少女は夜を綴らない

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 119
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041058664

作品紹介・あらすじ

“人を傷つけてしまうかもしれない”という強迫観念に囚われている、中学3年生の山根理子。彼女は小学6年生のときに同級生の加奈子を目の前で“死なせてしまった”ことを、トラウマとして抱えていた。 “身近な人間の殺害計画”を“夜の日記”と名付けたノートに綴ることで心を落ち着け、どうにか学校生活を送っていた理子の前に、ある日、加奈子の弟・悠人が現れる。“加奈子の死”にまつわる理子の秘密を暴露すると脅され、理子は悠人の父親を殺す計画を手伝うことに。やむを得ず殺害計画を考えるうち、誰にも言えなかった“夜の日記”を共有できる悠人に心惹かれていく理子。やがてふたりは殺害計画を実行に移すが――。

感想・レビュー・書評

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  • 過去の出来事から加害恐怖を抱え、周りの人間を殺害する妄想を書き綴る少女。そして父親の暴力に苦しめられる少年。二人で立てる完全犯罪の計画と、周りで起こる事件と疑惑。全体的にひりひりとした痛々しさを感じさせられる物語でした。感情移入して読めば読むほどつらく、だけれど読む手は止められません。ただし、読み終わった後の印象はそれほどひどくもなかったかな。完全にハッピーエンドでもないのですが。
    過去の「事件」の真相はまあわかったけれど(ミステリ読みなら「それはない!」って思うよなあ)。そういう動機だっただなんて。分からないでもないけれど、それが主人公にあれほどの傷を残してしまったとなると……ひどい。しかし結局はあの子もあの子も被害者だったのだなあ、と切なくなりました。

  • 強迫観念・加害症を持つ女子のお話。彼女の心の動き、しっかり伝わってきた。殺人とか結構しんどい内容なんだけれど、うまくまとまってるし、スススッと読めた。思ってたよりも良かった。
    それにしても。現代の中学生の一部分なのか、そういった症状の独特の考えなのか。自分がもう少し(もっと?)若ければ、違った風に受け取ったかなあ。

  • 読みやすい
    似たような登場人物が多くて覚えにくい

  • 2018.2.1読了。少し期待とは違ったかな…

  • ノートに綴る殺人計画。でもそれは、主人公の心を安定させるためで…。

    途中でページを閉じてやめようと思いつつも、結局最後までいっちゃった。文章は読みやすくていい。

  • 12/06/2017 読了。

    図書館から。

    前回の話のが好み。
    淡々と淡々と暗めな感じ。

    でも、続きは気になるから
    さくさく読んでしまう。

  • 友達を殺してしまったと加害恐怖症に苦しむ少女理子は、人を殺す妄想を日記に書き続けていた。こんな大きな闇を抱えて生きているってなんてしんどいことだろう。
    理子と悠人の家庭がもっとまともだったら、普通に中学生生活を送っていられたのに。
    少し光の見えるエンディングにホッとした。

  • 【所在・貸出状況を見る】 https://sistlb.sist.ac.jp/opac/volume/207071

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