深海のアトム 下 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041055601

作品紹介・あらすじ

大震災により、リアス・エリアに生きる人たちは、大きな岐路に立たされていた。やがて彼らは決意を胸に復興に立ち上がっていく。そして、国の未来を担う新たな“宝”とは。いま壮大な物語が幕を開ける――。

感想・レビュー・書評

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  • 2018/3/17 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。

  • 最初、どこか別世界の話かと思いました。水練の場面が。なかなか引き込まれる話でしたが、登場人物が多すぎて、誰と誰がどこで関わってたか、関わっていくのか、覚えていられなかった。理解できていれば、もっと、もっと面白い話なんだろうなと思いました。わたしの頭じゃ無理だった。

    原発と災害。取り巻く人々、時間、など、今まで漠然と考えていたものに、少し輪郭がついた感じです。原発は反対だけれど、エネルギーをどこから得るのか、代わりの物がなければ、リスクを冒すのも多少はしょうがないんじゃないかと思ってました。でも、そうじゃないんじゃないかと、思い始めました。
    しかし、最後にウランの処理方法が分かってしまったってことは、原発の恒久使用にも繋がって行くってことだよなーとも思いました。

  • 全く内容知らずに読み始めたけど今日読み終わった事には感慨がある
    それぞれの人物像があまり書かれておらず行動が突飛に見えてしまうのが残念ではある
    過去のトラウマを描いてもそれだけでは動機としてちょっと共感しにくい面があると思う


    もはやほとんどの一般人は原発に反対なのになぜ原発全廃とならないか不思議ではある

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒。95年に刊行したデビュー作『龍の契り』が大きな話題となる。’97年『鷲の驕り』で吉川英治文学新人賞を受賞。以後、豊富な取材と情報量を活かしたスケールの大きな作品を発表し続けている。他の著書に『KATANA』『ポジ・スパイラル』『エクサバイト』「清談 佛々堂先生」シリーズ、『天の方舟』『深海のアトム』『夢窓』などがある。

「2020年 『令和版 全訳小説 伊勢物語 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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