脳科学捜査官 真田夏希 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041061671

作品紹介・あらすじ

神奈川県警初の心理職特別捜査官に選ばれた真田夏希は、知人に紹介された男性に会うため横浜駅付近のレストランに向かった。婚活に失敗続きの夏希は、織田信和と名乗る男性に、好印象を抱く。だが、そんな甘い雰囲気を激しい炸裂音が打ち消してしまう。みなとみらい地区で爆発事件が発生したのだ。翌日、捜査本部に招集され、爆発事件の捜査を命じられる夏希。初の事件で戸惑いを覚える夏希の前に現れたのは、意外な相棒だった。

感想・レビュー・書評

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  • 女性臨床心理士というと、他にもスーパーヒーローを
    連想してしまいますが、警察犬を相棒にする展開で
    新たな感じで面白かった。

  • 脳に関する描写が面白かった。

  • どっかで見て気になってたので読んでみた!
    (単に女性警察官やからか…^^;)

    頭脳明晰、精神年齢は子供…
    こんな人らは、今まで警察が対応したことがあまりなかったんかな?
    自分自身も精神年齢なんか何歳なんか考えた事もないし、学生の頃と変わってんの?って気もする(^◇^;)
    頭脳明晰は、除外!除外!
    それないから、警察を混乱させれん…笑

    犯人をプロファイリングするとか、安楽椅子探偵的な感じはするけど、なんぼ、精神科医とか経験してても、そう相手のココロは読めんわな。
    事件を未然に防ぐのはキツいなぁ〜
    シリーズなってるから、今後の活躍にも期待しよう〜
    ワンちゃんにもね!

    爆弾見つけんのに、凄い機材を使ってやってるけど、ワンちゃんにやって貰った方が効率的な気がするな。
    得意不得意を補う形にしても!
    しかし、理由は分かるけど、固定のドッグフードだけってのは可哀想…何か頑張った時ぐらいはね…
    お願いします〜

  •  心理学志望の高校生に勧めてはどうでしょうか?
     ちょっと調べ学習的なところはある。
     しかし、シリーズ1作目、ここからどう変化するか?
     すでに長期シリーズになっているようなので、検証したいところ。

  • 神奈川県警初の心理職特別捜査官に選ばれた真田さんの話。爆弾魔と対峙する真田さんの分析も興味深いし、県警のメンバーや察庁の方々も個性が強くて今後どうなるか気になる。警察犬のアリシアが可愛くて思わず応援したくなる。

  • やっとこのシリーズ読み始めました!
    一作目ということもあって夏希のバックボーンだったり同僚の刑事たちが一から描かれているので心理学や脳科学ガッツリっていう訳じゃなかったのかもですがハラハラ展開に手が止まりませんでした。
    シリーズ読み進めます!

  • 普通のミステリとしては特に後半は面白かったが、心理学を駆使して、という捜査ではなく大事なところは全部閃きで推理しているので読んでて消化不良な感じ。主人公が美人というのがちょくちょく出てくるけど必要?香水とか虫除けの件とか考えが足りない部分とか、人のこと評価しないと気が済まない失礼な性格とか、主人公は好きになれないキャラでした。

  • タイトルに惹かれて読みました。脳科学についてはよく知らないけれど、それについての説明部分は比較的解り易かったと思います。全体を通して読み易い作品でした。主人公のオシャレについての描写が度々出てくるけれど、それはあまり要らないかな。まだまだ駆け出しの新米捜査官の夏希ですが、今後捜査官としてどんな風に成長していくのか、続きは読んでみたいです。

  • シリーズ初回という事で説明的な部分が多かった気がするけど、続けて読もうと思えた。
    警察犬アリシアと良いコンビで続くことを期待。

  • 脳科学捜査官という題名に惹かれて手に取った。

    心理学系の入門書をいくつか読み終えてから手に取ったので、小説の中に専門用語が出てきても、内容が入ってきやすかった。
    小説の内容に…というよりは、心の動きをケース例で説明してもらえてる感じがして個人的に良かった。

    この小説の中で新たに知った心の動きを個人用としてメモしておきたい。

    悲嘆の遅延

    死別の苦しみによって心が壊れてしまわないように、脳が感覚を鈍らせること。脳の自己防衛。

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著者プロフィール

中央大学法学部政治学科を卒業後、神奈川県内の小学校で学校事務職員として勤務。2014年3月に小説執筆に専念するため、フリーとなる。社会保険労務士、行政書士の資格を持つ。熱烈なフラメンコファンであり、多くのアーティストを応援している。2014年 『私が愛したサムライの娘』で、第6回角川春樹小説賞受賞。15年同作で、第3回野村胡堂文学賞受賞。

「2023年 『脳科学捜査官 真田夏希 エキセントリック・ヴァーミリオン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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