- KADOKAWA (2017年7月25日発売)
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感想 : 18件
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784041057353
作品紹介・あらすじ
鳥人間コンテストに挑む人力飛行機サークルで、プロペラを作ることに青春をささげた理系女子の恋(「トリガール! 二人目」)。無骨な人情家にして、最高にロマンチストなアニキが語る恋愛相談(「その男の恋愛相談室」)。久しぶりに再会した学生時代の恋人と、ホタルを探して散歩する静かな夜――(「はぐれホタル」)。もどかしくて繊細な恋心を掬い取った、珠玉の短編の数々。恋愛小説の名手が紡いだ文庫オリジナル短編集。映画原作『トリガール!』スピンオフ短編、「映画公開記念 中村航×土屋太鳳 特別対談」も収録。
感想・レビュー・書評
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他の作品のスピンオフのようで、それを読んでいれば楽しめたのかな。
終始よくわからなかった。
木戸さんの人生相談はよかったかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
トリガールのスピンオフ小説はそれなりに楽しめたが、他がよく分からなかった。
土屋太鳳ちゃんと中村航との対談が一番楽しめた。 -
映画化・・・知らなかった
芝浦工業大学も知らなかった
それなりに面白かった -
本館
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中村さんの本に出てくる、穏やか癒し系なやり取りが好きなのですが、この小説は雰囲気が違った。ちょっと残念。
木戸さんの印象が1番強く残りました。 -
短編集。
トリガールなど?
他の作品もあるのかないのかあんまり読んでないからわかりません…(;´Д`)
不思議な世界観。 -
今までの作品のスピンオフも入った短編集。中村航ファンならたのしめるのでは。
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20180725 はぐれホタルがよかった。
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2018/05/26読了
先にトリガールを読むべきだった!
スピンオフ二冊と我らが木戸さんが出てくる短編。
ふとした時に出てくる、謎のアニキの木戸さん
スターシステムで現れるのはとても面白いし、また会えた!という感じがしまして
ほかの作品をまた読んでから、再読すべきだー!
面白かったのは、というより、見どころは
男三人、恋に破れ、サンリオピューロランドに行くところ。
パレードに圧倒され、キャラクターに圧倒され
ドはまりしていく可愛くもむさくるしい男性たち
読んでいて笑ってしまった。こういう雰囲気がとても好きです。
夢の魔法に浄化される光景がほんとうに素敵でした。
みんなが幸せになりますように! -
題名に釣られて衝動買いしました。
実は「トリガール!」をまだ読んでないのですが、それでも充分に楽しめました。
色々な目線から繰り広げられる恋愛模様にドキドキが止まりません!
若くてまだまだ不器用な青春の風が吹き抜けていく そんな気分です!!!
読み終えた後「これはトリガール!も読まねば!!!」と、どハマりしております -
請求記号 913.6/N 37
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中村航の新作短編集って、少し期待したけど・・どうも感覚的に合わなかったな・・トリガールの後日談みたいな内容もピンとこないし・・中村作品はまったり感と透明感が癒しみたいになってたけど、最近の作品では違和感が残る。まぁ、作風が変ったんじゃなく僕の好みが変ったんだろうなぁ~結果的に不満が残った。
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「トリガール!」のスピンオフ作品が入っているということで読んでみた本。
「トリガール!」のスピンオフはもちろん、その他の物語もサラッと読めて良かったです。
色々な恋のお話が出てきて、昔を思い出すような少し切ないお話もあれば、心があたたかくなるようなお話もありました。
難しくなく、わかりやすいのでサラッと読みたい方にオススメです。 -
「トリガール!」をはじめとする既存作品のスピンオフ的な短編集だ。
中村航作品らしく軽妙な調子でちょっと変わった人たちが恋や友情にばたばたしながら生きて行く毎日を描いている。
個人的には告白することもなく失恋してしまった男3人がサンリオピューロランドへ行くという短編が面白かった。 -
中村さんの文章には難しい言葉が少ない。
愛とか勇気とか、約束とか仲良しとか、大事すぎて、大事だ、ってことを見失いがちなことを、誰にでもわかる言葉で、わかりやすく教えてくれる。
ぎゃふんだな、とか、ぐっとくる、とか、本当にそうとしか言い表せない瞬間に、その言葉を使ってくる。ぴったし、って感じだ。
そうかと思えば、題名もそうだけど、少し哲学チックなことも言う。あくまでチックだけど。
細胞だって日々入れ替わってる、5年もたてばまるっきり別人だ。そうやって哀しみとかいろんなものも薄まっていく。でもその経験全部まるっと自分だ。それを受け止めて、その入れ替わった細胞の分だけ、昨日よりちょっとだけ強く生きられる気がする、そんな本でした。
著者プロフィール
中村航の作品
