山の霊異記 赤いヤッケの男 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 23
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041057339

作品紹介・あらすじ

赤いヤッケを着た遭難者を救助したため遭遇した怪異、山の空き地にポツリと置かれた大きなザックから夜出てくるモノ……自らも登山を行う著者が、山で訊き集めた数々の怪談実話。新たな書き下ろし2篇収録。

感想・レビュー・書評

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  • 安曇潤平『山の霊異記 赤いヤッケの男』角川文庫。

    山岳怪談短編集。書き下ろし2話を含む、28話を収録。面白いことは面白いが、反面、似たような話もあり、飽きが来る部分もある。その中でも表題作の『赤いヤッケの男』は秀逸。

    山という文明社会から隔絶された過酷な世界を舞台に様々な怪異が描かれる。一歩間違えば死の淵が待ち構え、はからずも命を落とした山屋たちは自らの死に気付くこともなく、ただひたすら山をさ迷うのであろう。

  • 暑い日が続くので、夏の定番。
    怪談の本でゾクッと。

    山好きな筆者が実際に経験したお話から、人から聞いた話。
    短いお話がたくさん収録されてます。

    心霊現象ってあんまり信じないんだけど、やっぱりこういうの読むと怖くなっちゃう。
    とりあえず、一人で山には入れないなぁ…と思った。

    そして、日本の山は標高は高くないのに難しい山が多いって知らなかったので、びっくり。
    あと、この本の単行本バージョンの表紙が怖すぎて…!
    amazonで買ったら、暫くそっちのバージョンがあなたへのおすすめで出てきて怖かった 笑
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  • 山は地上とはどことなく違う。
    空気なのか何なのか、上手く言えないけれど
    やはり何が違う。
    幼い頃、母に連れられ割と沢山の山に登りました。
    その影響もあってか、山岳小説も大好き。
    しかし本書の中に出てくるような体験をして、
    果たして再度山に登りたいと思えるだろうか…。

    そこまで恐怖を感じる内容な訳ではないのですが、
    山の不思議さと相まって恐ろしさ倍増。

    山小屋、私絶対泊まれないな。

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プロフィール

1958年、東京都生まれ。ウェブサイト「北アルプスの風」を主宰。山登りと酒と煙草を愛する。99年、くも膜下出血を発症するも奇跡的に回復する。その後、サイト内にて怪談作品を発表。2004年、『幽』第二号から連載の「山の霊異記」でデビューする。08年に怪談集『山の霊異記 赤いヤッケの男』を刊行。怪談語りにも長けており、さまざまなメディア(怪談TV番組、『R25』、『ほんとにあった怖い話』など)で山の怪談の第一人者として取り上げられるなど活動の場を広げている。

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