ブラタモリ 10 富士の樹海 富士山麓 大阪 大坂城 知床 (10)
- KADOKAWA (2017年9月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041058107
作品紹介・あらすじ
街の成り立ちを、土地や建物に残された痕跡から、歴史・文化・地質学などさまざまなアプローチで掘り下げ、これまでとは一味もふた味も違うディープな街歩きを楽しめます。
収録される放送回
#50 富士の樹海 ~日本を支えた?樹海の正体とは!?~
#51 樹海の神秘 ~日本を支えた?樹海の正体とは!?~
#52 富士山麓 ~富士山最大の玄関口はどうできた?~
#53 大阪 ~大阪はなぜ日本一の商都に?~
#54 大坂城 ~大坂城はなぜ難攻不落?~
#55 知床 ~世界遺産・知床は“火山”のおかげ!?~
感想・レビュー・書評
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青木ヶ原樹海の鳴沢の風穴・氷穴には、幼少期に行った記憶があります。
方位磁石が全く使えないと聞いていたのですが、そうではないのですね。
大阪城、知床も興味深かったです。
TVで見たかったですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第10巻は富士山麓・大阪・知床。
富士山は2回目だけど、前回は静岡側の富士山。今回は青木が原樹海など山梨側にスポットを当てる。
今作で取り上げているところは、全て行ったことがあるところ。富士山については、この秋たくさん勉強したので、「タモリでも知らないところがあるんだ」とニヤリとしてしまう。
たまたま違う資料を借りようと立ち寄った図書館で見つけた書籍の「ブラタモリ」。現在12冊まで出ているようだが、10巻を機に一旦お休み。
自分が今までいかにその土地の歴史にばかり気を取られていたか、すごく実感できた。地学が苦手だったけど、「ブラタモリ」を読むことで、ちょっと好きになれたし、今後の仕事に役に立つこと、間違いなし! -
なんと 太閤さんが建てた城の土台から
まったく埋め潰して 今の大阪城が
建てられたんですね!
城は焼けたのは知ってますけど
土台まで 埋めなおしていたとはなぁ
徹底的に徳川は 太閤さんのものを
なくしたかったんでしょうね・・・ -
2階集密 : 290.9/NHK/10 : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410163145
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NHK「ブラタモリ」制作班監修『ブラタモリ10 : 富士の樹海 富士山麓 大阪 大坂城 知床』(KADOKAWA)
2017.9発行
2017.11.24読了
縄文時代、大阪は海の底に沈んでいて、ただ大阪城周辺だけが陸地だったらしい。梅田の由来は聞いたことがあったけど、まさか千里丘陵と生駒山地に囲まれた土地が全て海だったなんて知らなかった。大阪に住んでいながら、自分がどういった土地に住んでいるのか、ちっとも知らなかった。
URL:https://id.ndl.go.jp/bib/028483724 -
富士の樹海と言うとどうしても人生の旅立をするために訪れる方がいる青木ケ原樹海が浮かんでくる。
樹海が方位磁石を狂わせるのは、本当だった。その原因は、石に含まれる磁鉄鉱(じてっこう)という磁気を帯びた鉱物だった。石はほとんどの場合、磁気を含んでいる。思いもよらない原因が自然に転がっていた。
そして、溶岩も方角を見失う理由だった。迷える子羊が生まれるには理由があった。
富士山最大の玄関口はどうできた?では、富士吉田市を取り上げている。江戸時代に富士山に登山するのがブームになった。「富士講」という富士山を信仰して富士山頂に祈願しに行く集団を指す。
その痕跡が富士吉田市の上吉田で見ることができる。北口本宮冨士浅間神社は日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征したときに創建されたと伝えられる由緒ある神社だ。
神社に向かう通りには伊勢神宮の回でも話題になった御師(おし)が今もいる。御師とは今で言うコンシェルジュのようなものだ。
上吉田の誕生に地形が大いに関係していた。痕跡が見られる。
地形が大きな存在となっているのがこの番組を見るとよくわかるなあ。
それにしてもいつになったら林田さんが登場していた頃の放送回を書籍化するのか気になる。 -
放送では載せにくいマニアックなネタをもっと載せてくれれば、もっと面白いのに。