黄泉がえりの町で、君と (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 25
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041056981

作品紹介・あらすじ

北関東の平穏な町で、事件は起こった。
葬儀場で死者が甦り、他の遺体を貪り食ったのだ。
葬儀社の若社長・遼一は、風評被害を振り払うため、調査を始める。
同じ頃、遼一の妹で高校生の佐紀も、ある変化に気づいていた。
町の幽霊の様子が変――。
そう、佐紀には霊が見える。長い間、それは佐紀だけの秘密だった。
けれど同じく霊が見える少年、颯太と出会い……。
日本ホラー小説大賞受賞の実力派が描く、怖くてときめく青春ホラー!

キーワードは
よみがえる死者(ゾンビ)
大量殺人鬼
ゲーム系ホラー
幽霊
そして、ボーイミーツガール。

ひとつでも、キーワードにピンときたら読んでみて!
おぞましいのに切ない、
恐ろしいのにきゅんとする。

日本ホラー小説大賞受賞の実力派が描く、
面白さ太鼓判の青春ホラー!

(単行本『黄泉がえり遊戯』改題)

感想・レビュー・書評

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  • 盛りだくさんで勢いのあるホラーサスペンス。閉塞感のある地方の町で死体が蘇る事件が発生する中、葬儀屋の主人公は、先行きの見えない自分の人生と自分に反発する高校生の妹に疲弊しながら、死体が蘇る謎に深く関わっていくことになる。一方で、親代わりとなっている兄に複雑な思いを抱く妹は、霊が見える力を通して町の異常を調査していくことなる。
    凶暴な蘇りと理性的な蘇りの謎、霊の見える少女と少年、町おこしの中に見え隠れする陰謀、都会から帰ってきた旧友、町の英雄たちの伝承、要素は盛りだくさんですが、すれ違う兄と妹の気持ちを軸に話が進んでいき読みやすい。
    死体が蘇る異常事態に対して多くの町民が当事者意識がないのが微妙にリアルだ。
    細かい粗を言い出すといろいろ不満はあるのですが、読ませるエネルギーのある作品で、序盤の得体の知れない事態が進行していく恐怖感と二方面から謎に迫っていく緊迫感は楽しめました。

  • あのとき一瞬死んだのかなー

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