めしあげ!! ~明治陸軍糧食物語~ (1) (角川コミックス・エース)
- KADOKAWA (2017年8月26日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041060032
作品紹介・あらすじ
「軍隊は糧を稼ぐためのシノギ。うまいメシを腹いっぱい喰うんだ―――!!」
明治時代、貧困にあえぎ飢えに苦しんでいた青年・千歳は、陸軍兵舎から出た残飯を食べたことで、一日三食が支給される軍隊の存在を知る。
「うまいメシを食べる」ただそれだけのために、歩兵第一連隊に志願入隊した千歳は、過酷な日露戦争に出征していくことになり――!?
飯を喰らうため一人の兵が日露戦争を駆ける!本格飯戦記漫画、開戦!!
感想・レビュー・書評
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メシ+戦争漫画、かつ、金カム作者推薦!の帯に釣られてお試しに。
わたしは調理過程が無い、主人公が飯食って「美味い!!」ってなってるだけの作品はやっぱり物足りなく感じちゃうんだな。
それに加えて、時代・生い立ちの所為があるのは分かるんだけど、主人公が年がら年中腹減らしてて、食に関しての言動が意地汚く見えちゃうのがイマイチだった。
戦争物という括りの方で読めるかなと思ったんだけど、同じ軍服、髪型も似たり寄ったりでキャラの区別が付かなくてダメだった。
残念ながらわたしには合わなかったみたい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オレにとっちゃ「軍隊は糧を稼ぐためのシノギ――」
うまいメシを腹いっぱい喰うんだ――!!
時は明治、日露戦争開戦の頃。陸軍の糧食に魅せられた青年・千歳は、「うまい飯が食える」ただそれだけのために歩兵第一連隊に志願する。
兵舎で、そして戦場で食べるメシのうまさと、戦争という極限状態を生き抜こうとする人々が繰り広げるドラマ。
同じく明治時代を舞台とした『ゴールデンカムイ』の作者・野田サトル先生もご推薦だとか(帯より)。
とは云え作品の雰囲気はかなり違って、こちらは史実をベースにした本格歴史漫画。考証協力の軍事法規研究会によるコラムも読み応えがありました。
生きるとは喰うこと。
シンプルで激しい千歳の生き様から目が離せません。
次巻も楽しみ!