竜宮輝夜記 時めきたるは、月の竜王 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041061169

作品紹介・あらすじ

「おまえは神の皮をかぶった怪獣にはべる」--黒竜・由衣王にそう告げられ、世話係として人間の娘・紗良は召し上げられることに!? 神竜が人を護る世界で、運命の少女と竜王が織りなす和風ファンタジー恋絵巻!

感想・レビュー・書評

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  • 強欲の壺みたいな顔しながら読んでしまった。ヒロインと仲良くしたいのに捻くれた態度をとってしまざるを得ない竜王たちがめちゃめちゃ良い…。

    愛することも愛されることも好きなのに、人間のことが大事だからあえて傲岸不遜ぶるのだけれど、竜だからなのとやんごとない身分だからってことでどこかズレてしまうのがかわいかった。そんなこと知らないヒロインからしたら最初は「竜わからん、竜こわい」ってかんじなんだけどね笑
    そのヒロインもとてもいい子でまっすぐだし機転もきくので好感がもてる。糸森さんの作品を読むのはこれが2作品目なんですが、このかたの書かれるヒロインとても好み

  • 竜にまつわる話が好きなので、手に取って読んでみました。

    中身は優しいツンツンイケメン半竜半人が4人(柱?)と美少女1人が出てくる和風ファンタジーですが…

    もうちょい猛々しい感じの方が好きかなぁ…

    マンガ感覚でパーッと読める一冊。

  • ストーリーの流れはありがちですが、竜のギャップがとにかく可愛い。

  • 「美龍神ツンデレ・カルテット」と呼んであげましょう。四人次々に繰り出されるデレの本心を意図せず心が読めてしまうって何という居たたまれなさ。東宮もこれに加わってくれればクインテットw。

  • 表紙、可愛い。
    今回は真面目な話かと思いきや、中盤で変化が。
    たくましい主人公と、ちょっとぼけてる竜王の話(違う?)。

    最初から過去の御巫にも涙呑ませてあげたら、わかりあえたのではと思う。そこまで心を見せて貰えなかったのかもって思う。

    時期が来れば開く箱。竜王さま達の心もそれだったのかも。

    股肉ネタ笑いました。イタチ可愛い。
    主人公と友だちのたくましさ?が清々しい。

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著者プロフィール

9月7日生まれ。860万アクセスの大人気WEBサイト「27時09分の地図」(http://ash-map767.riric.jp/index.htm)でia(イア)名義でオリジナル小説を公開中。2012年ペンネームを糸森環と改め、「花術師」(双葉社)でデビュー。「she&sea」シリーズ「花神遊戯伝」シリーズ「F-エフ-」シリーズ(株式会社KADOKAWA 角川書店)を刊行。

「2020年 『かくりよ神獣紀 異世界で、神様のお医者さんはじめます。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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