全日本探偵道コンクール セーラー服と黙示録 (角川文庫)
- KADOKAWA (2017年11月25日発売)
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感想 : 12件
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Amazon.co.jp ・本 (496ページ) / ISBN・EAN: 9784041059319
作品紹介・あらすじ
全日本探偵道コンクール──高校生探偵の日本一を決める『探偵の甲子園』である。そして今年、全国津々浦々から激しい地区予選を勝ち上がってきたチームは、因縁浅からぬ『聖アリスガワ女学校代表』と『愛知県立勁草館高校代表』であった。奇しくも女生徒3人どうしの直接対決となったこの決勝戦、両校の先鋒は誰か? 先鋒戦の舞台とルールは? そのお題は?そしてもちろん──勝者は? 晩夏のおんなの戦いが、始まる。「学内編 島津今日子の図書館」収録!
感想・レビュー・書評
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探偵を競技として、ルールの中で繰り広げられる推理合戦である前半と、それにまつわる前日譚の後半。ともに傑作でしたが、最後の大技には驚かされました。
どちらの事件も不確定な状況から探偵が証拠を積極的に、きっちりと決めきるために掴みにいくスタイルで、推理だけではない探偵の役割を楽しめました。
前半は出題者がいる事件であり、後半も含めて作者の後期クイーン問題への解答にも思えます。
過去シリーズを読んでいるとさらに楽しめます。大満足。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これがあと少なくとも2本読めるってことなんでしょ?と思うとうれしい。
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セーラー服シリーズの聖アリスガワ女学校の三人娘と天帝シリーズの勁草館高校の三人娘が高校生探偵の日本一を決める「全日本探偵道コンクール」の決勝戦を争う話。古野まほろファンとしては夢の作品!横溝正史ばりの世界観とそこで起きる事件の謎を解決するわけだけどこの作品はまだまだ前哨戦にすぎない…!というわけで続きはよはよ!
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タイトルにひかれて読んだもののさっぱり頭に入らなかった。きっといきなりこれを読んではいけなかったのだろう。前日譚のほうは図書館のタグの設定が気になった。借りた本を持ち込めないなんて面倒ね。
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なかなかゲスでよかった。
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とりあえずまず横溝テイスト溢れる作品ってのは、自分は基本的に苦手で、なおかつ作中作的なメタレベルを落とす仕掛けも苦手と、苦手×苦手だった訳ですが、それが却って横溝っぽさをうまいこと抑える効用になったというか、あら、意外と楽しい、という感じ。
『天帝シリーズ』とこのシリーズはロジック盛り盛りで楽しめるけれど、なんとなく今作、論理の解像度が荒い感じも。
あと『天帝シリーズ』と『セーラー服シリーズ』の登場人物両方出てきて、がっつりクロスオーバー的作品ではあるんだけど、個人的に二つのシリーズをあんまり混ぜて欲しくなかったかな…なんて思ったり、思わなかったり。
ってか、先鋒戦だけで一冊かよ!!
同時収録された「島津今日子の図書館」、倒叙モノはやはり読んでて胃がキリキリするw
なんか島津ちゃんがすっかり萌えキャラな感じになってたけど、うーんなんか切り返しが鈍いなあ…と思っていたら!ラスト!鮮烈な解法に思わず笑ってしまった。
ちうことで大会、副将・大将編とあと二冊は出るのかな?楽しみにしています。 -
読み終わったにしていますが全く読めませんでした。
(主人公が学校へ着いて云々くらいまでは読みました)
個人的にここまで合わなかった作品も珍しい。
キャラクターに腹が立ったり展開に腹がたつということはありますが、書き方がよくわからない。
全然入って来ずイメージもわかない。
序盤でもう独自世界へぐーんと一人で進まれてしまって置いてけぼりという感じでした。
造語や当て字、ふりがなが満載、セリフが多く描写が少なめ。
この作品だけかと思い他のシリーズの雰囲気も見てみましたが、書き方は同じようです。
んー、設定や雰囲気は好きそうだったのですが、文体、書き方で挫折です。
私的感想ということで。
合う方は楽しめると思いますが、私は駄目だったという話。
記録として。
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180110読了。
後半の図書館の中編が秀逸。
これだけでも価値ある -
表題にもなっている「全日本探偵道コンクール」がこの一冊では決着が付かない(団体戦のうち、先鋒戦しか描かれない)点ははじめに書いておいて欲しいな〜!と思ってしまいました。
大会のために設定された架空の事件で、審査員が事件の登場人物を演じ、探偵役にメタ的な質問をされて思わず素に戻ってしまう点などはTRPGを見ているようで面白かったです。
シャーロックホームズを始めとしたミステリもの、漫画、アニメのオマージュがこれでもかと登場しており、ニヤリとしてしまいました。
登場人物のキャラが全員濃くて面白いな、と感じたのですがそれぞれが別々のシリーズものの主人公なのですね。他の作品も読んでみたくなりました。
著者プロフィール
古野まほろの作品
