後宮に日輪は蝕す 金椛国春秋 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 146
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041056943

作品紹介・あらすじ

皇太后の陰謀を食い止めた功績を買われ、女装で後宮潜入中の少年・遊圭は、皇帝のお妃候補に選ばれることに。それは無理!と焦る遊圭だが、滞在中の養生院で、原因不明の火事に巻き込まれ……。

感想・レビュー・書評

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  • 色々な出来事が盛りだくさんで、でもうまい具合にことが展開してゆき、とりあえずのところまで一気に終結したという感じ。
    今回も遊圭がストレートに反応しすぎて見ていてハラハラしたけれど、とにかく無事に乗り越えられて良かったね〜

    一方、物語の中であまり良い捉え方をされない玄月だけど、彼は思慮深い(狡猾ともいうけど)ので登場しただけでこちらの安心感が違う。普通にめちゃくちゃ助けてくれてるし、遊圭もっと素直に頼れよ!!
    最後、やっとお互いの気持ちが近づいたかな…?と思ったところでお別れなのは寂しい。

    なんだかんだ言いながらも、3冊目まで読み進めて愛着も湧いてきたこの世界。ここまでを見届けられて良かった。
    この先も新章という形で続きがあるみたい。
    遊圭はどうなっているかな?

  • 今回は、医者になるための試験に合格しなければならないということだけなので、まあ、それなりのすったもんだはあるかもしれないけど、スルっと終わるんだろうな
    なんて思っていたら
    すったもんだがすぎる!(笑)
    中盤以降は一気読みせずにいられない

  • 後宮編、完結。

    女装にも限度ってモンがあるでしょうよ、とこちらがハラハラし通しでしたが、なんとかなりました。

    女官も医学生に。ゆくゆくは女医を。
    遊圭が放った石は、かなり大きな波紋を広げます。
    この1冊で3冊にわたった外戚族滅法の廃止を完結させるためとはいえ、少しだけ性急さが垣間見えるのは仕方ないことなのかな。

    ひとまず、遊々こと薫藤は、皇弟が企てたクーデターのため落命します。
    でも、めでたしめでたしなのです。

    次は、新章。
    星家再興なるか。
    ますます楽しみです。

  • どうやって覆すことが難しい先例からの法をなくすのかと思ったら、裏でするすると。
    主人公の勉学の賜物でもあり、コミュ力の賜物でもあり。

    しかし、他のキャラに比べると、遊圭のキャラがいまいちつかみにくい。
    たまに毒づいているときに彼の本音がかいまみえるが、そりゃ女性のふりして生きてることもあるだろうし、病弱設定だけど、もう少しなに考えてるかわかればなぁと。
    玄月と胡娘と陽元のキャラが濃いのよねー。
    明明もいい味だしてるし。

    いよいよ自由を手に入れて元の姿で生きていくということで、どう成長していくのか楽しみ。
    悩みながら歩くのだろうけどね。

  • 一旦の完結といった感じ。

    大団円とはいかないけど、ケリはついたかな。

    まだ続きがありそうですね。

    明々は可愛いけど、イマイチ主人公の少年が好きでないのでなー。

  • 2018/07/13。
    はあ、ほんと面白かった。
    春先にハマった本が続きが気になるまま待ち状態に入ってしまい、もうまた本はいいかなぁなんて思っていたけど。
    いやいややはり物語っていうのはなんて素晴らしいのでしょう。

    架空の王朝の後宮が舞台だけど、現代にも通ずるものがあるなあと。
    寓意に満ちていて、だからって説教くさいわけでもなく、ほんと面白かった。
    そしてちゃんと完結したので嬉しい。

    キャラクターが魅力的だし、続きが気になってどんどん進んでしまう。
    最後の一ページまでしっかり楽しめました!!

    新章も楽しみだな〜♪♪(〃ω〃)♪

  • 2018/07/01
    ちょっとずつ遊圭と玄月の関係が深くなっていくのと、若い子たちがめちゃめちゃ葛藤してるのと、大人たちがついつい子供を過保護にしてしまうのを今巻まで読むと愛着が湧かないはずがなかった、、、好きです

  • 女装もだんだん難しくなってきた遊圭、いつバレるかとドキドキしながら読む。体も弱いのに無鉄砲で、次から次へと危機が、振りまわされる明々、たまらないだろうなぁ。結局、日蝕は?と思ったが、最後バタバタと収束したので、どさくさに紛れてどこかにいっちゃったのかなー

  • 2018.3.9読了

  • 金か国春秋、3部作と思っていたら、帯に後続ありますと、予告。
    女の子が、男装して男社会を泳ぐ話は、ままありますが、逆バージョンは、思いつかない、病弱主人公は、あっても後宮世界と2重のしばりの中成長する遊圭の素直さがいとおしい、対極の玄月が、自分が棄てざるを得なかったものに対するジレンマと今ある自負心を覗かせるあたりがたまりません。最後の「敵になるなよ」は、本音だね。

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著者プロフィール

1966年島根県生まれ。神田外語学院卒業。プログラマー、介護職などを経て、現在ニュージーランド在住。2013年、第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、受賞作を改稿、改題した『天涯の楽土』でデビュー。

「2018年 『青春は探花を志す 金椛国春秋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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