暗闇のアリア

著者 :
  • KADOKAWA
3.06
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本棚登録 : 157
レビュー : 34
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041057001

作品紹介・あらすじ

相次ぐ自殺の謎
警察庁に作られた特命捜査班
夫は何をしていたのか……

真相はどこにある? 一気読み間違いなしのノンストップ・エンターテインメント

===
夫は自殺ではない、殺されたのだ。

警察から連絡を受けて、富川真佐子は呆然となる。自殺の状況は完璧にそろっていた。でも、絶対に違う。夫は死を選べるような人ではない。この自殺の背後には、きっと何かある――。真相を探る孤独な闘いが始まった。
警察庁では、真佐子から相談を受けた元刑事の井岡が、内密に過去の事件を調査していく。次々と明らかになる不可解な自殺……。もし、自殺大国と言われる日本で、多くの「偽装された死」があるとしたら?
ついに二人は謎の鍵を握る男の存在にたどりつく。が、彼はすでに異国の地で死んでいた!?

闇にうごめく暗殺者は、なぜ生まれたのか?
国際的スケールで展開する極上エンターテインメント!

感想・レビュー・書評

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  • 警察から夫が自殺したとの連絡を受けるも、納得がいかない妻の富川真佐子。状況は完全に自殺を示すも、わずかな手掛かりを基に独自に調査を開始する。一方、真佐子から相談を受けた刑事の井岡らは、内密に検証を始める。すると、似たような状況で自殺とされた案件が次々と・・・
    次から次と出てくる登場人物が自殺自殺では。。。人間関係の関わりや、何故に死ななければならなかったかを思い出すのに苦労したところも。復讐であればターゲットをもっと明確にしてほしかったが、ビジネスとして請け負うのもありかなと。

  • うーん、あまりテンポよくは読めなかった。
    冒頭は、まずまずだったはずなのに、なんだか話が大きくなって、色んな立場は入り組んで、理解が追いついていかなかった。警察官(刑事)チームは、エリート君も含めて好きだったのだけど。
    自殺と見せかけて殺す殺し屋というのはわかるのだけど、ずいぶん殺さなくてもいい人も殺しているように感じたし、歌っていた歌がなんだったの?
    後味も悪くて残念。
    『ホワイトアウト』の映画化をきっかけに読み始めたのだけど、私には今でも『ホワイトアウト』が1番みたい。

  • 最後まで結末が分からずハラハラして読み終えた。
    こんな小説は久しぶりでワクワクした。

  • 実際に疑わしい自殺はたくさんありそう

  • 真保裕一のクライムサスペンスは久々に読みます。
    うじうじと過去を引きずる男、現実にめげず真実を追う強い女。
    20年ほど前の真保裕一作品を読むかのような気持ちに襲われながら読みました。

  • なかなかスリリングな展開で面白かったですね。ある不可解な自殺を遂げた夫の死の真相を明らかにすべく動き始めたライターの妻と、それに呼応して動き出す警察。複雑怪奇な連続自殺事件の真相に近づいた時、暴力団やロシアやアメリカをも巻き込んだ壮大な展開についていくのがやっとでしたが、復讐の鬼と化した真犯人の姿が神秘的でした!
    最後の終わり方も、なかなか謎めいていて良かったです!

  • 面白くない訳じゃないけど、一気に読む!までの熱は持てなかった1冊。
    何故なのか。
    いろいろ考えた結果、犯人側の動機というか心情がよく解らないからじゃないかなぁ?と。もちろん現実において殺人犯の心情なんて解らないことのが多いんだけど、フィクションの中では少なくとも「何故」解らないのかくらいはぼんやりとでも判りたいんだよね。
    伏線だと思ってた大国や大っきな会社の思惑とかスルー?私が理解できてないだけ?ってことはそことか要らないかも?(←暴論)
    同じ着想で、国際的なものまで広げなくて国内でこぢんまり(笑)とシンプルに、更に犯人側から描いてくれたら私の好みなんだけどな。
    犯人まだ殺人続けそうだし、続編書いてくんないかな。
     ■ ■ ■ ■ ■ 
    主人公のひとりである真佐子さんの行動が切ない。
    内側の幸福偏差値が低いオバさんの、なんて言うのかな…矜持?の残滓みたいな。
    最後の駅のシーンでつのる哀しさに共感できるひとはあんまりいないんじゃないかな。
    同じくオバさんである人間のうちの、ほんの一部かも。
    ものすごく読み手を選ぶ主人公だと思う。
    姑と娘にしこり残ってそうやけど、彼女の今後がそれなりにでも幸せなものでありますように。
     ■ ■ ■ ■ ■ 
    対して、「自分の不幸に酔う」という(所謂)男のひとの得意技を持ててる井岡さんは放置するなり。
     ■ ■ ■ ■ ■ 
    それにしても浮気相手、強烈やな!

  • 出だしに勢いよくも、最後まで続かない。残念。

  • 大きな風呂敷を広げたまま終わった。何ら謎解きをせず。
    家庭内別居状態の夫が自殺して、「あの人が自殺するはずがない」などと張り切る週刊誌記者。
    妻が浮気相手のマンションで飛び降り自殺した刑事。
    現職警察官なのに何故か「元刑事」とミスリード。
    介護状態だった親戚やいじめ相手、大使館員、暴力団。大きいところから卑近なところまで。理由を語ることのない殺し屋。恨みなのか何なのか。遺書のモアレ縞を作り出し、電話音声を合成する。その技術どこで身に着けたの。
    モヤモヤするだけで読後感は悪い。
    物語の最後を見ると、今後も殺人を続けるよう。

  • 夫の自殺に疑問を持った真佐子は、元刑事の井岡に相談をし調査を開始した。ふたりは謎の鍵となる青年の存在にたどり着くが、彼は異国で既に死んでいた…。

    ページが進むにつれどんどん登場人物が増えて話が大きくなっていくけれど、描写が希薄なのでついていけない。このところの真保裕一作品はがっかりさせられてばかりのような気がする。
    (Ⅾ)

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。91年に『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞。96年に『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、97年に『奪取』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞長編部門、2006年『灰色の北壁』で新田次郎賞を受賞。

「2018年 『オリンピックへ行こう!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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