おせっかい屋のお鈴さん (角川文庫)

  • KADOKAWA
3.41
  • (4)
  • (5)
  • (9)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 123
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041055731

作品紹介・あらすじ

杜の都、仙台で暮らす村田カエデ27歳。ぽっちゃり体型の優しい彼氏あり。地元の信金勤務の平凡な人生を送っていた──お鈴さんに出会うまでは。彼女は超がつくわがままお嬢さま。さらに問題なのは幽霊であること!? でもお人好しで憎めない、変わった幽霊なのだ。困った人を放っておけず騒動ばかり引き起こす。ほらまた、今日もカエデたちを巻き込み大騒ぎに!? 楽しく笑い、ほろりとさせられる。読んだ後に優しい気持ちになれる物語。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 主人公と数名しか見えない幽霊のお嬢様と爺やの話。
    突拍子もない解決方法で、問題を解決する。

  • 題材もストーリーも好みなんだけど、何だかしっくりこない。貸本屋の件では「家族は冷血漢」に同意していたのに、肝心の彼氏の家族の話になると、あの鈍感さ。鈍感を越えて無神経。あの結婚詐欺師も、夢が見えないとか意味ありげで期待したのに、なんもなし。

  • キャラクター的にはなかなか
    癖のある人たちで良かったのですが
    「幻想」シリーズに比べると
    少し物足りなさを感じました。

    「お鈴」がなぜ成仏しないのかが
    あまり語られず謎のままなのが残念

  • 好いた男が駆け落ちして未練がある江戸の商人の娘さんが現代まで幽霊でいるお話
    主人公にその二人の生まれ変わりを探させようとするんだけど、それがお話もメインかと思ったけど意外とあっさり解決した
    成仏の条件って…

    ストーリーはさておき、舞台が仙台なので結構馴染みがある
    八木山とかベニーランドとか広瀬通とか国分町とかフォーラスとかね
    いやぁ、懐かしいなぁ
    仙台を舞台にした小説ってそんなにないよなぁ
    伊坂幸太郎はそうなんだろうけど、僕にはそんなに合わなかったのであまり読んでない

  • カエデさんもこんちゃんも優しいね。
    お鈴さんや重兵衛さんが近くのお寺にいたらお会いしてみたい‥‥やっぱりいいか‥でも面白いかも‥‥ムムム

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

1964年青森県生まれ。2006年『闇鏡』で第18回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。『幻想郵便局』がベストセラーとなり、以降、「幻想」シリーズで人気を博す。他の著書に『ある晴れた日に、墓じまい』『うさぎ通り丸亀不動産 あの部屋、ワケアリ物件でした!』『オリンピックがやってきた 猫とカラーテレビと卵焼き』「おもてなし時空」シリーズ、「仕掛け絵本の少女」シリーズなどがある。

「2023年 『キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

堀川アサコの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×