幼女戦記 (5) (角川コミックス・エース)

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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041055342

作品紹介・あらすじ

簡単三分チェックメイト!

レルゲンの親切な忠告(ターニャ視点)の通り、帝国に攻め入るダキア軍。航空戦力を持たない彼らに、ターニャが下す鉄槌とは――。

感想・レビュー・書評

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  • アニメ1期及び劇場版視聴済。
    ダキア大公国戦から、北方ノルデン行きが決まるまで。
    アニメより詳細な描写で印象の違うところがあり、メディアの違いによる見せ方の違いが興味深いです。
    アニメでターニャを演じた悠木碧さんのインタビュー付き。

    ◆ダキア戦
    ダキアの強襲の報を受け、浮足立つ司令部とはしゃぐターニャ。
    当初帝国側としては「ヤバい!」という空気だったんですね。
    余裕で打ち滅ぼせると豪語するターニャは、さぞ狂っているように見えたことでしょうw

    しばしばヴィーシャの進言を、優秀な部下の遠回しな指摘と誤解するターニャが笑えます。
    いや、ヴィーシャは実際優秀なんでしょうけど、ターニャのヴィーシャ像はなんかずれているw
    でも、ターニャの「優秀な人物or人格者への敬愛」が垣間見えて、好印象なシーンでもありましたw

    ◆ターニャとレルゲン
    本巻もターニャとレルゲンのすれ違いが面白いです。
    ターニャを危険視して行動を起こしているのに、結果そのターニャからの好感度をガンガン上げることになるレルゲンw
    ターニャルート入ってますよレルゲンさんww

  • まともな飛び道具もなしに対空戦は無理。
    想定しているならまだしも考えてすらいないから…。
    でもそれだけでは国自体は獲れないのよね。
    そうこうしているうちに相手に手の内見せちゃうので…そのうち絶対的優位ではなくなってしまうんじゃないかな。
    なんかそんな話、別の物語でもあったような。

  • 過去の記憶を存分に活かした用兵。蹂躙される側ではいたくない…。

  • 相変わらず、憧れの後方勤務を目指して頑張れば頑張るほどに戦果を挙げ、どんどん前線へ送り込まれてしまうし、周りとの会話の噛み合わなさも絶好調。

  • ダキア蹂躙の回。
    戦法が異なる時代だよね、これ。な感じでピクニック気分で敵国の首都の工廠を警告した上で爆撃。
    多分一番の見せ場、アニメで見たいシーン。

  • レルゲンの親切な忠告(ターニャ視点)の通り、帝国に攻め入るダキア軍。航空戦力を持たない彼らに、ターニャが下す鉄槌とは――。

    ダキアとの戦線開始。いよいよ世界大戦が幕を開けるというのに、初戦が予想以上に温くて心が躍っちゃうターニャはやっぱりちょっと危ない。
    時代錯誤になっている戦法を未だに維持するダキアに対し、上空から打ってくる魔導大隊は本当に最悪の組み合わせ。そりゃあピクニック感覚にもなる。
    教本通りに動いてしまう部下の頭でっかちさも見え隠れして今後の留意点も見えたとこは良かったけど。やっぱ実戦経験は必要だな。
    ダキアの首都の工場攻撃も痛快だった。特に警告が。あそこだけ年相応の可愛らしい感じを想像するとすごく可愛い。ギャップでかえって部下がビビるというのもウケる。
    ダキア攻略してすぐにまた仕事と言うことでレルゲンに文句言いに言ったとこも、相変わらずすれ違ってるな。ちょっとだけ評価上がりそうだったけど、人的資源発言はさすがにないわ。やっぱ無自覚に本質が透けて見える…。

  • 夫の蔵書。読み。

    人事課長のレルゲン中佐との噛み合っているようでいない会話が相変わらず面白い。

    第203航空魔導大隊のデビュー戦であった。
    方陣なんかは「軍靴のバルツァー」に出てたっけなあ。三次元での戦いでは無効化されてしまうのだなあ。

    兵器工場への警告のシーンは夫が見てるのをアニメでちらっと見たなあ。こういうシーンだったのかあ。

    巻末の悠木碧のインタビュー、彼女のキャラへの理解がすごく深くて的確ですごいなあ、と思うなど。

  • 5巻の帯には「歴史という教師」という言葉が書かれている。そして、この言葉にはこのようなルビが振られている。「ターニャ・デグレチャフ」と。一人だけ21世紀の知識を持つデグさんは20世紀の初めをモチーフとするこの世界では完全にチートな知識と行動原理を持つ。そのために部下や上司と認識の齟齬が生まれるわけであるが、それが本作品における「どうしてこうなった」という言葉に繋がっていく。ダキア首都を攻略した後、休む間北方へ再出撃を命じられた時、帝国の先細りを目の当たりにする。

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