黒猫王子の喫茶店 お客様は猫様です (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041055786

作品紹介・あらすじ

就職難にあえぐ崖っぷち女子の胡桃。やっと見つけた職場は美しい西欧風の喫茶店だった。店長はなぜか着物姿の青年。不機嫌そうな美貌に見た目通りの口の悪さ。問題は彼が猫であること!? いわく、猫は人の姿になることができ、彼らを相手に店を始めるという。胡桃の頭は痛い。だが猫はとても心優しい生き物で。胡桃は猫の揉め事に関わっては、毎度お人好しぶりを発揮することに。小江戸川越、猫町事件帖始まります!

感想・レビュー・書評

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  • イケ猫が出てくるのが楽しい。でも、どんなにイケ猫でも所詮猫だから気ままだし、わがままだしというところが魅力的。読みやすいから1日強で読み終えました。

  • 【美味しい小説】
    川越が舞台の時点で、美味しいものがいっぱい出てくるだろうなとは思ってました( ´ ▽ ` )
    が、どちらかというと胃袋に美味しいよりも、女子の煩悩というか妄想に美味しい感じでした(笑)
    なに、全裸の美青年ってw
    しかも1人じゃないしwww
    最終的に何人まで全裸の美青年が出るんだろう。
    まぁ、みんな猫ですけど。
    最高ですよね、1匹欲しい。
    普段は可愛いツンデレ猫で、人間モードが美青年で、珈琲入れるの上手くて料理もできる。。。
    いてくれたら毎日飛ぶように家に帰ります( ̄▽ ̄)
    冒頭から結構不幸に見舞われてる主人公が、素敵な喫茶店のオーナーマダムに助けられたところまでは、女性2人が切り盛りする喫茶店に、看板猫として黒猫が居座るほんわか和やかな小説になるのかなと思ってたら、かなりのファンタジーでした。
    全体的にライトな感じで登場人物も次々出るし、アップテンポなので読みやすいです。
    街の描写がリアルで川越に小旅に行きたくなる感じ。主人公がある意味目立たなくなってしまいますが、全体的にキャラが魅力的なので、続きを読むのが楽しみになる小説です。

  • 面白いにゃ。

  • 明るいコメディタッチで可愛らしい。猫とイケメン好きには嬉しい展開。
    それでもあくまで猫なのが良いです。

  • 失業中のアラサー女子 胡桃と、人間に化けることの出来る猫たちの話。

    かなりライトなファンタジーという印象だけど、黒猫ポウがたまに発する鋭い一言にドキッとする。

    王子様キャラの黒猫に、癒し系三毛猫、プライドの高いロシアンブルーと、猫好きにはたまらないキャラ揃い。
    どんどん居候が増えていく喫茶「くろき」の今後が少し気になる。

  • 個性豊かな猫たち(イケメンたち??)が
    ワイワイ楽しいお話でした。
    言葉の節々にでてくる「にゃ」が
    かわいかったです。

  • 雨の日に助けた猫は人になれる猫で、なぜか猫の言葉も分かるようになる。
    始めたばかりの喫茶店。
    上手く軌道に乗るのか気になります。
    落ちているお金で支払いはいいとして、1番最初のお買い物はどうなっているのだろう。
    裸を連呼しているので、買いに行けないと思ってしまいました。

  • コーヒーアマレットは飲んでみたいし、幾度も「美味しい」と表現されるポウの淹れるコーヒーは素直の飲んでみたい。

    店長も猫なら、ターゲットの客層も猫と言う、不思議ながら人に寄り添う妖怪話を彷彿とさせる懐かしさの様な雰囲気も合わせたお話。
    個人的には猫達が人化した時の単語や常識の噛み合わなさが、人に化けても人を真似ようとした結果では無い、というスタンスが分かりやすく見て取れて新鮮でした。
    1冊通してこのシリーズの序章扱いなのかな、という感じだったので次巻に期待します。

  • 黒猫のような雰囲気のイケメンが営業する喫茶店が舞台の話と思ったら、ほんとに猫だった。喫茶店にやってくるお客様(猫)と舞い込む事件を解決する話。割と少女漫画的展開が多かった。けど、相手はあくまで猫なんだよなあと思うとおもしろい。「ござる」口調のまげ太がかわいくて好きです。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/764597

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著者プロフィール

高橋由太:第8回「このミステリーがすごい!」で最終選考まで残った作品を加筆修正したデビュー作「オサキ江戸へ」が10万部を記録。以来、時代物を中心に執筆活動を行っている。亜沙美:講談社「ITAN」を中心に活躍するイラストレーター・漫画家。

「2015年 『雷獣びりびり ⑥ 大江戸あやかし犯科帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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