瞳の犬 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041058381

作品紹介・あらすじ

夏の公園に虐待の傷を負い捨てられていた黒いラブラドールレトリーバー。介助犬訓練士の三崎達郎は、犬に運命的なものを感じテレサと名づけ介助犬として育て始めた。かつて母の死によって心の傷を抱える達郎はテレサに不思議な癒やしの力を感じたのだ。やがて、公園で出会った12年も口のきけなかった女性をテレサは治し、達郎はその瞳が起こす奇跡を目の当たりにする。だが直後、テレサの飼い主だと名乗る男が現れ……。

感想・レビュー・書評

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  • 犬と人との 感動物語です。
    犬好きさんだけではなく、
    動物好きさんに
    オススメです

  • 捨て犬の黒ラブを介助犬として訓練する経過とそれを取り巻く人間関係などを丹念に描いている。

    「最後の一秒まで、テレサに笑顔で接することがお前の役目だ。」今度はできるだろうか。でも、そうしたい。

  • イヌは苦手だけど、こんなに心が通じ合ったら癒されるだろうな。いい人と出会えてテレサもきっと幸せだったはず。願えば叶うこともあるかも。

  • 読むと、飼い犬に優しくなれる!
    何度も同じ話が出てくる…
    テレサすてき!
    夫婦愛にも感動する

  • 介助犬、テレビで見たことはある。実際に会ったことはない。こんな犬も居るのかもしれない。あんな人は犬を飼ってはいけない。テレサ、楽しく長く介助犬の仕事がしたかったね。

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著者プロフィール

 メフィスト賞受賞作『血塗られた神話』でデビュー以降、ノアール小説から純愛小説まで幅広い作風で数々のベストセラーを持つ。代表作は『溝鼠』、『カリスマ』、『無間地獄』、
『黒い太陽』、『忘れ雪』、『虹の橋からきた犬』等。また、新堂プロを立ち上げ、タレント、アイドル、作家のプロデュース、漫画原作等も手掛け、その才能は多岐に渡る。

「2024年 『虹の橋からきた手紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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