殺意の対談 (角川文庫)

著者 : 藤崎翔
  • KADOKAWA (2017年4月25日発売)
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  • レビュー :14
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041055960

作品紹介・あらすじ

人気作家・怜子と若手女優・夏希の誌上対談は、和やかに行われた。……表向きは。実は怜子も夏希も、恐ろしい犯罪者としての裏の顔を持っていて……。対談と心の声で紡がれる、究極のエンタメミステリ。

殺意の対談 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 様々な雑誌に掲載されるべく書かれた対談記事の合間に、対談を受ける人々の思惑が差し込まれている斬新な手法。コメディ調の軽快な登場人物たちの会話と毒のある本音が、全体を通して連作になっていくにつれて、ゾッとするような軽妙な罠に結びついて行きます。とてもロジカルに組み立てられていて、かつエンタメ感もある面白いミステリーでした。この作家さんは初読みですが、元お笑い芸人だそうです。芸人さんは多才ですね。他の作品も読んでみたいと思います。

  • 「神様の裏の顔」同様、心理描写が面白い。今作は裏の顔が全面に出過ぎてる感があったけど。裏の顔は見え隠れするからこそ面白いものなのだと思う。
    あらすじ(背表紙より)
    人気作家・山中怜子と、若手女優・井出夏希。新作映画の原作者と主演女優の誌上対談は、表向きは和やかに行われたのだが、笑顔の裏には忌まわしい殺人の過去が…。同様に、ライバル同士のサッカー選手、男女混成の人気バンド、ホームドラマの出演俳優らが対談で「裏の顔」を暴露する時、恐るべき犯罪の全貌が明らかに!?ほぼ全編「対談記事+対談中の人物の心の声」という前代未聞の形式で送る、逆転連発の超絶変化球ミステリ!

  • 初めてこの著者の本を読んだけど、対談式になっていてさくさく読めるし、湊かなえさん風な感じ?イヤミス!
    オムニバスになってて、それぞれが少しずつリンクしてる所も良かったし、前のお話のその後が次のお話でさらっとわかるところも良かった。
    それに、芸能人や作家、サッカー選手などなど華やかな舞台の人たちがみんな平気で殺人してたりするシュールなところもおもしろいけど、やっぱり悪は全滅するのね~潔くて好き。

  • 藤崎翔の本、2冊目読了。ツイッターで見かけ、HPで試し読みして、「続き気になる…」ってことで速攻でお昼休みに職場近くの本屋さんでいそいそと購入したのが最初の「神様の裏の顔」。で、その後、本屋さんでたまたま同著者のこの本を見つけ、タイトル、帯、あらすじ…これも面白そう、ってことで、速攻お買い上げ。

    とにかく面白かったです。でも、1つ後悔したのは、登場人物の相関図を書きながら読めば良かった、って事。書かなくても、何とかついては行けたけど、日にち開いて読んだときに、「えっと、この人は確か…」と立ち止まってしまいました。逆言えば、一気読みすれば良かったかも。

    SMLのしおりが書いた「メッセージ」、あれに隠されたメッセージに気がついたとき、ビックリしました。その手法が、結構、インパクト強いな、と。改めて、この短いメッセージに捻りを3つも効かせる作者の筆力に度肝を抜かれました。

    ボキャブラリーのないあたしは、バカの一つ覚えみたいに「面白かった」しか感想が書けないのですが、逆言えば、その一言に尽きます。「神様の裏の顔」と、この本の両方に共通するのは、人の闇を書くのがうまいな、ということ。これに特筆していると、イヤミスになりそうなのに、なってないんです。男性作者ならではなのか、元芸人のセンスを生かした軽快な話運びのなせる技なのか、いずれにしても、読者を惹きつける作者さんの1人には間違いないと思うので、今後も見つけたら、読みたいと思います。

  • 凝りすぎて散漫

  • 芸能人やスポーツ選手の対談集の形式だけど、対談中の心の声が全部出ちゃってる。スキャンダルまみれの人たちの私情が絡み合ってわけわからない復讐劇へ。ドロドロしすぎて途中でうんざり。

  • 2017/10/16読了

  • 多少大袈裟で強引な感じは否めないが、なかなか。
    こんがらがるので笑笑一気に読むことをオススメします。

  • 雑誌の対談形式で話が進む短編連作。
    対談形式だが、合間の心情の方が長くなったり、登場人物がつながりすぎだったり、ふざけた感じのセリフが多いとか違和感はあるが全体的には面白かった。先を知りたくなる展開はとても上手い。

  • 趣向は面白い。
    みんな裏で何考えてるかわかんないよな、という意味では、自分の近況に即して非常に痛感するとこでもある。

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