凶宅 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 41
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041056110

作品紹介・あらすじ

山の中腹に建てられた一軒家に越してきた小学4年生の翔太。引っ越しとともに妙な胸騒ぎを覚えると、身の回りで不可解な出来事が頻発する。翔太は家族を守るため、忌まわしい家の秘密を探り始めるが――。

感想・レビュー・書評

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  • 最後の一文まで怖かった……。

  • いい方向に向かってるなあ‥‥と思った途端に絶望にたたきつけられる感じがとても良かった。何も解決しないのがホラーの醍醐味だと思う。

    全部読み終わった後にカバーの絵を見て「あっ…」ってなった。

  • 拓かれた山に建つ新居に引っ越した翔太。
    ふとした時に現れる不穏な影と、妹にのみ訪れる得体のしれないモノたち。
    異常な事態に置かれた翔太は究明に奔走するが…

    真相が完全に明らかにならない分余計に怖ろしく感じたのかもしれない。
    因縁の地から逃げた先でも絡みつく…という結末も絶望的で良かった。
    しかしそれ故に消化不良感は否めない。
    他のものより暴かれる比率が低いように思える。
    ただ、面白かった。

  • 家シリーズ。

    光文社で出てた方も持ってるけどやはりこちらも。
    思い出した~「ババァとゴミ溜めの古い家」の恐怖がハンパない。

    東京から奈良県杏羅市に引っ越してきた小学4年生の日比野翔太。違和感を覚えるその家に住み始めて数日、幼い妹が「山に棲んでいるモノが家に来た」と言い、名前もあるという。少しずつ増えていく「山の者」。続く怪異。
    出会った少年・幸平がまたいい奴で・・・・。
    二人とも気持ち悪くてぬるぬるして耐え難い怖い目にあってるのに、強いなぁ。最後の友情物語はほんと助けになった。
    結末が。おぉおぉえれぇことになってるな、映画の「ハプニング」思い出しちゃうけど。怖い、と言うよりも今回は気持ち悪かった・・・・。

  • 「辰巳家」と「百々山」のワードが出てきた時は思わず血が騒いだ。
    児童が主人公だからか話もホラー現象もトントン、サクサク読み進む。が、読みやすさに油断してはいけない。じわじわ追い込まれていくような地域の住人の黙認という名の悪意、クライマックスのやつらの登場、容赦ない絶望感の決着という後半の恐怖の畳み掛けは一級品。最後の止めの一言も効くなぁ。
    始まった恐怖は終わらない、これぞ三津田ホラー。

  • 光文社文庫で刊行されていたものの復刊。
    『家』三部作はどうやら角川で纏められたようだ。
    確か最初に読んだ三津田信三の長編が本書だったような記憶があるのだが、何度読んでも面白い。ホラーでは定番のどんでん返しが効いたラストがとても好きだ。

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著者プロフィール

2001年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。ホラーとミステリを融合させた独特の作風で人気を得る。10年『水魑の如き沈むもの』で第10回本格ミステリ大賞を受賞。主な作品に『十三の呪』にはじまる「死相学探偵」シリーズ、『厭魅の如き憑くもの』にはじまる「刀城言耶」シリーズ、映画化もされ話題を呼んだ『のぞきめ』、『禍家』『凶宅』『魔邸』からなる〈家三部作〉、『黒面の狐』『わざと忌み家を建てて棲む』『忌物堂鬼談』など多数。

「2018年 『犯罪乱歩幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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