うちのご近所さん (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 49
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041061428

作品紹介・あらすじ

「もう絶対にいやだ、家を出よう」。そう思いつつ実家に居着いたマサミ。事情通のヤマカワさん、嫌われ者のギンジロウ、白塗りのセンダさん。風変わりなご近所さんの30年をユーモラスに描く連作短篇集!

感想・レビュー・書評

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  • ちょっとインパクトのある隣人を面白ろおかしく書いた連作短編集。情報通の人、嫌われ者の人、宗教にはまっている人などどこにでもいそうな人が登場し親近感がわいた。一番「ある、ある」と思ったのが「幼なじみのオサムくん」。同級生で母親同士が仲良く何かと母親から「仲良くしなさい」とプッシュされる。そして小さい頃カッコ良かった男の子は成人すると残念になる。という話。特別ではない普通を書くのが群さんはほんと上手。

  • ようこさんのリアルなのかなぁって思いながら、引き込まれました。
    せんどうさんも銀次郎さんも、お母さんも、生き生きしてて、嫌じゃないな

  • 面倒くさい付き合いややっかいな人がいても、ご近所さんって大切なのかも

  • ご近所さんというの日常生活の中で常に
    目に付きやすい所にあるものなので、
    少し風変りな人を見かけると色々と詮索したくなるのかと思います。
    子供の頃はご近所さんなんてあまり気にしなかったですが、
    物心がつき出した頃からこの作品のお母さんのように
    噂話を聞いたり、見たりするので自然と近所の様子が分かってきて
    知らないうちに自分まで意識してみるようになってしまう
    傾向があるかと思います。

    この作品の中に出てくるご近所さんはかなり個性が強いですが、
    同じような人は何処にでもいるなと思ってしまいました。
    良い噂ならば良いですが、悪い噂ほどすぐに広まり
    誤解を多く招くことが多いので現実的には
    笑えるような間柄のご近所さんの方が住みやすいかと思います。
    今はご近所さん同士の付き合い方も昔とは違うので
    こうゆう関係もなかなか目にしないのかとも思いました。

    この中の嫌われギンジロウさんのような人が
    一番手に負えないタイプで何処にでもいそうなタイプで
    出来ればお付き合いは避けたいものです。
    憧れはやっぱりセンドウさんのような人柄の良い老夫婦で
    誰からにも好まれる人物になれるのが理想です。

    風変わりなご近所さんの特徴がはっきりとしているので、
    読んでいてとても面白くて思わず笑い出しそうになります。
    気軽に読めるので心が疲れた時などにお勧めだと思います。

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著者プロフィール

群 ようこ(むれ ようこ)
1954年、東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。広告代理店に就職するが半年で退職。6回の転職を経て「本の雑誌社」に事務職で入社。やがて本名で『本の雑誌』に書評を執筆しはじめ、1984年『午前零時の玄米パン』でデビュー。同年退社し、作家専業となる。
代表作として映画のために書き下ろした『かもめ食堂』、ドラマ化された『パンとスープとネコ日和』など。

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