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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041055953
作品紹介・あらすじ
出世のために、信長の無理難題を乗り越えろ!
今川義元率いる軍勢が、三河から尾張へと侵攻せんとする頃。小者頭の藤吉郎は、清洲城で見かけた美しい娘に、身分も顧みず求婚していた。浅野又右衛門の養女・於禰に、「儂は天下人になる男じゃ!」と吠えてみたものの、にべもなく振られる始末。今川との戦いに際し、織田信長に同道するが、出世はなかなか見込めない。だが、西美濃侵攻に際し、信長から木曽川の川筋衆の主・蜂須賀小六の調略を命じられる。川筋衆を味方につければ、犬山城攻略は圧倒的有利に運ぶ。千載一遇の機会を得た藤吉郎は、小六の許へ乗り込むが、信長を嫌う小六は一筋縄ではいかなかった──。
感想・レビュー・書評
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登場人物が個性あふれ、いきいき動く姿が見えてくる・・
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秀吉が百姓、寺仕えから針売りとなり高みを目指して信長に仕え小者→小者頭→足軽→足軽頭と登り詰めるまでの出来事を描く。小者時代に弓衆頭の浅野又右衛門の娘おねに惚れて高みを目指す事で結婚し、おねの長屋付き合いから騎馬衆頭の犬千代事前田利家と付き合い、針売り時代の付き合いのある川筋衆の頭小六、長康、大炊介ならびに、弟の小一郎らと美濃攻略の拠点となる墨俣に城を建てる。禿鼠と信長に取立てられながら、勝家、長秀らと相対しながらも大ぼらを吹いて自分を鼓舞し高みを目指す姿が面白く読めた。
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