角川まんが学習シリーズ まんが人物伝 ベートーベン 生きる喜びを伝えた作曲家 (角川まんが学習シリーズ)

  • KADOKAWA (2019年9月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784041060674

作品紹介・あらすじ

音楽家の父の厳しいレッスンを受け、自らも勉強をして作曲家になったベートーベン。どんどん名曲を発表するベートーベンだが、「耳が聞こえなくなる」という絶望的な困難におそわれる。それでも音楽を作りつづけた彼が伝えたかったこととは?
『まんが人物伝』シリーズは、偉人が子ども時代をどう過ごし、どう偉業を果たしたかをえがいた伝記まんがの決定版!

■『ベートーベン』監修 平野昭先生のポイント紹介
ハイドン、モーツァルトと並んで「ウィーン古典派」の三大作曲家のひとりとして知られるベートーベン。
疑いもなく伝統的な形式や様式をならうことを嫌い、ハイドンやモーツァルトが完成させた交響曲や協奏曲、ソナタ等においてさまざまな革新的な表現を追究し続けました。この本には、そんなベートーベンの作った曲がたくさん紹介されています。
ベートーベンは、その後19世紀に広まった「ロマン主義音楽」にも大きな影響を与えました。
フランス革命が起こり社会体制が激変した時代の中で、音楽を貴族たちだけのものから市民たちの世界にも広げたベートーベンの生涯を描いています。

■目次
プロローグ 伝説の大作曲家
第1章 努力を続けた少年
第2章 “天才”との出会い
第3章 新しい時代へ
第4章 絶望の果ての手紙
第5章 喜びの歌

感想・レビュー・書評

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  • お父さんに教育虐待のように音楽を教えられていたが、最後は自分の道を見つけたようで良かった。母が危篤の時は、ウイーンから帰ったが父が死んだ時はそのまま留まったのはやはり愛情の差だろうか。
    甥に厳しく教えすぎて逃げられるのも父の血筋を感じる。しかし、弟は自分が亡くなるとき、なぜ妻よりも兄に子供を任せようと思ったのだろうか。音楽家で飯を食っていけるようにしてあげたかったのだろうか

  • お母さんとお父さんと一人の弟が死んじゃってかわいそうだった。

    • ゆうきさん
      こんにちは!かなぼん(マリオ)さん♪
      僕のプロフィールにも書いてあるのですが小学生の人をブクログで見たことがなかったのたのですが、、、。
      ...
      こんにちは!かなぼん(マリオ)さん♪
      僕のプロフィールにも書いてあるのですが小学生の人をブクログで見たことがなかったのたのですが、、、。
      ちょうどそこにかなぼん(マリオ)さんが現れて、僕より年下だなと思いまして、、、。
      そしてベートーベンを読んでいたので歴史が好きなのかなと思いました!
      2023/01/14
  • 夏休みの息子の教養強化シリーズ。
    角川のこの漫画のシリーズが絵が綺麗で現代風で読みやすい。
    読みやすいけれど、内容としても端折りすぎということもなさそう。十分とはいえないだろうけど、どのような時代の人で、どのような人生を送ったのか、どのような偉業をなしとげたのかは小学生にも理解できるようになっている。

    私自身、ベートーベンの生涯についてちらっと聞き齧ったことはあったけれども詳しくは知らなかったので改めて知ることができてよかった。
    天賦の才能に惜しげない努力、そして周りの人の協力を含む環境があのような大作を作り上げたと思うとやはり偉大すぎる巨匠。
    そして耳が聞こえなくなってしまうという不幸な出来事やさまざまな困難に打ちのめそうになりそうながらも進み続ける姿に胸を打たれた。
    ストーリーを読んでいると実際の音楽も聴いてみたくなり、Spotifyでベートーベンの交響曲やピアノソナタなどひととおり聴いてみた。(便利な時代・・・)どれを聴いてもマスターピースというに相応しいほどの名曲揃いでため息が出る。
    もう畏敬の念しかない。

    副題が「生きる喜びを伝えた作曲家」とあるが、まさにその通りだと思う。息子も何かしら感じてくれるところがあれば良いなと思う。

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著者プロフィール

武蔵野音楽大学大学院修了。西洋音楽史および音楽美学領域。18~19世紀ドイツ語圏器楽曲の様式変遷を研究。特にハイドン、モーツァルトからベートーヴェン、シューベルトに至る交響曲、弦楽四重奏曲、ピアノ・ソナタを中心にソナタ諸形式の時代および個人的特徴を研究。沖縄県立芸術大学、静岡文化芸術大学、慶應義塾大学教授を歴任。音楽評論分野でも月刊誌、日刊紙と放送出演で活躍。

「2020年 『ベートーヴェンとピアノ 限りなき創造の高みへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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