森の石松、社長になる (角川文庫)

  • KADOKAWA (2022年3月23日発売)
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感想 : 2
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  • 本 ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041059524

作品紹介・あらすじ

平凡なサラリーマン・草間の働く小さな制作会社が突然ヤクザに乗っ取られた! しかし社長の森野は強面だがどこか憎めない。彼の心根に惹かれて仕事を続けるうちに、どうやらこの会社が組の兄弟分に利用されようとしていることがわかった。草間たちは敵を出し抜くための作戦を進める。森野もまた、社員を守るために立ち上がる――。
清水次郎長の子分・森の石松の心意気が現代によみがえる! 義理と人情の企業エンタメ。

感想・レビュー・書評

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  • あんなに何もかも、上手くいくはずがない。現実離れし過ぎて、すごく冷めた感じでアホらしくなってしまった。

  • 落ち着いた内容の室積作品。
    任侠を筋として生きてきた不器用な主人公が、
    持ち前の任侠=人柄・人望で成功していく話し。

    感涙…
    の場面はありませんでしたが、
    やはり大切な物は、今も変わらない。
    と思えた爽やかな作品でした。

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著者プロフィール

1955年山口県光市生まれ。本名の福田勝洋名義で、俳優としてテレビ・映画に多数出演、また劇団「東京地下鉄劇場」を主宰し劇作家としても活躍。2001年『都立水商!』で作家デビュー。同作はコミック化・ドラマ化もされヒット作となる。主な作品に『史上最強の内閣』『史上最強の大臣』『ドスコイ警備保障』『埋蔵金発掘課長』など。

「2022年 『森の石松、社長になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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