京都なぞとき四季報 町を歩いて不思議なバーへ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 152
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041061367

作品紹介・あらすじ

京都の大学の散歩サークル「加茂川乱歩」の遠近倫人の周りには、つねに謎が寄ってくる。同じサークルの謎解きが大好きな理系女子・青河幸の気を惹くため、奮闘するも、目の前の謎は手強いものばかり。

感想・レビュー・書評

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  • 京都が舞台の本を見つけると、つい手に取ってしまう。

    一浪して京都大学に入った、遠近倫人(とおちかりんと)は友人の誘いでお散歩サークル『賀茂川乱歩』に入った。
    週末に京都の観光地を巡るのが活動。
    そこで出会った気になる女性は、青河幸(あおかさち)

    そして、もう一つの出会い。
    大学構内に神出鬼没の不思議なバー「三号館」は謎を持つ人しか辿りつけないという。
    「三号館」のマスター、蒼馬実希(そうまみき)が作るカクテルが謎解きの鍵。
    京都初心者で恋愛初心者の倫人は、学業と恋愛と謎解きで、充実したキャンパスライフを送る。
    いいなあ~キャンパスライフ!楽しそう。
    守る価値はある。


    『クローバー・リーフをもう一杯』
    サークルの新入生歓迎コンパの待ち合わせ場所へ。
    タクシーに乗ってる人が入れ替わった?!

    『ジュリエットには早すぎる』
    「五月の三条を楽しむツアー」は鴨川の川床から“鴨川をどり”へ。
    席が入れ替わった?!

    『ブルー・ラグーンに溺れそう』
    京都水族館で出会った謎の女性とイルカショーの謎。

    『ペイルライダーに魅入られて』
    京都が最大に盛り上がる祇園祭。
    宵山初日に青河さんの身に起きた重大な出来事と、招かれざる客。

    『名無しのガフにうってつけの夜』
    「三号館」の危機?!最後に倫人は最大の謎を解く。

  • 京都大学の三号館に現れる謎を抱えた人だけが見つけることができるバー。友人から聞いていたこのバーに、新入生の主人公は気になる同級生にいいところを見せたくて、謎を見つけるたびに通うことに。
    この主人公、男子校出身だからか奥手で謎解きに関しても頼りないのだけれど、バーでお酒を飲むとマスターの導きで正解を解き明かします。
    ストーリー、謎、どちらもあっさり目でスルーっと読めます。だからか、あんまり印象が残らない感じ。
    作者さんは、コナンが好きなんですかね。
    主人公の同級生、外見、性格が、コナンのよき相棒、灰原さんですよね。苗字もそのまんま灰原だし。

  • 入学した大学には、謎と言う代金を持っていないと
    辿り着けないバーがある。

    連続短編で、謎を持ってバーに行くので
    カクテルが出てくるわ、作り方が題の下にあるわ。
    お酒好きな人は、そこも楽しいやもしれません?

    女の子に片思いをして、彼女の入ったサークルへ。
    よくある行動力ですが、先に入学していた
    友人にはばればれという現実。
    その友人も、2話目では己の恋愛を成就させてました。
    主人公のは…いつになる事やら。
    そもそも、気が疲れないとアウト?w

    1話目の二股語りには驚きですが、合理的です。
    確かにそれはばれない。
    しかしばれた時が…怖い。
    2話目の友人のおぜん立ても凄いですが。
    どこまで手を借りた!? と驚く手腕。
    逆手(?)に取った主人公に拍手。
    3話目にして、ようやく彼女をバーへ。
    水族館で出会った、妙な女性の謎。
    最後には良かったね、ですが、恋愛になると
    全てが悪かったり良かったり、な方向に
    思考回路が流れます。
    4話目にして、初めての…。
    違う方向に頑張ってる話です。
    努力の方向を間違えた男性の話?
    最後の5話目は、完璧に犯罪。
    疑われるわ、勧告だされるわ、主人公にとっては
    最悪な状況です。
    しかも犯人…も、驚きですが、ついにバーの謎も!

    けれど、主人公の恋の行方だけはそのまま(笑)
    最大の謎は解けたけれど、大事な所はまだまだ。
    取られないよう、気をつけねばなりません。

  • 京都を舞台にした日常の謎系、というよりラブコメ色が強い青春ミステリでしょうか。謎自体はよくあるパターンで、各キャラで読ませる感じですね。続きはないのか、と思ったら、もう出てるんですね

  • 2019/1/5(土曜日)

  • 図書館で。日常ミステリ。
    イマイチ、ヒロインらしき青…ナントカさんの魅力がよくわからない。どちらかと言うと京都のお嬢様らしき千宮司さん?だかの方がポイント高そう。

    それにしてもサークルの会長が二回生ってなんかすごいなぁ。普通、三年とかその辺りじゃないんだろうか。京大はチガウな。そこはかとなく漂うスノッブ感が又なんだか京都っぽい感じがする。そして吉田寮。大昔、京都旅行の際、一泊300円ぐらいで泊めてもらったような記憶が… アレは焼けちゃったんだけかなぁ。懐かしい。

  • 京都を舞台にした日常の謎解きの話。
    主人公が不思議に謎に出会ったとき、謎を持っていないとたどり着けないという京都大学内で営業しているという不思議なバーにたどり着く。
    そこの女性マスターはどんな謎でも解決してくれ、それにぴつたりなカクテルを出してくれる。

    京都市内の観光地を巡ったり、四つ葉のヤサカタクシーが出てきたり、京都を知れて楽しい。
    謎解きも話によっては先が読めてしまうものもあったが、大学生のサークル活動や青春の話から始まり、謎に会い、バーで解決してもらうという流れだが、素直に面白い。

  • 殺人事件ばかりがミステリじゃないとはいえあまりにもどうでもいい謎。
    恋愛がらみだからかな。
    あと3号館って鮎川哲也の三番館シリーズが元ネタかな。

  • 京都には謎が似合う。
    京大の「鴨川乱歩」サークルを舞台にしたオサレな日常ミステリ。

  • 京都を舞台としたはんなり感と、大学内で場所が移動するBar、この2つを一緒にしたのはちょっと詰め込み過ぎな感じ。Barの印象が強すぎて、京都の印象が薄くなってしまっているのがちょっと残念。

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著者プロフィール

1983年、奈良県生まれ。京都大学卒業。京都大学推理小説研究会に所属し、2009年に『丸太町ルヴォワール』で講談社BOXよりデビュー。同作から始まる『ルヴォワール』シリーズ(講談社)のほか、『キングレオの冒険』(文藝春秋)、『シャーロック・ノート』(新潮文庫nex)などの著作がある。

「2019年 『FGOミステリー 翻る虚月館の告解 虚月館殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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