レオナルドの扉 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 76
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041060599

作品紹介・あらすじ

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レオナルド・ダ・ヴィンチが遺したノートはどこだ?

実在した「ダ・ヴィンチの手稿」
名手・真保裕一が贈る、歴史冒険小説!

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イタリアの小村に住む若き時計職人ジャンは、祖父ベルナルドの技術を受け継ぎ、村の機械の故障を一手に引き受ける働き者。
暇な時間は村長の息子ニッコロとともに、秘密基地で「自走車」の模型を作ったりして遊んでいた。
ある日、村にフランス軍が侵攻し、ジャンの父のことを聞きたいと脅される。
祖父によると、ジャンが幼い頃に失踪した父は、レオナルド・ダ・ヴィンチが遺した秘密のノートの行方を知るという。
仏皇帝ナポレオンは戦争に利用しようとノートを狙っているのだ。
謎の修道女に助けられたが彼女にも企みがあり……。
追われることとなったジャンは、相棒である犬のペルと共に、ノートの手掛かりを追って村を発つことにした。
ジャンは知恵と勇気を胸に、隠された数々の仕掛けに挑み、強大な敵に立ち向かう!

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万能の天才、レオナルド・ダ・ヴィンチ。
そのノートを手に入れた者は、神にも悪魔にもなれる――

ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ナポレオン、モナ・リザの秘密……
史実を巧みに盛り込んだ、
大人から子供まで一気読みの大興奮アドベンチャー!

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解説=藤田香織
装画=U35

☆角川つばさ文庫版も11月・1月に発売!

感想・レビュー・書評

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  • フランス軍と、謎の女たちの目的とは?
    謎が魅力的で、テンポのよい展開で、おもしろかった。
    ダ・ヴィンチのノートに頼り切るのではなく、ジャン自身に勇気と決断力がある。
    知恵と機転で危機を乗り越えるのが、痛快。
    少年たちの真っすぐさが、さわやか。
    ジュブナイル風だけど、大人もたのしめる。

  • イタリアとフランスを舞台にした歴史小説。
    題材は、レオナルド・ダ・ヴィンチ!
    この題材に心をときめかさないなら、何に心を奪われる?
    しかも扱われる趣向は実在するものだという。
    アニメ映画のようにいきいきとして、派手なアクション!
    著者が温めていた物語だというのだ、納得できる。

    画期的な発明を駆使して展開されていく物語の主人公は、ジャンとニッコロの二人の少年。
    ジャンは若き天才。
    設定自体は特別なものではなく、いかにも主人公といった、行動派で頭脳明晰、友だち思いの言わば『少年ジャンプ』的な少年だ。
    お約束だからこそ、それを裏切らないかっこよさだ。
    そしてアクションにつきものなのは、謎の女性。
    ビアンカという修道女は、フランスの手先でもイタリアの手先でもない、謎多き美人。
    狙うのは一体?!

    個人的には敵役のビクトール・バレルに同情心を隠し得ない。
    彼は一生懸命与えられた任務をこなしているだけなのに。
    「銭形のとっつぁん」を彷彿とさせる愛すべき敵役だ。

    ジャンたちが守りたかったレオナルドの秘宝。
    見つからずとも良い、けれども彼が隠したかったそれは、今も、秘密のままだろうか。
    刹那い余韻を残し、物語は幕を閉じた。

  • う~ん・・
    若い時に読んだら面白かったかも・・

  • 読みやすくて面白かった。
    そんなにハラハラドキドキはしなかったかな。

    世界史ちゃんと覚えていたら
    もっとのめり込んだのにと思った。

  • 映画「天空の城ラピュタ」や田中芳樹さんの「アップフェルラント物語」など冒険活劇が好きな人におすすめ。
    ただ上記2作と違ってヒロインはいません(笑)強いて言えばバディもの。
    時代背景(フランスの革命→ナポレオンの流れ。)がややこしいのでもう少し関係をスッキリさせて欲しかったかな?「天才」と呼ばれたダ・ヴィンチが遺したノートを巡っての三者三様の動き、それぞれの目的。
    作者さんの後書きにある様にアニメのシナリオには持って来いだと思った。
    そういえばこの作者さん、元々アニメーターさんでもある訳だしハガレンの映画版の脚本書いてましたね。

  • 天才レオナルドダヴィンチの残したノートを巡る冒険。ノートを頼りにしながらも自分の頭で考え、思いつく少年ジャン。追われ立ち向かう彼の心意気に惚れてしまう。

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。91年に『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞。96年に『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、97年に『奪取』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞長編部門、2006年『灰色の北壁』で新田次郎賞を受賞。

「2018年 『オリンピックへ行こう!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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