肉小説集 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.23
  • (4)
  • (27)
  • (26)
  • (14)
  • (2)
本棚登録 : 258
レビュー : 33
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041055748

作品紹介・あらすじ

凡庸を嫌い、「上品」を好むデザイナーの僕。正反対な婚約者には、さらに強烈な父親がいて――。(「アメリカ人の王様」)不器用でままならない人生の瞬間を、肉の部位とそれぞれの料理で彩った傑作短編集。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 豚の部位を目次に始まる肉と男の話。
    肉小説集と言うからにはさぞかし美味しい料理が出てくるのだろう、と思ったら、
    初っ端からマズいって言っててウケました。
    グルメ小説ではなくやっぱり青春だなぁと。
    (あ、1話目は違うか?)
    30代会社員から40代中間管理職、
    男子中学男子生に小学生。
    あらゆる男たちが鮮やかにかき分けられてて、
    流石だなぁ。

  • 短編集。(豚)肉がどの作品にも出てくる。グルメ小説かと思って開いたら、まずそうな描写がけっこう出てくる。豚肉は小道具で、短編によってテーマは色々。でも、豚肉が要所要所で効いている。

  • 肉がそそられる小説集。
    アメリカ人の王様に、 魚のヒレが好みだった。
    いい話に弱い、!

  • 「アメリカ人の王様」「肩の荷(+9)」が好きだ。
    痛くて恥ずかしい部分が愛おしい。

  • 「肉」というテーマだけでこれだけ毛色の異なる短編が書けるんだなあ。サラリーマンとしては「肩の荷(+9)」が印象的。自分にもこんな上司がいたからかな。「ほんの一部」は思春期のめざめを描いた可愛らしい作品。

  • 今流行のグルメ系の小説かと思いきやむしろ肉が苦手な登場人物が多い、肉にまつわる短編集。
    しかも豚肉。肉といったら牛だと思うのは私が関西人だからでしょうか。

    それはともかく、
    全体的にちょっと暗めな雰囲気ですが、それを豚肉料理が旨く緩和してる感じです。

    1つ目のお話はちょっと読んでいて辛かったですが、それ以外は良い読後感でした。

    図書館スタッフ(学園前):とありかかり

    ----------
    帝塚山大学図書館OPAC
    http://lib.tezukayama-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&category-mgz=1&materialid=2410005392

  • お肉にまつわる短編集。

    「アメリカ人の王様」「魚のヒレ」「ほんの一部」が特に好き。

  • 2018.02.16読了
    いつもの坂木さんと違う!が最初の話を読んだ感想でした。
    アメリカ人の王様と
    ヒレとハムの話がよかったな。

  •  料理がテーマの作品で、その料理が食べたくなくなるというのは、なかなか希少な経験でした……面白くないわけではないのですが、登場人物の誰にも共感できなかったのと、読んでいて胸やけがしてきたのでこの評価; 白米とお新香が恋しくなりました(笑)

  • 前半の話はとにかく悪い脂身を食べた時のように気持ち悪くて胸焼けがした。こんな気持ちの悪い文章の人だったっけ?ってくらい。

    後半というかラスト二話は胸焼けはしなかったけど、好みの文章ではないなぁという感じ。

    和菓子のやつは好きだったので、たまたまこれは合わなかったんだと思う。

全33件中 1 - 10件を表示

プロフィール

1969年東京都生まれ。2002年『青空の卵』で<覆面作家>としてデビュー。続く「ひきこもり探偵」シリーズとして人気を得る。ナイーヴで魅力的な人間像、緻密に描かれ、爽快に解かれる日常の不思議とこころの謎が圧倒的な支持を集めている。13年『和菓子のアン』で第2回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門大賞を受賞。他の著作に『ワーキング・ホリデー』『ホテルジューシー』『大きな音が聞こえるか』『僕と先生』『肉小説集』『女子的生活』などがある。

肉小説集 (角川文庫)のその他の作品

肉小説集 (角川文庫) Kindle版 肉小説集 (角川文庫) 坂木司

坂木司の作品

肉小説集 (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする