角川まんが学習シリーズ まんが人物伝 エリザベス女王一世 イギリスを大国に導いた女王 (角川まんが学習シリーズ)
- KADOKAWA (2019年7月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041060681
作品紹介・あらすじ
国王の娘でありながら、母は死刑台に消え、姉の手でロンドン塔に送られた不幸な少女時代。しかし希望を失わず勉強にはげみ、かしこい女性へと成長したエリザベスは、女王として国と国民に人生をささげ、イギリスを大国に導いていく…。
『まんが人物伝』シリーズは、偉人が子ども時代をどう過ごし、どう偉業を果たしたかをえがいた伝記まんがの決定版!
■『エリザベス女王一世』監修 水井万里子先生のポイント紹介
イングランド国王ヘンリ8世を父として生まれたエリザベスは、幼い頃に母を失いました。小さいころから勉強が大好きで聡明な女の子でした。父の死後、弟エドワード、姉メアリ、そしてエリザベスの順番で王の位につきます。
女王エリザベスは、スペインの無敵艦隊を撃退し、ヨーロッパの難しい国際関係の中でこの国を守りぬきます。また、国内の宗教的な分裂や、経済・社会などの難問を、家来たちの意見をうまく活かしながら切り抜けていきます。後に大国となるイギリスの土台を築き上げたエリザベス女王一世の波乱に満ちた一生がえがかれています。
■目次
第1章 歓迎されない誕生
第2章 牢獄のプリンセス
第3章 神に選ばれた女王
第4章 王冠は誰のもの
第5章 イングランドの守護神
第6章 王冠より大切なもの
感想・レビュー・書評
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面白かった〜。
もともとイギリスの歴史やエリザベス一世に興味があったから、熱中して読めた。
高校の授業で習った時には難しくて掴みきれなかった諸外国との関係や、宗教対立がとても分かりやすく描かれていて、あの時のあの事件はこういう経緯があったんだとか、こんな思いがあったんだということを学べて本当に楽しく読めました。
系統図やコラムや図も工夫されていて理解が捗った。
もっと早く読めばよかったな〜。
周りに結婚を勧めらても、自分の信念を貫いて、国家に身を捧げた女王を尊敬します。私もこんなにもしたたかな女性になりたい。
女王をここまで強くしたのは、忠実に支えてくれた家臣たちのおかげだなと感じました。女王には、誰を信じるべきかを見抜く力があり、また支えてくれる周りの人に感謝し、大切にしている。本当に尊敬できる女性であ
り、素晴らしい女王です。