お引っ越し (角川文庫)

著者 : 真梨幸子
  • KADOKAWA (2017年11月25日発売)
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  • 本棚登録 :59
  • レビュー :8
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041061657

作品紹介・あらすじ

これを読んだら、今晩、家の扉をひらくのが怖くなる、かもしれない――

内見したマンションはおしゃれな街のおしゃれな造り、環境も間取りも条件も申し分ない。ここに決めてしまおうか? 
しかし白い壁に小さな穴を見つけたキヨコは、そこからじわじわと“イヤな感じ”が広がっていくのを感じるのだった……。
片付かない荷物、届かない段ボール、ヤバい引っ越し業者、とんでもない隣人――
きっとアナタも身に覚えがある引っ越しにまつわる6つの恐怖。
ベストセラー『殺人鬼フジコの衝動』の著者にして“イヤミスの女王”、真梨幸子が
引っ越しにまつわる不気味さと、じわじわくる恐怖を描いた出色のサイコミステリ!

お引っ越し (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 真梨幸子『お引っ越し』角川文庫。

    引っ越しをテーマにしたイヤミス連作短編集。いずれの短編にも通行人的な役回りで登場するアオシマさんが解説で、短編の裏側にあるものを詳しく紹介してくれている。そして、明かされるアオシマさんの正体とは…このアオシマさんの解説も真梨幸子の仕掛けの1つなのだろう。

    いずれの短編も嫌なテイストであり、引っ越しを経験した者や、これから引っ越しをしようとしている者にとっては背中が寒くなるような作品ばかりであった。

    『扉』『棚』『机』『箱』『壁』『紐』『解説』の7編を収録。

  • ホラーじゃないけど、ホラーのようでもあり。ゾクゾクして何が起こるのかというワクワク感があり面白しろかった。引っ越しにまつわる連作短編集。意外なラストで驚いた「机」。職場のレイアウト変更でのいじめが陰湿な「箱」が特に印象に残った。アオシマさんがこの本の鍵を握るんですね。タイトルが一作品を除き漢字一文字なのがいいな。登場人物がすべてカタカナなのも何か意味がある?そんな事も考えながら読んだ(わからなかったけど)。真梨さんの作品は好みのものと、そうじゃないものな分かれるから、よくよく選んでまた読んでみたい。

  • 帯とカバー裏にサイコミステリと書いてあったから『殺戮にいたる病』的な?と思って読んだらガッツリホラーやんか‥

  • 最後の書き下ろしまで気が抜けない真梨幸子おそるべし。

  • 短いながらも真梨幸子節が炸裂した、じわじわ怖い・不気味な連作短編集。非常扉の内側に閉じ込められる話が特に怖かった。言われてみれば、引っ越しってホラーかも。

  • 真梨幸子先生さすがです。ジワジワ怖いです。ちょいちょい出てくるアオシマさんも地味に怖いです。好き。

  • 引っ越しをテーマにした連作短編集。
    普段よりどちらかというとポップで明るい文体で描き出される真梨幸子の世界……ギャップと相俟って非常に楽しめた。
    『引っ越し』という行為によって新天地へ向かおうとしている希望が打ち砕かれる瞬間っていいよね……。

  • 2018年1月31日読了。
    2018年44冊目。

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