- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041061831
作品紹介・あらすじ
思い知らせてやるんだ。ここに悲劇があったことを――。
レオナと呼ばれる少女が「殺された」。
その少女は生身の人間ではなく架空のキャラクターだったが、ほんの数ヶ月前まで、レオナは彼のすべてだった。
だが突然、レオナは「殺されて」しまったのだ。
彼女の死を嘲笑った世間を戦慄させるため、そしてレオナを蘇らせるため、吉永千裕は計画を練り始める。
犯行声明を動画配信サイトにアップロードし、ネットで知り合った星来(セイラ)を呼び出し誘拐を実行した千裕だったが、星来からの提案で、ある「勝負」を受けることになる。
それからふたりの、奇妙な旅がはじまった――。
千裕はいったい何を目論んでいるのか? 旅するふたりの「勝負」の行方は?
驚きと切なさに満ちたラストが胸を抉る青春ミステリ!
第37回横溝正史ミステリ大賞<奨励賞>受賞作。
感想・レビュー・書評
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びっくり。
急に終わった…
キャラクターに恋い焦がれて
そのキャラクターを蘇らせるために、というのは
異常なようでもあり、意外となくはないのかもしれません。
推しキャラがいれば、気持ちがわかる、と
あらすじをみつつ読んでみようと思いました。
キャラクターが殺される、っていうのも
なかなかよくわからず、どういうことだろうか、と思いましたが、
読み進めてなるほど、と思う形になってます。
主人公の執念もすごいですが、結末の展開も驚きです。
けど、急に終わった感だけどうにかしてほしいな、と思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
えこれで終わり?!?!?!
だし、題材的にもラノベ気味というかなんというか… -
4
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紹介者:生産システム工学コース2年
<読んでもらいたい人>
とくになし
<紹介者からのコメント>
ある日、彼女は死んだ。だが、彼女は、この世にはいない、2Dの存在。その彼女に救われた千裕は、犯行声明の動画をアップロードし、女子誘拐決行。あまりにも愚行ともいえる犯行の真相、そして彼女はいかにして殺されたか。