新訳 ハイパワー・マーケティング あなたのビジネスを加速させる「力」の見つけ方

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041056752

作品紹介・あらすじ

全米で「マーケティング・バイブル」と称賛される世界的ベストセラーが復活! Youtube(ユーチューブ)、Twitter(ツイッター)等でも話題沸騰! SNS時代の今だからこそ読み継がれるべき、永遠の普遍性を持った決定版を読みやすい新訳で! これまでに1万人の経営者を指導してきた全米トップマーケターのジェイ・エイブラハムは、フォーブズ誌が選ぶ全米トップ5のコンサルタントで、メンターのメンターと呼ばれる。彼の代表作とされる伝説の名著(旧書名『お金をかけずにお金を稼ぐ方法』)が、2017年10月、読みやすい新訳で復刊されたのが本書である。経営の細かな改善点を豊富な具体例で解説。実践すれば売上アップは間違いなし! 「これから、あなたの周囲にあり、収入を増やしたり成功を手にしたりするために役立つ“結びつき”に気付く方法を教えしましょう。 実証済みの戦略とその利用方法の詳細な実例をお話しします。これを実践すれば、【収入は増え】、【成功を手にする】ことができます。そして【人生は一変する】ことでしょう。
 あなたは、それが【あまりにも簡単】なことにショック覚えるに違いありません。出来過ぎた話だと思いますが?  そうではありません。
 では、【収入増加】に関して、とてつもなく複雑に見える問題を、どれほど簡単でシンプルに解決できるか、お見せしましょう。」(本書より若干編集して抜粋)
 「ビジネスは、顧客の問題解決だ」――多くのコンサルタント、ベストセラー作家の参考書&ネタ元となってきた本書だが、新訳で復刊するにあたっては、前訳で削られていた「ビジネスの本質」を語る重要パートと「インターネットに関する深い考察」をしている章を復活翻訳。

感想・レビュー・書評

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  • コンサルティングや企業の重役、とりわけ、マーケターとして活動するなら必読書と言うべき名著ですね。
    世の中にあるマーケティングの本は少なからず本書の内容を齧っています。
    原著はだいぶ文量も多く、喩えなども分かりにくかったのですが、今回の新訳版は余計なところをバッサリ切り落としていて読みやすかったです。
    重要な理論の成功例が端的に並んでおり理解しやすい上に、何をするべきか?が明確に書かれています。

    筆者が本書の原文を書いたのは何年も前ですから、中身については若干古いところもあります。それらは要所要所、マーケティングの本質を押さえながら、自分でアップデートをするべきですね。

  • マーケティングの基本から応用にいたるまで様々な事例をもとに解説している書籍です。 翻訳なので少し理解するのが難しいこともありましたが、実際に翻訳をするにもかなり大変な仕事だったと思います。 業界の商習慣にハマらないように視点を拡げて物事を考える習慣が大切ですね!

  • この本は正にマーケティングの教科書であると思う。これだけマーケティングのノウハウが網羅され、また、そのひとつひとつにしっかりと手法が記されているものはないのではないかと思う。
    この本の中で1番参考になったのはクライアントは商品やサービスを買っているのではなく、「最終的に望む結果を購入している」というところだ。その商品やサービスを買った後、どういう結果をもたらせることができるのか?クライアントを最大限に幸せにできるのか?そのためのクライアントに最適な提案ができてこそ自分の会社の価値があるというものであると思う。

    今後、取り組みたいことは①主たる社員とのこの本の情報共有、今後の戦略作成→9月末 ②半年間の返金保証のテストマーケティング、対象者の選定と告知→12月から ③アドオンリストの作成、主たる商品、サービスにアドオンできるものはないか?→年内

    また、他の項目も織り交ぜながらマーケティングできないか模索を続けたいと思う。

    何回でも読んだ方が良いと思う本でした。

  • 今の仕事をしていく上でも勿論そうですが、もしゼロから新しい分野で仕事を立ち上げる時に絶対に参考にしたい内容が、沢山でしかも具体的に書いてあると思いました。

    日々の忙しさで全然気にしていなかったUSPは、しっかり設定していきたいものです。

    クライアントに対して、リスクは絶対自分が負うと言うのは、100%の自信がないと言えないですが、サービスを与える側であれば当然にして持っていなければならないと改めて感じました。

