おこらせるくん

  • KADOKAWA
3.10
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本棚登録 : 145
感想 : 11
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  • 本 ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041058008

作品紹介・あらすじ

おこらせるくんは、ママを怒らせるために生きています。「ちょっと~~!まだきがえてないの?ちこくしちゃうでしょ!」──おそらく園児のいる日本中の家庭で毎日のように繰り広げられているこの光景。ママの言うことを全然聞かないおこらせるくんは、ほら、あなたのお家のお子さんにそっくり! 帰宅途中、ママはおこらせるくんに、誕生日プレゼントは何が欲しいの?と聞いてみます。すると、おこらせるくんが「おこらないママがほしい」と言ったものだから、そのときママは……!? のぶみさん自身が「これまで子どもに最も怒ってしまったエピソード」について全国のママに大々的なアンケートを実施!日本中のママたちの声が、この1冊にすべて詰め込まれています。

感想・レビュー・書評

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  • のぶみさんの絵には色んなものが隠れているので、カタツムリやうんこやおばけのお母さんやしんかんくんが隠れていて喜んでいました。話は最後、親が思っていることを代弁してくれていますが、子どもに伝わったかな。なかなかの重いセリフなので、自分が女優になったつもりで読み聞かせしてます。
    〇未就学児~

  • 7歳2ヶ月の娘
    4歳2ヶ月の息子に読み聞かせ

    やっぱり私は苦手な
    のぶみ作品
    でも子どもは気に入って借りてくる

    母親目線でみちゃうからなのかなーー

  • 子供ウケはよかったけど言葉遣いが…

  • 2019.10.25


    やはり話し方や言葉遣いとかいろいろ目につくな
    子どもにとっての絵本の意味を考える

  • 我が息子の事かと思ったわ!

  • のぶみさんの絵本を初読み。予想はしていたが、自分は好きになれない絵本だった。

    冒頭で「おこらせるくんは ママを おこらせるために いきています」で、不快と不安と疑問でいっぱいになった後、イヤイヤ期らしい小さな男の子が、延々とママとなめきった態度で怒らせていくし、ママはそれに対してひたすらキレている、だけ。
    ずっと、お互いに解決しようとする動きもない。喧嘩、喧嘩、喧嘩の繰り返し。二人の仲が前進しないまま終わるかと思ったが、誕生日プレゼントに「おこらないママがほしい」と言われ、ママはそこで「ママはあんたが好きだから怒るんだ」と語り出す。そしてあっという間に、怒らないママと、ママのことが大好きなおとなしいいい子で終わった。
    子供側の話が一切なく、ママのごり押しで解決する展開。そしてそれらは、すべて会話だけで話が進んでいた。ナレーション一切なしだ。
    読んだ後は、親として不快感が残る。(中学生の子は「だから何?って感じ。親の都合で終わってるよね」と吐き捨てた)

    さらに引いたのは、作者紹介ページ。折り返し部分にぎっしり書かれていたのは、人生経験の経歴。小学校での体験、チーマーで総長だったとか、絵本作成途中で精神疾患を患ったなど。人柄が見えてうんざりした。多くの絵本を出版されているのだから、有名になった絵本を並べるだけで印象が違うだろうに。

    子供に見せたいと思わない。ただ、何が自分を不快にさせるのか教えてくれる絵本でもある。

  • ママの愛すごい。

  • クレヨン○ちゃんの スゴい版…母は強し!!…

  • おこらせるくんが,「ママのそばからはなれません」のページがいいですね。最後に,どんでん返しがありますが(笑)。

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著者プロフィール

1978年、東京都生まれ。絵本作家。「ぼく、仮面ライダーになる!」シリーズ(講談社)や、「しんかんくん」シリーズ(あかね書房ほか160冊以上の絵本作品を発表。NHK「おかあさんといっしょ」で、「よわむしモンスターズ」を制作。NHK「みいつけた!」では「おててえほん」のアニメーションを担当するなど、幅広く活躍している。
東日本大震災でのボランティア活動をもとに書いたエッセイ・コミック『上を向いて歩こう!』(講談社)は、森川ジョージによるリメイク版が生まれるなど、話題を呼ぶ。福島応援キャラクター「あたまがふくしまちゃん」を制作。Twitter, Facebook,を通じて、ファンとの交流や情報発信を積極的に行っている。

「2016年 『ママがおばけになっちゃった! スペシャルシールブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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