- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041055045
作品紹介・あらすじ
刀に纏わる事件を推理と剣術で鮮やかに解決してきた猫神と七緒。江戸に降った星をきっかけに紀州忍軍、薩摩藩、加賀藩が動き出し、二人も〈村正〉に導かれるように渦中へ――。歴史と、恋模様の行く先は?
感想・レビュー・書評
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期待してたぶん、残念。
完全に次元を移すというSF展開で筋は通したけど、雑なまとめ方。もう少し丁寧に描くことができたら、もう少し楽しく読めたかも。
編集のせいか、打ち切りにあった漫画を読むような印象。
現代社会と呼応した、女性が強くなったが、根本的に残る男尊女卑というテーマと、刀それぞれの持つ逸話を軸に、SFとして展開するプロットは、作者ならではで、決して悪くないのだが、いかんせん4巻は短過ぎた。も少し、長く描けたら、それこそ、分岐した違うストーリーが立ち上がっただろうなと、残念!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2020.07.27
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こういう戦いになったの?
続く? -
このシリーズを最初に読んだときに、睦月さんの小説で有った隕石で刀を作る話とダブった。
しかし、2巻から妖怪物、3巻途中からSF物と化し、話しの落ちどころが見えてこない。
最後もなぞを秘めた終わり方。
時代小説を期待するなら、1巻だけにしたほうが良い。 -
2017年10月角川文庫刊。書下ろし。シリーズ4作目にして最終巻。なかなかぶっとんだ最終巻で、驚いてしまいます。さて、これで、ホントに終わりなのか?お話世界では、まだまだ続くのですが、さすがに、風野さん、この先は、やらないんでしょうね。読んでみたいです。