エイリアン:コヴェナント (1) (角川文庫)

  • KADOKAWA
4.00
  • (4)
  • (2)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 32
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041060247

作品紹介・あらすじ

銀河系の彼方の新天地を目指すコロニー船、コヴェナント号の乗組員は、未知の惑星に着陸。彼らは楽園を発見したと思ったがそこは…。『プロメテウス』の10年後、シリーズの始まりを描くSFサスペンス。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 『プロメテウス』の続編。前作は、デイヴィッドとノオミ・ラパスがデザイナーの惑星に向けて出発するところで終わる。高まる次回作への期待。今作でデザイナー、エイリアン、人類にまつわる壮大な謎は明かにされるのであろうか?

    ・・・だがなんと、あれからデイヴィッドは宇宙船の中でノオミ・ラパスを殺害したそうな・・・? かてて加えて、デザイナーの惑星に着くやいなやデザイナーたちをも皆殺したとのこと・・・?? で、この凶行の理由は、デイヴィッドが生命の創造の喜びを知ってしまったからなのだというのだが・・・???。

    デザイナーが全滅したおかげで、前作で提示された謎はほったらかしでなかったも同然に。ノオミ・ラパスの出番など当然一切なくなるし(死体になったスケッチとして出てきたかな?)。どんな未来都市かと思っていたデザイナーの惑星は、…こりゃ、まごうことなき田舎の寒村だ。

    物語は、そんな具合に頭がおかしくなってしまったデイヴィッドの言動が中心で、名にし負うエイリアンは、旧作で見飽きたアクションパターンをなぞるだけ。
    さすがに監督はそれだけではちょっと弱いと考えたのだろう、白くてすばしっこいちびエイリアンを暴れまわらして誤魔化そうとするがこいつらにとってはいい迷惑。

    ダメだこりゃ、全く。期待していただけに大変がっかり。リドリー・スコット、大いに見損なった。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

「エイリアン」シリーズなど数々の映画の小説版を手がけるベテラン。主な著作に「スター・トレック イントゥ・ダークネス」「スター・トレック」など。

「2017年 『エイリアン:コヴェナント 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アラン・ディーン・フォスターの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×