    先に読んだブルーオーシャン戦略とにている部分があると感じました。
    やはりビジネスの成功の答えは出ているのかもしれないですね。

    ただ、私が理解力がないだけだと思いますが、バーターの所が読んでも全然入ってこなかった…

  • マーケティングって商売をするに当たってのテクニックというか知識なんだろうなーとボヤーっと読み始めましたが、題名のとおりハイパワー感じまくりの本です❗私たちの普段やっていることでまだやってないこと、これからやれること満載ですが数字化するところは私はもっと学ばなければいけないと感じたところです❗やるべきポイントをしっかりと把握することはとても大事ですね✨お客様を第一に考えること、経営は問題を解決することである、このフレーズがとても好きです。電話やダイレクトメール、ITツールの活用、見込み客ではなく本当のお客を探し、自分達の実験により結果の出やすい方法を常に模索し続けること!できてるようでできてないですね、この本もう一回読みます‼️この読む行動が「自分の行動すべてから最高の結果を生み出す方法を学ぶ」ことになることを信じて⤴️最後自分で言っててカッコいい❗笑

  • ・USPの解像度がグッと上がった。やはり新たな概念は具体例で身につく
    ・ドリルを買いに来た客はドリルじゃなくて穴を欲しがっている。更に言えばその穴は子供の遊具を作るのに必要であり家族を喜ばせたい、幸せになりたいというニーズに繋がっている。このような顧客の真のニーズに気づくことでただ商品を売るだけでなく顧客の視点で寄り添ったマーケティングができる。卓越論
    脚本でいうとベネフィットの部分に相当する
    ・リスクリバーサル→リスクゼロ以上のオファーをすること
    全額返金した上で他社製品の購入代金を負担するなど。
    消費者側の購入にあたっての心理的障壁を下げるだけだと思っていたが、企業側にもいいものを提供しようという力が生まれる点でwinwinと言えるかも
    脚本でいうとオファーの部分に相当する

    翻訳調の本もう読みたくねえ!

  • ★多少赤でも顧客を作り、関係性を構築してリピートしてもらうことで売り上げがあがる。そのためには最初にどのくらいの金、時間を投資してもいいか知る必要があり、そのために顧客のLTVを計算しないといけない。

    ★新規顧客から稼がず、関係構築していくことによって利益を増やしていくという考え方で進める。

    ・1つの商品が売り上げ2万で原価が1万やとすると、初回は1万で売ったり、2万で売るけど、もし誰かが売ってくれたら1万円をその売ってくれた人にあげるとかもある

    ・USP(独自性)を見つけるために、広告や宣伝で明らかにUSPであるものを探して参考にしてみる。

    ・また、USPは自分たちが絶対に提供できるものでないとだめ。無理ならほかのものを探す

    ・先制マーケティング:業界的に当たり前でもそれが説明されてなかったら誰も知らない。そして、それを最初に説明したやつが、そいつらだけのUSPみたいに感じる

    ★そのUSPが客にとってなぜメリットがあるのか明確に説明できるようにしないとだめ

    ・贔屓に使ってる業者があればなぜそれなのかUSPを調べてみる。
    →youtubeよりニコニコ。わかりやすいランキング表示とコメントがあるから。それがニコニコにとってのUSP

    ・クライアントに提供している自分の強みをリストアップする
    →レスの速さ。休みの日で作業できなくてもレスはする。慣れてきたら意外とみんなレス鈍くなるから、この辺は強みやと思う。

    ★リスクリバーサル:顧客が購入に至るまでの不安は全て消しておく。あとは保証。全額返金とか、客にとってのリスクを最小限にする。どんな内容にするかはテストしながら決めること

    ★特に保証を使うことで、品質が低いと全額返金とかになっちゃうので企業側も自然と頑張る流れになるのでwinwinとなる

    ★リード(見込み客)になりそうな人ではなく、質の高いリードを集めるべき。雪かきに対するリードになりそうな人は駐車場が雪まみれの家。質の高いリードは、途中まで雪かきをしたけどしんどすぎて途中で雪かきをやめてる家

