- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041060384
作品紹介・あらすじ
朱西の秘密を知り、彼を守るため皇后となる道を選んだ理美。料理を作る余裕もないまま、立后式に向け皇后教育が始まるが、講師となったのはその朱西だった。一生抱え続けると決めた胸の痛みを隠して微笑み合う2人。しかし皇帝・ショウ飛の元に、和国人の皇后内定に反対する意見書が届けられる。宮廷の利権と思惑が立ちはだかる中、3人の恋は思いがけない方向に動き出し――!? たったひとつの「嘘」から運命が激動する第5弾!!
感想・レビュー・書評
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理美は、立后式に向け朱西から厳しい皇后教育を受け、立后式で和人に蔑みの心を持つ伊文亮の妨害にもめげず、機転を利かし難しい問答を切り抜ける。
鳳家に出入りする朱西を問いただそうと出かけた理美に伊文亮の凶手が迫るが寸鉄に救われる。寸鉄は大けがを負う。なんと理美の作った料理のにおいで意識を取り戻すが、朱西は既にとんでもないことを企てていた。
とまあ、筋だけ言うと目まぐるしいのだが、それぞれの登場人物の思いが詳細に描かれ、読みごたえがあるのだ。寸鉄の生い立ちも明かされ、その立ち位置も変わってくる。朱西も思い切ったことをする。決して、理美をあきらめていないのだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
裏切りと信頼が交錯して、面白くなってまいりました! ラブ的なドキドキが足りないのはさびしいけど。
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朱西を心の奥底では忘れられないのに祥飛を選ぶのは失礼だと思うよ。朱西とハピエン予想なので、一時嬉しがらせといて後からやっぱり朱西でした~、なんて、どんだけ祥飛が可哀想。しかも、珠ちゃんまで朱西押し!ああ、祥飛、可哀想過ぎる。