- Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041058909
作品紹介・あらすじ
<コロボックル編後編>雪中行軍訓練の際に八甲田山で撮影されたというコロボックルは存在するのか…?<人穴編>迫害されたキリシタンの村を支配するバケモノとは…?
感想・レビュー・書評
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1〜4巻
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帯表
小泉八雲、幽鬼録
陸軍が執拗に進めるコロボックル捜しには、
明治日本の野望が秘められていた。
オシラサマに導かれて台湾からやって来た少年、マク。
「先住民」の彼が、もう1つの「先住民」捜しに巻き込まれる。
『北神伝綺』、『木島日記』に続く
民俗学ロマンシリーズ第3弾!!
帯裏
明治時代、日本。
来るべき大陸進出を視野に入れた陸軍は、
戦力増強のため“ある研究”を進めていた。
日本の版図に組み込まれて間もない台湾。
山岳民族の少年マクは、姉の婚約者を捜しに来日するが、
軍の思惑に巻き込まれ八甲田山にコロボックルを追う旅に同行する・・・。
三郎と松岡の出会いやキクリの初登場を描く前日譚「蝮指」も収録。 -
3巻と4巻の刊行ペースが今までと違い過ぎてびっくり。また、しばらく空くのかな?雑誌連載では読んでいないので、どんなペースなのかは把握できないので、本屋さん行ってびっくりなわけです。
八甲田山でコロボックル捜索と、甲賀三郎と松岡の前日譚。
急激に富国強兵を目指し近代化を推し進める明治の日本。その流れの中、宗教・信仰の分野での近代化を進める松岡の若かりし頃の話。
近代化=神殺しとなる理由がよくわからないですが、理論で説明できないものを解明し系統立てる、という意味が神殺しというのであれば、理解可能かなと。
それを30年でやるというのは無理がある話ですが。