作品紹介・あらすじ
睡眠障害に悩む元人気子役・伊織は自身のファンだったという人気若手俳優・理人の荒れた生活の矯正を頼まれる。最初は拒否をする伊織だったが、好意を全面に押しだして構ってくる理人に段々絆されていって……。
感想・レビュー・書評
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序盤ちょっと読みにくい感じだったけど、読了。
結果、程よく全般浅くてよかった。
病気も、芸能も、猫も、家族間も、溺愛も、、、ほどほどに触りだけ。文庫の文字数に合わせた、あらすじ的な文章が、可もなく不可もなくで、ほどほどに疲れずよかったです。
この文字数で、ちゃんとオチでは、ベタなのに感動もあったから星2つ。
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人気若手俳優の理人×睡眠障害で引退した元俳優の伊織。
佐倉さんのお話はテンポのよいコミカルな語り口とやりとりが楽しく、このお話でもそこはよかったんですが、冒頭のシーンがなんか印象よくなくて、メインのふたりにあんまり好感が持てなかったのが残念。途中から理人のワンコぶりにいくらか回復しましたけど、伊織はなんか唐突というかちぐはぐというか。あと伊織と母親とのこともちょっとひっかかちゃうんだよな〜…。
羽澄くんの不憫っぷりと帯刀の舅ぶりは楽しかったです。
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面白かったです。ただ、なんだろ?最初はかなり期待して読んでたんだけれど、受の行動が唐突すぎるっていうかなんというか。
お仕事に対するお話とかはとっても気に入りました♪ただできれば攻と一緒にいることで病気が治るっていう展開が良かったというか、帯刀とくっついても良かったんじゃ~と脇役好きな私は思ってしまった。
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著者プロフィール
大阪府在住。第15回角川ルビー小説大賞にて『これだから童貞は』で読者賞を受賞。『上司と子育て同棲中!?』『砂漠の王子に見初められています』を執筆。
「2023年 『極道さんはイタリアでもパパで愛妻家』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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