営繕かるかや怪異譚 その弐

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 230
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041060469

作品紹介・あらすじ

小野不由美待望のシリーズ第二弾。町屋を神社を猫の通り道に現れる、営繕屋・尾端。人々の哀しみを、想いを、つなげ、修復する。怖さと美しさと悲しみに満ちた感動の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 小野不由美先生の新作が五年ぶりに出ました!
    子供の頃から一番好きな作家さん。
    *
    やっぱり…面白い!!!
    読み始めると、惹きこまれて一気に本の中に入ってしまえるのです。
    本の世界に入れる時って、しんっとした空間にいる感じになる。
    それが最近味わえて無かったんだけど、久々にその感覚になった。
    *
    小野先生お得意の怪談で、暑い夏にもピッタリ。
    「通りゃんせ」の歌が題材のお話があるんだけど、あの歌私も怖かったなぁ…。
    子供の頃も怖かったし、最近あんまりないのに偶に流れてくる横断歩道に遭遇すると、ちょっと気になってしまう。
    どうして、あれが採用されたのかしら?
    *
    そして、一巻の時も書いたかもだけど家で心霊現象起きてる描写読んでると、「あぁ〜、SPRに相談しに行って〜!」ってなっちゃう 笑
    ちゃんと尾端さんが解決してくれるんだけどね。
    でも、SPRのみんなにまた会いたいのよ〜!
    *
    *
    10月には十二国記の新作が発売だね!
    待ちに待った、戴国のお話〜!
    今から、ワクワクが止まらない!

  • 第2弾きたー!!!
    相変わらずすばらしい。そして怖い。
    毎回早く尾端さん来て!!!ってなる。

  • 心霊現象にも対処してくれる、建物修理を生業とする営繕屋シリーズ第2弾。営繕屋尾端は怪異が起こる家にちょっとした工夫のリフォームを施すことで、霊を祓うではなく、鎮めて問題を解決する。ただどうしようもない恐怖を描くのではなく、霊と人間との間の不都合に折り合いをつけることで共存していくのは、前作に引き続き独特であり、ホラーとしては安心して読める作品。

  • 待ってました。続編
    面白かったですが、今回はそれほど怖い話ではなかったかな。切ない。 

  • 営繕かるかや怪異譚第二弾。「芙蓉忌」はどうなるんでしょう?あいにきて下さいの手紙は怖かった。「関守」に出てくる通りゃんせの唄は子どもの時恐かったことを思い出した。「まつとし聞かば」で尾端のしなやかな対応にほっとした。「魂やどりて」は道具の本来の姿を考えてから使うべきだと思った。「水の声」は幼なじみが必死に訴えていたのが届いてよかった。「まさくに」でも住んでいる人に伝えたかったということだった。ホラーは好きじゃなく読まないんだけど小野さんは別。怖いだけじゃなく優しさがあふれているから。このシリーズは夏の夜にぴったり。

  • 前回そらしたよくないものはどうなるのかと気になってたのだけどアンサーきた、最高です。
    もっと救いのない話読みたい。

  • 怪異との共生。
    流石としかいいようがないです。
    古物との付き合い方を語る「魂やどりて」
    過去の事故と自分をとりまく怪異はどう関わりあっているのか「水の声」
    祖母の家に住む事になり、おしいれから屋根裏部屋を見つけた少年は、そこで首を吊り、足と目を失った幽霊をみる。それは幻なのか、じじつなのか。「まさくに」
    この作品がお気に入り。

  • 暑い部屋で読む、ライトなゾクゾク話たち。
    怖い話はあまり読まないけど、この作者の話だけは別です。怖いだけの話に終わらせないところが好きね。

  • その弐です。嬉しい。今回のお話もよかった。「芙蓉忌」この後どうなるんだろ…。

    「芙蓉忌」
    「関守」
    「まつとし聞かば」
    「魂やどりて」
    「水の声」
    「まさくに」

  • 昔ながらの住まい。生活のすぐ隣にある怪異に怖さを感じる物語。けれど、最後にほっと心を温かくしてくれる短編集(*´ェ`*)小野先生の久しぶりの新作素敵でした。

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著者プロフィール

小野 不由美(おの ふゆみ)
1960年生まれ、大分県中津市出身の小説家。大谷大学在学中に京都大学推理小説研究会に所属。夫は推理作家の綾辻行人。
1988年、『バースデイ・イブは眠れない』でデビュー。2013年5月、『残穢』で第26回山本周五郎賞を受賞。代表作にテレビアニメ化された『悪霊シリーズ』、『十二国記シリーズ』、『屍鬼』など。

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