オリジン (下) (角川文庫)

  • KADOKAWA (2019年3月23日発売)
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感想 : 82
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  • 本 ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041055984

作品紹介・あらすじ

スペインのビルバオ、マドリード、バルセロナを舞台に、ラングドンの前に最強の敵が立ちはだかる! 鍵を握るのは、人類最大の謎“我々はどこから来たのか、どこへ行くのか”――。
全世界で2億部突破のベストセラー作家、ダン・ブラウンの最高傑作が待望の文庫化!!

感想・レビュー・書評

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  • 下巻読み終わりました。
    所々覚えてつつもいい感じに忘れていて、二度目の美味しいを堪能させてもらいました。
    たぶん覚えてた部分は当時のわたしが鮮烈に印象づけられた部分なのかなと思うと、年を経て読み返した際に気になったところが違うところに時の流れを感じます。

    われわれはどこへ行くのか…
    わたしはキリスト教徒ではないので、カーシュの発見したものを見聞きしても特に違和感はない(科学と宗教を別物として捉えているから?)のですが、キリスト教を信じてる人たちにすると信じるものはどちらか一択しかないのか。どちらもあってよいものだと思うので両立できないのだとしたら悲しいことです。

    また何年かしてこの話を読んだ時にどこが気になるようになっているのか。また読んでみたいです。

  • 約4年ぶりの再読だったんだけど案外覚えてないものだなー。
    ウィンストンが何となく好き。
    専門用語や個人的に苦手な分野の説明は難しくてなかなか頭に入ってこなかったけど、やっぱりストーリー展開が面白くてさすがダン・ブラウン。
    忘れているのもあって結構夢中になって読めた。
    次の新作はいつなのかしら。

  • ビルバオ・グッゲンハイム美術館、カサ・ミラ、サグラダ・ファミリアと観光名所が記載されており、事細かな描写の記述と相まって読書しながらその地を訪れているような感覚に陥った。まるでスペインを旅行しているようであった。
    ストーリーはラストの展開が想像出来てしまったので物足りなさはあるが、全体を通してダンブラウンらしい作品だった。

  • 暗き宗教は息絶えかぐわしき科学が治する
    ウィリアム・ブレイクという存在。ミロのオマージュ。スマホで画像を検索しながら読むと数倍面白い作品。それがダンブラウン。そしてラングトン。完全にトムハンクスのイメージがあるので読んでいて想像しやすい。
    個人的には最後のおちがすごいよかった。AIウィンストンの存在。最終的にAIが人類を支配するというのSF的で好きな展開。そして、初めから登場する謎のメールの差出人が…。すべてエドモンドが仕組んだのか、それともウィンストンなのか。最終的にはわからなかったが。
    AIは言葉を理解しているけど、人間にはなれないように思う。でももし、経験から学ぶなどのことがより人間らしくできるようになれば、それは恐ろしいなと思った。人間とAIとの共生。どう作っていくのか。そしてその時代を生きる人間はどんな知性を持っていないといけないのか。

  • ラングドンシリーズの中で1番好きな作品。
    生命の起源についての記述が面白かった。

  • 進化系人工知能、ウィンストンの登場が面白く、さらに欲を言えば、もっと彼に活躍の場を与えてからのラストの方がインパクト絶大だったのにと残念。
    肝心のテーマですが、宗教指導者たちが発表を恐れた内容という大風呂敷の割にはかなり期待外れでした。

  • ウィルソンが。色々な意味で。もう一波乱あるかなと思いましたが、展開はシンプルでした。ウィルソンとラングドンとのやりとりは宗教とテクノロジーというかさまざまなサジェスチョンがあり、哲学的なテーマだと思いました。今までの作品の中で1番好きになりました。

  • 近未来?

  • ダンブラウンは大好きだけど、今回は微妙!
    もったいぶったカーシュの謎もそんなに大したことないなぁって感じだし、オチも読めてしまうし...。毎回構造は同じでちょっと飽きてきたというのもあるのかもしれない。

  • ですよね。そうでしょうとも。
    でも一応全員疑った

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著者プロフィール

1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。2003年刊行のラングドンシリーズ二作目「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たす。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある。

「2019年 『オリジン 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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