジーの舞台は、またも独自の国家、文化、民族が入り乱れ、それを精緻に描写し、読者の頬に新世界の風を感じさせてくれる。

    物語は序盤から風雲急を告げ、疫病とそれを運ぶ獣らが人々を脅かす。病を調べる医師と、懸念する支配者たち。逃亡者と、それを追う者。それぞれの立場から世界は立体的に描かれるが、ストーリーはまだ序盤。素材が整いつつある中で、次を楽しみに読みたい。

  • 上橋ワールド。

    私がハマり込んだいくつかの上橋さんの作品は、全部1つの世界にあるんではないだろうか?という妄想をしてしまう。
    もしそんな世界があるなら行ってみたい。
    文明社会ドップリの生活をしているのに、自分も自然の優しさと厳しさに囲まれて生きていけるはず!なんていう大きな勘違いをしてしまうほど、ステキな上橋ワールド。

    早くヴァン達のいる上橋ワールドに戻らなくては。

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