    ・まずは成約率の高い属性を発見し、その属性に近い人に絞って狙っていく。

    ・消えた顧客の内、不満があって辞めた顧客はほとんどこっちには不満を言わないが、ほかの客に対して愚痴ったりする。つまり、不満を持たせるのは大損害

    ★消えた顧客でも、一時的に利用をやめていて、こちらからアクションすればまた復活するという顧客は多いので、そういう客にはアクションしてみる。

    ★自分は本気で顧客の幸せを願っていることを伝えるべきだし、実際に客の幸せ、売り上げを親身になって考えないとだめ。

    ★不活発になった顧客と連絡を取ると、活発に戻るかもしれないし、何よりフィードバックが貰える。これがでかい。

    ★顧客は商品やサービスではなく、本質的には結果を購入している。カメラが欲しいのではなく、カメラで綺麗な写真を撮る楽しさを買っている。これは見落とされがち。

    ★顧客リストは常に作っておいて、どんな属性のリードが成約率が高いのか調べる。成約率が高い属性をみつけて、その属性のリードを重点的に取りにいく。

    ★常にABテストを実施する
    二つのやり方を考えて、それを続ける。分かるような指標も作って比較する。これを繰り返す。

    ・同じ労力で何倍も成果を上げるのがマーケティングということを理解する。

  • ビジネスを大きくする方法は
    クライアント数を増やす
    クライアント一人当たりの平均販売額を増やす
    クライアントの購入する頻度を増やす
    ・クライアントの数を数える
    ・一回の取引、あるいは一回の販売で使う金額の平均値を出す
    ・クライアントが一年に何回買うか計算する。

    初回だけ利益を全部販売員に渡す。

    1番問題に対する解決策が求められている。

    クライアントとは他人の保護下にある人のこと。
    つまり信頼できるアドバイザーになったこと。
    かけがけのない友人だと定義する。

    1番有益なことは、顧客生涯価値「L T V」を理解して論理的に理解すること。

    誰かと関係を築く時参入障壁を下げるという論理的な方法を使う。

    幅広い品揃え
    大幅な割引
    アドバイスとサポート
    利便性 立地、在庫切れなし、迅速な発送
    最高級の商品やサービス
    迅速なサービス
    基本以上のサービス
    通常よりも長期または広範囲にわたる保証
    この他、競合にはない独自の強み。

    先制マーケティング。
    誰もしていない事を先手でやる。

  • チャンスを見つけてお金を得るためのマーケティングに関して著者の見識を披露するという本

    比較的鼻につく書きっぷりなのがマーケティング戦略としては少し残念に思った

    内容としては少し古い物も含むが、現代にも活かせるなと思う基本的な内容
    誠実に、クライアントファーストを心がけ、かつ常に利益最大化を試みることが重要か

  • マーケティングの辞書的な本らしい。
    確かに重要概念網羅されている印象。

    メモ
    ・目次
     どこに向かうか全体像を理解する
     現状を把握する
     クライアントの顧客生涯価値を計算する
     人と違う強みを探す
     購入を妨げる最大の障害を除く
     質の高い見込み客にターゲットを絞る
     過去のクライアントとの関係性を再活性化する
     クライアントの満足度と取引額を増加させる。
    ・ビジネスを大きくするには3つしかない
     クライアントの数を増やす
     クライアント1人あたりの販売額を増やす
     購入する頻度を増やす
    ・ビジネスの極意は卓越論
     私から相手へ焦点を移す。GIVEの精神。
     卓越論の先には心地よさ、安心感がある。
     GIVEにより、お客さんから友人へ。
    ・USP、最も不足しているニッチ、ニーズ、ギャップに注目する。

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著者プロフィール

1949年、米国生まれの実践マーケティングの巨匠。『フォーブス』誌が2000年に全米トップ5の経営コンサルタントに選出。ウィリアム・エドワーズ・デミング博士から直接学び、隠れた資産の最大化などにより、不況知らずの成長戦略を提示すると共に、ビジネス倫理の推進者として認知されている 。著書に『マネー・コネクション』(KADOKAWA)、『クラッシュ・マーケティング』(実業之日本社)、『限界はあなたの頭にしかない』(PHP研究所)がある。

「2017年 『新訳 ハイパワー・マーケティング あなたのビジネスを加速させる「力」の見つけ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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