西郷どん! 上製版 後編

著者 : 林真理子
  • KADOKAWA (2017年11月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041059364

作品紹介・あらすじ

吉之助にようやく下った赦免。しかし時代は急変、不在の間に、ふるさと薩摩はえげれす艦隊の砲撃を受け、国内には尊皇攘夷の風が沸き起こり、不穏な空気が立ち込めていた。荒ぶる長州は一気に挙兵し、幕府軍と蛤御門ではげしい戦闘を繰り広げる。吉之助はこの初陣で幕府側に立ち、生まれついての大将としての才能を開花させる。戦いに勝利、長州征伐を企図し勝海舟と面会した吉之助だったが、勝の提案が彼を変えようとしていた。五代友厚、坂本龍馬、高杉晋作、木戸孝允、岩倉具視。維新に名を残す男らと議論をかさねた吉之助は、無血開城を断行する。一方、盟友・大久保一蔵は、新しい国家の設計図を作りだしていた。幼い頃から常に共にいた吉之助と一蔵。二人に別の道を歩む時が訪れたのか――。新しき時代、維新編!

西郷どん! 上製版 後編の感想・レビュー・書評

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  • 西郷隆盛の生涯を2冊の本で表すには短いと思ったが、来年の大河ドラマが楽しみな作品だった。

  • やっと読了。
    欲も野望もなかった西郷が親友の大久保利光と敵対することになるとは…。
    最期の言葉”もうここらでよか”の言葉が悲しい。
    来年の大河が楽しみになった。

  • 幼い頃から常に共にいた吉之助と一蔵。二人に別の道を歩む時が訪れたのか―。西郷のすべてがわかる、傑作小説!新しき時代、維新編!

  • 親友の大久保利通とも別れ、自分が正しいと思う道をひた走り、ある意味悲劇的な最期を迎える西郷隆盛

    その人間的魅力が描かれていて、とても面白く読めた

  • 林真理子氏は評論家かと思っていたが、時代小説なんかも書くのだな。大河ドラマにもなったみたいだし、借りられたので少し読んでみようか位の心持ちで読んだが面白くてビックリ。
    西郷隆盛が生き生きと描かれており、女性作家ならではの風味をいれ、息子が語る父という流れで物語は語られる。

    下級武士から農地をみる仕事をしっかり行い、上申する事で藩に認めらる。流罪になった島での生活も新鮮で面白い。明治維新前になると、藩を越え信頼を得て活動の場を広げていく。ラスト西南戦争の描写は少々物足りない。(なぜ?そうなってしまった?)

  • 時代は江戸から明治へと移り、大政奉還、廃藩置県が施行され、明治維新で多大な功績を残し、明治時代の象徴だと感じる。後半の部分で息子が父に対する思いを語り、きっと、父(西郷隆盛)が山県有朋達とともに明治維新を施行しなかったら江戸の名残りである藩制度や幕府制度も残っていただろう。明治に変わる時に人々の暮らしや思想などの大きな変化を生じさせ、新しい時代を作るのに、どのような視点を持つのが良いのか難しいのも感じさせる。その中で西郷隆盛は自分の信念を持ち、人に慕われるのが良い。最期は悲しいものである。

  • 今年の大河ドラマ原作
    西郷隆盛に関しては視点によって大きく人物像が異なるが、稀に見る人望の厚い人だったことは確かな様だ。
    しかし、この内容で一年間もたせようと思うと、かなり盛らないといけないのではないかと要らぬ心配をしてしまう。
    俳優

  • 西郷隆盛(吉之介と書いた方が良いかも)が政治の中央に出て、歴史の表舞台に立つ。教科書などでよく知られた西郷隆盛である。その裏では、西郷隆盛の考え方や明治政府との対立など様々なエピソードが描かれる。自分にとっての西郷隆盛は歴史上も偉人ではあるが、よく知らない人である。この小説では、西郷隆盛がそこにいるかのように甦る。人柄もよく分かる。だからこそもう少ししたたかな生き方はできなかったのだろうかと、明治維新の立役者に対する感想を持った。でも、彼が私腹を肥やしたりなどしたら、今の日本は存在しないのだろうと思うと、西郷隆盛をはじめ、明治維新を成し遂げた偉人らに尊敬の念を抱かずにはいられない。

  • 長州征伐、そして勝海舟や坂本龍馬との出会いなど、後編は西郷の活躍が描かれていた。読みやすいし難しくもないのだが、ひたすらに史実をなぞらえているだけのようでイマイチ味気ない。たぶんてんこ盛りの史実だからこのページ数じゃ足りなかったんだろうとは思うが、もう少し西郷さんのすごさがわかるようなエピソードや三番目の妻である糸の話などの余裕が欲しかった。要するにこれは大河ドラマの原作としての「骨」であって、肉づけは大河ドラマで見て補ってねということなのだろうか。ドラマと同じだろうと思って読むのであればあまりおすすめはできない。西郷さんについて知りたいと思うのであれば児童書の「この人を見よ!歴史をつくった人々伝・西郷隆盛」(ポプラ社)が面白い。こちらの方が色々な視点からの西郷さんが知れて勉強になると思う。

  • 最後はこうまとめたか。
    うーん。悪い話では無かったのに残念・・・

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