猫たちの色メガネ

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 100
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041061800

作品紹介・あらすじ

さばみけしろくろはちわれぶちちゃとら。猫のまばたきひとつで、地球は止まる。疲れた心をでんぐり返す、不思議で毛だらけな27の物語。

感想・レビュー・書評

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  • ゆるくて不思議でふふふとおかしい不条理ショートショート。

    一見ふつうに始まる物語がどんどんおかしな方向に膨らんで、最後には思いもつかなかった大きさになっている想像力の拡張具合が気持ち良い。

    星新一のようでもあり、「夢で会いましょう」の村上春樹や糸井重里みたいでもあり。

    肩の力の抜け具合も快適。
    けど、その分かるく読めてしまってあとあとまで記憶に残らないかもしれない。

    寝る前に1つずつ読むとか、そういうのが良さそう。運が良ければ夢に出るかも。

  • 話の中で必ず猫が登場する27の掌編。世にも奇妙な物語と星新一のショートショートの間をいくような天才浅生鴨さんのオリジナリティ溢れる才気溢れる短編集。感情や予想を大きく裏切られる展開が徐々に癖になる。出来ないものもあるがそれこそNHKやEテレなんかで映像化したら話題になりそう。「親しげな店員」や「鍵穴パブ」「野性的な彼氏」辺りが特に面白かった。

  • 猫が出てくるショートショート。パニック系が多いなか『空気入れ』が良かった。読後に著者が@NHK_PRの中の人と知ってびっくりした。

  • クスッと笑う。ザワッとする。

  • 星新一さんのショートショートを思い出した。どのお話にも猫が出て来て可愛かった。お話によっては化け猫を連想させるものもあって、面白かった。きっと著者さんは猫好きなんだろうなぁ。

  • 27篇の短いお話。
    シュール。猫はあまり活躍しない。

  • 猫が通りすがるだけのSS集。
    NHKPR1号さんことあそうかもさんの、どこか空に飛んでいる感のある話が色々。

    SSって、思考の一部を異次元に飛ばさないと書けないのかしらんとたまに思うのです。

    猫は活躍しませんが確実な存在感を持って、登場人物たちを観察しています。
    多分ただみてるだけのような気もしますが。

    なお私は猫か犬かというと犬派です。
    もっと正確にはうさぎ派です。

  • 微妙な感じの話ばかりだった。

  • 最近、世の中おかしいなと感じていることの短編集、かな。あるある!と膝を打つことしきり。

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著者プロフィール

浅生鴨(あそう・かも)
1971年、兵庫県生まれ。作家、広告プランナー。NHK職員時代の2009年に開設した広報局ツイッター「@NHK_PR」が、公式アカウントらしからぬ「ユルい」ツイートで人気を呼び、中の人1号として大きな話題になる。2013年に「群像」で発表した初の短編小説「エビくん」は注目を集め、日本文藝家協会編『文学2014』に収録された。2014年にNHKを退職し、現在は執筆活動を中心に広告やテレビ番組の企画・制作・演出などを手がけている。著書に『中の人などいない』『アグニオン』『猫たちの色メガネ』がある。2018年9月、『どこでもない場所』を刊行。

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