少年陰陽師 現代編・近くば寄って目にも見よ (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 184
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041056271

作品紹介・あらすじ

時は現代。安倍晴明とその孫たちと同じ名と性質を持ち、十二神将を供にして陰陽師を生業とする者たちがいた。
今も都に棲む妖たちが遭遇した、安倍晴明を名乗る禍つものの正体とは?(「久方ぶりの再会」)
夢に立った高淤の神に会うため、紅蓮を伴って東京を発った昌浩の京都めぐりの顛末(「遠からんものは音に聞け」)など、
これまで特別企画でしか読めなかった“パラレル現代版”が再録&大量書き下ろしとともに一冊に!

感想・レビュー・書評

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  • 彼らが『今』の短編集。

    人間以外は、あの時のまま、という設定?
    しかし、人もやっている事や繋がりが同じなので
    あれがすべて現代に、と思っても変わりないかと。

    さすがに現代なので、平和そのもの。
    天敵(?)に再会したりしてはいますが。
    そして…腹黒いというか、ちゃっかりというか。
    なかなかにすごかったです。

  • 図書館から借りて読了。
    なんか京都案内のような小説だった。

  • なんか平安編がどろどろぐちゃぐちゃ悲しい感じだから、よかったねぇよかったねぇと涙が出るよ
    みんな生きてて寿命も削らず、平和に暮らしてて嬉しい

  • 変わるモノ、変わらないモノ、お祭り騒ぎ!

    懐かしさに駆られて購入。少年陰陽師の現代編ということで、昌浩たち人の子は生まれ変わりとかではなく、良く似ているけれども別の者というスタンス。でも神様や神将、物の怪たちはあの頃から変わらず。ちょっと現代っ子な昌浩や比古がわいわいやっているのが楽しい。相変わらずの神将たちも。「凶悪すぎる桃パフェ」を食べたいためにお願いしまくる太陰とか、何気に物の怪や篁に振り回されている苦労性の紅蓮とか。ちょっとした京都観光案内になっているのもミソ。錦天満宮を確認したくなってきた。

    平安編は長すぎて脱落してしまった私ですが、もう一度チャレンジしてみようかな、と思いつつ。

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著者プロフィール

東京都在住。2000年9月『篁破幻草子 あだし野に眠るもの』で作家デビュー。02年1月に発売された『少年陰陽師 異邦の影を探しだせ』より「少年陰陽師」シリーズがスタート。累計550万部を超える大ヒット作となる。その他に『陰陽師・安倍晴明』シリーズ、『吉祥寺よろず怪事請負処』シリーズ(いずれもKADOKAWAより刊行)など。

「2022年 『シャーロック・ホームズを読んだことのない俺、目が覚めたらコナン・ドイルでした』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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