トリガー 上

著者 :
  • KADOKAWA
3.53
  • (14)
  • (43)
  • (51)
  • (7)
  • (1)
本棚登録 : 332
感想 : 28
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041054963

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 年末年始に読もうと思って、とっておいた一冊。

    読み始めて、当たりクジ引いた!面白い!
    登場人物が多い事、同時展開する物語のせいで場面が忙しなく変わっていく事に最初はちょっと付いていけなかったものの、慣れればそれすら気にならずグイグイと読み込ませる。

    この手の小説は、ニュースで見るような難しい問題を実にうまく小説に組み込んで分かりやすくしているので国際情勢、それぞれの立ち位置、思惑なんかも知れて個人的には大好物。
    下巻で日本、韓国、アメリカそして、北朝鮮。
    それぞれがどう動いていくのかが非常に楽しみだ。

  • 面白い。早く下巻を読みたくなる。

  • 米国、韓国、北朝鮮の諜報員がオリンピック開催中の日本で好き放題の作戦を実行。韓国大統領の姪、検察官、乗馬で金メダルを目指すが競技開始直後暗殺される。北朝鮮の潜伏工作員眠りネズミが、活動開始の指示を受ける。

  • ハゲタカシリーズ読破している自分からすると、いつもの真山仁じゃなくてびっくり。全然ジャンルは違えど安定して面白い。下巻を読んでから読み返すと色々な布石に気づける。

  • 大1 ◎

  • 舞台はオリンピック開催を控えた東京。
    元内閣情報調査室長で、現在は調査会社を営む冴木は、都内で起きた北朝鮮工作員の不審な死の真相究明を政権から秘密裏に依頼される。調べるうちに、同時期に拷問され殺害された米軍女性将校の事件との関連、事件の裏にある不正の存在に気づく。
    しかし、独自の情報網を駆使して情報を集めるも、真相にたどりつかないままオリンピックは開幕。
    そして、馬術競技中に韓国の検事でもあるキム・セリョンが競技開始直前に射殺される。キムは検事として、日本の特捜部の検事と合同で在日在韓米軍の不正を極秘調査していたため、オリンピック開催前から捜査の中止をするよう脅迫を受け、2度も襲われるなど命を狙われていたが、ついに殺害されてしまった。キムは韓国大統領の姪でもあったため、日韓両方の警察、検察を巻き込んだ特別捜査になり、冴木はその陣頭指揮を執ることになる。

    キムが追っていた不正の詳細とは何なのか、北朝鮮工作員・米軍将校の不審死との関係は、キム殺害の黒幕は誰か、北朝鮮工作員の目的は何なのか、今後の展開がとても楽しみ。

  • 最初の方の登場人物が多い

  • 感想は下巻読了後で。

著者プロフィール

1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て、2004年、企業買収の壮絶な舞台裏を描いた『ハゲタカ』でデビュー。映像化された「ハゲタカ」シリーズをはじめ、 『売国』『雨に泣いてる』『コラプティオ』「当確師」シリーズ『標的』『シンドローム』『トリガー』『神域』『ロッキード』『墜落』『タングル』など話題作を発表し続けている。

「2023年 『それでも、陽は昇る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

真山仁の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×