スーパーカブ2 (2) (角川スニーカー文庫)

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 215
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041059609

作品紹介・あらすじ

両親も友達も趣味もない、何もない日々を過ごしていた小熊が、スーパーカブを買って数ヶ月。日ごと冷たくなる風を感じ、バイク乗りにとって試練の季節・冬に備えていた小熊だが、その寒さは想像以上に厳しくて……。

感想・レビュー・書評

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  • 仲間が増えて素晴らしい。

  • アニメの最終話までが書かれていて、1巻と同様アニメでは描ききれなかったキャラクターの心情が読めて楽しかったです。
    ただ、小熊が頑固で偏屈なおじいちゃんに見えてきて面白い。
    いろいろと理屈を捏ねるのに、結局は素直じゃない感じにも見えて可愛く見えました。
    でも小熊は欲望にある意味素直なタイプなのかなあと思ってそれもまた可愛かったです。
    思慮深いとこもあるけど!
    新しい椎ちゃんのキャラも守ってあげたくなる可愛さがあるので、続きが楽しみです!

  • 魅力になりづらい平坦な文体は相変わらずだが、キャラが動き出しているので1巻よりは面白い。

    といってもバイク趣味のない人間には特別勧めない作品であることは変わらないが。

    なんだかんだで小熊が色んな人間と出会い、成長していく道筋は悪くない。

  • 今回も淡々とした文体が独特で面白かった。
    その文体のせいもあるだろうけど、登場人物は女子高生のはずなのに、やけに落ち着いていたり、知識があったり、老成したおっさんにしか思えない(笑)
    なんにしても読み終わるとカブに乗りたくなる。

    コミック化が決まったらしいのでそれも楽しみ。

  • 主人公の女子高校生小熊が生活をしていく上で、大きな存在となったスーパーカブ。彼女を取り巻く季節は容赦なく冬の音を立ててくる。風を切って走るカブには冬支度が必須となり、お財布の中と相談しながら少しづつ冬支度をしていく小熊の奮闘ぶりが伺える。カブと共に成長し、変わっていく小熊。自分の世界が広がるって最強だなぁって思いました。また、新しいキャラクターも増え、小熊を取り巻く環境が次々と変わっていくのが楽しみにもなり、これからの彼女達を見守っていきたくなる1冊です。

  • 今回も小熊と礼子の絡みや小熊の中でのスーパーカブの存在が描かれていて、とても面白かったです。

  • 『娯楽』★★★☆☆ 6
    【詩情】★★★★☆ 12
    【整合】★★★☆☆ 12
    『意外』★★★★☆ 8
    「人物」★★★★★ 5
    「可読」★★★☆☆ 3
    「作家」★★★★★ 5
    【尖鋭】★★★★☆ 12
    『奥行』★★★★★ 10
    『印象』★★★★☆ 8

    《総合》78 B+

  • 広がる世界と危険と喜び。新たな出逢い。

  • 女子高生とスーパーカブとの日常を描くお話。
    派手ではない日常のお話がほとんどなのだけれど、なんだか何もない普通の日常がこんなに幸せなのかと感じさせられます。
    友達っていいですね。

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