オリジン 下 (角川文庫)

  • KADOKAWA
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感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041055984

作品紹介・あらすじ

スペインを舞台に、ラングドンの前に最強の敵が立ちはだかる! 鍵を握るのは、人類最大の謎“我々はどこから来たのか、どこへ行くのか”――。

感想・レビュー・書評

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  • カーシュが解き明かした人類の起源と運命。サグラダ・ファミリアに寄贈されたウィリアム・ブレイクの手稿本からパスワードの手がかりを得たラングドン。そこに「宰輔」と名乗る人物から依頼を受けた暗殺者アビラが現れる。正体不明の情報提供者、スペイン王宮、バルデスピーノとフリアン王太子は暗殺事件に関わっているのか。ラングドンがたどり着いた真相は…。

    宗教と科学。最近はマイクロチップを埋め込む人が現れはじめて、カーシュの言う「人類の運命」もあながち間違ってはいないのだろう。一度chat GPTで「どんなお顔をしていますか?」ってふざけて質問したことがあったけど、女の子の顔写真付きで送られてきて、ビビったことがある。それほどまでにAIは進化している。

    私が考えるに、機械と人間の違いは「迷う」か否かだと思う。人間は常に選択の自由があって、それ故に何をしようか、何を食べようかなど常に悩んで迷って生きている。その迷い故に時に矛盾した行動をとることがある。ただAIには迷いはない。chat GPTにしろ何にしろ、すぐに答えが返ってくる。AIにとって知らない情報であれば、すぐに「エラー」や否定の文言が画面上に現れる。迷うことはない。プログラムされた命令さえ果たせれば、作中のウィンストンのように、他人の生き死にが関わっていようと、ラングドンがどう思おうと関係ない。ここが人間と機械との差で、人間の唯一の存在価値なんだろう。

  • ビルバオ・グッゲンハイム美術館、カサ・ミラ、サグラダ・ファミリアと観光名所が記載されており、事細かな描写の記述と相まって読書しながらその地を訪れているような感覚に陥った。まるでスペインを旅行しているようであった。
    ストーリーはラストの展開が想像出来てしまったので物足りなさはあるが、全体を通してダンブラウンらしい作品だった。

  • 暗き宗教は息絶えかぐわしき科学が治する
    ウィリアム・ブレイクという存在。ミロのオマージュ。スマホで画像を検索しながら読むと数倍面白い作品。それがダンブラウン。そしてラングトン。完全にトムハンクスのイメージがあるので読んでいて想像しやすい。
    個人的には最後のおちがすごいよかった。AIウィンストンの存在。最終的にAIが人類を支配するというのSF的で好きな展開。そして、初めから登場する謎のメールの差出人が…。すべてエドモンドが仕組んだのか、それともウィンストンなのか。最終的にはわからなかったが。
    AIは言葉を理解しているけど、人間にはなれないように思う。でももし、経験から学ぶなどのことがより人間らしくできるようになれば、それは恐ろしいなと思った。人間とAIとの共生。どう作っていくのか。そしてその時代を生きる人間はどんな知性を持っていないといけないのか。

  • ラングドンシリーズの中で1番好きな作品。
    生命の起源についての記述が面白かった。

  • 進化系人工知能、ウィンストンの登場が面白く、さらに欲を言えば、もっと彼に活躍の場を与えてからのラストの方がインパクト絶大だったのにと残念。
    肝心のテーマですが、宗教指導者たちが発表を恐れた内容という大風呂敷の割にはかなり期待外れでした。

  • ウィルソンが。色々な意味で。もう一波乱あるかなと思いましたが、展開はシンプルでした。ウィルソンとラングドンとのやりとりは宗教とテクノロジーというかさまざまなサジェスチョンがあり、哲学的なテーマだと思いました。今までの作品の中で1番好きになりました。

  • 近未来?

  • ダンブラウンは大好きだけど、今回は微妙!
    もったいぶったカーシュの謎もそんなに大したことないなぁって感じだし、オチも読めてしまうし...。毎回構造は同じでちょっと飽きてきたというのもあるのかもしれない。

  • ですよね。そうでしょうとも。
    でも一応全員疑った

  • シリーズの中で一番好き。面白すぎて3回くらい読みました。映画化されたら見たいし、新作も待ち遠しい。

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著者プロフィール

1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。2003年刊行のラングドンシリーズ二作目「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たす。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある。

「2019年 『オリジン 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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