西郷どん! 上製版 後編

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 101
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041059364

作品紹介・あらすじ

吉之助にようやく下った赦免。しかし時代は急変、不在の間に、ふるさと薩摩はえげれす艦隊の砲撃を受け、国内には尊皇攘夷の風が沸き起こり、不穏な空気が立ち込めていた。荒ぶる長州は一気に挙兵し、幕府軍と蛤御門ではげしい戦闘を繰り広げる。吉之助はこの初陣で幕府側に立ち、生まれついての大将としての才能を開花させる。戦いに勝利、長州征伐を企図し勝海舟と面会した吉之助だったが、勝の提案が彼を変えようとしていた。五代友厚、坂本龍馬、高杉晋作、木戸孝允、岩倉具視。維新に名を残す男らと議論をかさねた吉之助は、無血開城を断行する。一方、盟友・大久保一蔵は、新しい国家の設計図を作りだしていた。幼い頃から常に共にいた吉之助と一蔵。二人に別の道を歩む時が訪れたのか――。新しき時代、維新編!

感想・レビュー・書評

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  • 西郷隆盛の生涯を2冊の本で表すには短いと思ったが、来年の大河ドラマが楽しみな作品だった。

  • やっと読了。
    欲も野望もなかった西郷が親友の大久保利光と敵対することになるとは…。
    最期の言葉”もうここらでよか”の言葉が悲しい。
    来年の大河が楽しみになった。

  • 前編を参照してくいやんせ。

  • 度重なる遠島、奄美の島で知った初めての愛…。激動の幕末を駆け抜け、新たな時代をつくった西郷隆盛の生涯を描く。2018年大河ドラマ原作小説。

    日本史受験ではないので、維新当時の基本的な流れをよく把握していないのが残念。放送中の大河ドラマを観るつもりはないけれど、これが原作なら結構面白いのかも、と思わせるだけの力のある作品だった。
    (B)

  • ちょうど今(6月後半)の大河ドラマの内容、沖永良部島に流されたところから下巻は始まる。
    吉之助が島にいる間に時代は急変し、赦免され戻った吉之助は蛤御門の変、長州征伐、明治維新、西南の役へと一気に巻き込まれていく。
    小説というよりは事実が淡々と描かれ、後半は長男・菊次郎の回想によって西郷隆盛像が語られる。
    薩摩の人々によってまるで天皇のように崇められ、慕われ、新しい日本を夢見ながら義のために命を散らすに至った西郷吉之助の生涯が、まるで教科書のようによく分かった。
    これは行間をもっと濃密な人間関係で埋めれば、いくらでもドラマチックな演出ができそう(笑)大河ドラマの後半戦に期待です。
    2018/06

  • 後編読了。

    維新において、薩摩藩はいわゆる“勝ち組”。
    この藩が上手く立ち廻れたのは、西郷さんの人望と、大久保さんの政治力が絶妙にかみ合った結果という印象を受けます。
    ただ、維新後は西郷さんの人望がまさに神格化されて、不満分子の希望の星のように祀り上げられ、本人はキツかったのだろうな・・。と勝手にお察しした次第。
    今でも伝説のごとく慕われ続ける“西郷どん”の生涯を、ざっくりとですが、垣間見れたように思います。

  • 大河ドラマとは全然違うな。
    他の作者の西郷伝を読んでみたい。

  • 薩長同盟とか学生時代一番嫌いな時代だったけど楽しく読めた。
    歴史人物が次々登場するけれど、あくまで主人公は西郷吉之介を中心に書いているのでそこはぶれないのがいい。
    教科書には載らない愛加那さんとの物語が切ない。

  • 大河ドラマ原作。坂本龍馬や勝海舟、明治天皇とも近かったんだなぁ。篤姫や幾島、虎など今、放映中の登場人物がとの関係がこうなるんだと先取りした感じ。最期には「もうここらでよか」というセリフはあるのかなぁ。これからドラマも中盤になるのでどのように描かれるか楽しみです。

  • 幼い頃から常に共にいた吉之助と一蔵。二人に別の道を歩む時が訪れたのか―。西郷のすべてがわかる、傑作小説!新しき時代、維新編!

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プロフィール

林 真理子(はやし まりこ)
1954年、山梨県山梨市生まれ。山梨県立日川高等学校を経て、日本大学藝術学部文芸学科を卒業。
コピーライターとして活動後、1982年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が、デビュー作ながら話題になる。1986年『最終便に間に合えば』『京都まで』で直木賞を受賞。
現在、直木賞、講談社エッセイ賞、吉川英治文学賞、中央公論文芸賞、毎日出版文化賞の選考委員を務めている。

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