三人娘 手蹟指南所「薫風堂」 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041057551

作品紹介・あらすじ

初午の時期を迎え、「薫風堂」に新しい手習子がやってきた。四カ所の寺子屋に断られたほどの悪童を、師匠の雁野直春は、引き受ける決心をする。一方、端午の節句が迫ったある日、二人の武家娘が直春を訪ねてきた。ノブと菜実は、幼馴染みの美雪が想いを寄せる直春を、ひと目見ようとやってきたのだ。だが菜実は、誠実な直春に只ならぬ関心を寄せるのだった──。著者の新たな代表シリーズ第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • 手蹟指南所「薫風堂」の続編、三人娘、波紋。
    実に好ましい主人公の若者、雁野直春。

    二人だけで決めた婚約者美雪の幼馴染二人が
    薫風堂に探りに来る。
    真面目なノブ、誘惑的な菜美。
    ブサイクな縁談を持ち込まれた菜美は腹いせに
    直春を誘惑し、女を知らなすぎの直春は翻弄される。

    2巻目の騒ぎも伏線となり、
    師範代を務める道場に、金銭目当ての道場破りが
    うまく追い払うも、瓦版に出ることで
    薫風堂にも野次馬がたむろし、手習い子が誘拐され。。。
    返り討ちし、無事に奪還。
    今回は騒ぎはごめんと、子供達と秘密に。

    瓦版で薫風堂の開所のおりから、直春を応援してきた
    昔馴染みの猪吉。戯作者になるのが夢だった。
    道場破りの騒ぎの後、御家人の五男坊、捨五郎と知り合う。

    他とは違う手習い所と評判を聞きつけ
    見学に訪れたのは、大きな版元北斗屋庄兵衛だった。
    何度か見学し話をして、教育者としての気概を知り
    本を出さないかと依頼される。

    新しく、話が各方面へと展開し次巻が待ち遠しい限り。

  • 201706/三人娘の章はこのみじゃなかった。男性作家ならではなエピソードな気もするけど、この主人公にはそういうのあわない気が。

  • 70

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著者プロフィール

1944年、徳島生まれ。1993年、一人芝居「風の民」で第3回菊池寛ドラマ賞を受賞。2011年「軍鶏侍」で時代小説デビュー。書き下ろしの同作は、歴史時代作家クラブ新人賞を受賞するなど、圧倒的な評価を得る。

「2018年 『明暗 手蹟指南所「薫風堂」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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