正義のセ 4 負けっぱなしで終わるもんか! (4) (角川文庫)

  • KADOKAWA
4.04
  • (8)
  • (12)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 149
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041060452

作品紹介・あらすじ

尼崎に転勤してきた検事・凛々子。ある告発状をもとに捜査に乗り出すが、したたかな被疑者に翻弄されて取り調べは難航し、証拠集めに奔走する。プライベートではイケメン俳優と新たな恋の予感!?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 転勤で尻崎にやってきた検事・凛々子のもとに汚職事件の告発状が届いた。したたかな相手に取り調べは進まず、凛々子は証拠集めに奔走する。豪快な110番担当の虎子や、こてこての関西弁の青井刑事と協力して捜査を進め、上司にガサ入れの許可を求めるが、理不尽な理由で却下されてしまう。一方プライベートでは、幼馴染みの紹介で知り合った俳優と恋の予感が!?下町育ちの女検事、関西でも『正義』に向かって全力投球!

  • 阿川佐和子の“凛々子シリーズ”4作目。
    美人の敏腕若手検事・竹村凛々子が神戸地検尼崎支部に転勤。その凛々子のもとに、汚職事件の告発状が届く。
    凛々子は、検事として様々な仕事を手がけ、多くの関係者と向き合いながら、成長していく。やはり、人には、自分にしかわからない思いがあるのだろう。

  • TVドラマ化もされた『正義のセ』、第4弾。
    負けず嫌いで、曲がった事が大嫌いな女性検事・竹村 凛々子(たけむら りりこ)。

    今回、転勤で向かった先は、神戸地検尼崎支部。
    そこで起こったのは、大学での女性職員の転落事故(?)。
    更に、医療機器メーカーの贈収賄疑惑も絡み、果たしてどうなるのか?

    一度は、挫折を味わうものの、見事、北の地で逆転勝ちを収めるのはさすがです。

    プライベートでも、一波乱あり、なかなか上手くいきませんが、仕事に恋に、今後の活躍に期待をします。

  • シリーズ通して、これが一番面白かった。検事って転勤ばっかりなんだな、、。大変。

    何度も何度も取り調べをして真相を明らかにしながら、恋にも奔走、事務官や刑事とのコミュニケーション、ちょっと関西弁が感染っちゃう凛々子のキャラが憎めなくて、ドラマの吉高由里子と重なって始終楽しめました!

  • 安定の面白さ

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

阿川佐和子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×