- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041061671
作品紹介・あらすじ
神奈川県警初の心理職特別捜査官に選ばれた真田夏希は、知人に紹介された男性に会うため横浜駅付近のレストランに向かった。婚活に失敗続きの夏希は、織田信和と名乗る男性に、好印象を抱く。だが、そんな甘い雰囲気を激しい炸裂音が打ち消してしまう。みなとみらい地区で爆発事件が発生したのだ。翌日、捜査本部に招集され、爆発事件の捜査を命じられる夏希。初の事件で戸惑いを覚える夏希の前に現れたのは、意外な相棒だった。
感想・レビュー・書評
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どっかで見て気になってたので読んでみた!
(単に女性警察官やからか…^^;)
頭脳明晰、精神年齢は子供…
こんな人らは、今まで警察が対応したことがあまりなかったんかな?
自分自身も精神年齢なんか何歳なんか考えた事もないし、学生の頃と変わってんの?って気もする(^◇^;)
頭脳明晰は、除外!除外!
それないから、警察を混乱させれん…笑
犯人をプロファイリングするとか、安楽椅子探偵的な感じはするけど、なんぼ、精神科医とか経験してても、そう相手のココロは読めんわな。
事件を未然に防ぐのはキツいなぁ〜
シリーズなってるから、今後の活躍にも期待しよう〜
ワンちゃんにもね!
爆弾見つけんのに、凄い機材を使ってやってるけど、ワンちゃんにやって貰った方が効率的な気がするな。
得意不得意を補う形にしても!
しかし、理由は分かるけど、固定のドッグフードだけってのは可哀想…何か頑張った時ぐらいはね…
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脳科学捜査官真田夏希シリーズの第1作。祖母が死んだときのトラウマを何とかしたいために脳科学を学び、カウンセラーになったが、患者への思い入れが強すぎるために退職して、神奈川県警の特別捜査官になった。初めての捜査で、とまどいながらもなんとか爆弾テロ事件の解決に寄与する。上手くいきすぎるところや、周りの刑事たちの反発の描写が生ぬるいような気もするが、まあまあ楽しめるシリーズだ。脳科学による詳しい分析が新鮮。警察犬アリシアとの交流もいい。
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嫁のお義母さんから読み終わったから、と貰った本。
お義母さんは警察モノが大好き。
普通に面白い。
関心するのは作家ってのは、こんなにも知識を身につけないといけないのか、って感じるぐらい脳科学や心理学の知識が書かれている。
ストーリー的には割と犯人を追い詰めるまでにどんでん返しとかはなく、淡々と進んでいく。
もう少しヒロインの言動におかしみを感じせるようなセリフやエピソードがあったら、キャラが濃くなったんじゃないかしら?と、勝手に思ったり思わなかったり。 -
神奈川県警初の心理職特別捜査官に選ばれた真田が、爆発事件に挑む。
アリシア…。素敵。
解決のところは意外とさっと終わった印象。 -
横浜を舞台にしているとのことで読んでみた。主人公は真田夏希、神奈川県警初の心理職特別捜査官。知人の紹介で男性と会っていたが、その途中爆発事件に遭遇する。周りの警察官の方々とのやりとりをなんとかこなしつつ、地雷探査犬をお供に(真田は犬が苦手だった)犯人を心理分析・交渉し爆弾事件に挑む。脳科学が説明風になるのは仕方ないにしても、脇役の魅力がなかったのが残念かなあ。心理描写とか人物像が深くない分さっと読める本ですね。続編とか出れば、そういった深みが出てくることを期待。
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著者初読み。
あらすじが気になって、手に取った作品。
神奈川県警で初めて採用された心理分析官を主人公にした話。
婚活から始まる話は、よくあるパターンであり、ちょっと軽いノリにちょっとイライラ…デート中に連続爆弾事件の最初の爆発現場を目撃しても、全然危機感を感じない主人公にもイライラ…そして、初めて捜査本部に入ることになる夏希だが、「専門職採用枠がそんなに偉いのか?」って思うような言動にさらにイライラが募る。
タイトルは「脳科学捜査官」とあるが、脳の分野に触れていたのは事件の核心に迫る前まで。話が進むと、ほとんど既存のプロファイリングと変わりはない。
しかも、ネット用語を無理して使おうとして、話の内容が雑になってしまっているのも、すごく残念。
ただ、夏希とコンビを組む、警察犬アリシアがとても良かったので、続編が出たら読んでしまいそう…夏希の成長も期待して。 -
やっとこのシリーズ読み始めました!
一作目ということもあって夏希のバックボーンだったり同僚の刑事たちが一から描かれているので心理学や脳科学ガッツリっていう訳じゃなかったのかもですがハラハラ展開に手が止まりませんでした。
シリーズ読み進めます! -
結婚願望の強い、高学歴の、専門職の心理職特別捜査官。
このモデルは、面白い設定である。
なぜ、結婚願望が強いのかの分析も欲しいが。
脳科学の分野に踏み込んだのは、おばあちゃんの死に対して
泣くことができない自分の不思議がきっかけだった。
そして、仲良くしていた従姉妹からの絶交にあった。
愉快犯的な爆破魔と対峙する。
なぜ?という追求と 警察が 直接交渉する。
最初のテロ組織を語るところが、なんとも言えない巧妙さ。
ネット社会の犯罪が、複雑さを増して行く。
脳科学からの推察が、プロファイリングの手法。
初めは、ネット住民は、犯人に共感を持つ。
警察をやっつけるというのが、目的への共感。
ネット用語の稚拙さが、もったいない。
しかし、スマホゲームの聖地を爆破することで
流れが大きく変わることになる。
この手際が、実にうまいね。
真田真希の活躍は、面白い。
ちょっと、織田信和が、正体不明で、
掴めないところが、彩りを添える。 -
鳴神響一『脳科学捜査官 真田夏希』角川文庫。
文庫書き下ろし。帯には神奈川県警初の女性心理職捜査官を主人公にした作品と紹介されていたので、もう少しハードな警察小説を期待したのたが、脈絡の無い専門知識と変な軽さと色恋とが同居する今一つまとまりの無い作品だった。
神奈川県警初の心理職特別捜査官に選ばれた真田夏希は、みなとみらい地区で発生した爆発事件の捜査で初めての現場に立つ。