声も出せずに死んだんだ (角川文庫)

  • KADOKAWA
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本棚登録 : 88
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041061831

作品紹介・あらすじ

思い知らせてやるんだ。ここに悲劇があったことを――。


レオナと呼ばれる少女が「殺された」。
その少女は生身の人間ではなく架空のキャラクターだったが、ほんの数ヶ月前まで、レオナは彼のすべてだった。
だが突然、レオナは「殺されて」しまったのだ。

彼女の死を嘲笑った世間を戦慄させるため、そしてレオナを蘇らせるため、吉永千裕は計画を練り始める。
犯行声明を動画配信サイトにアップロードし、ネットで知り合った星来(セイラ)を呼び出し誘拐を実行した千裕だったが、星来からの提案で、ある「勝負」を受けることになる。
それからふたりの、奇妙な旅がはじまった――。

千裕はいったい何を目論んでいるのか? 旅するふたりの「勝負」の行方は?
驚きと切なさに満ちたラストが胸を抉る青春ミステリ!
第37回横溝正史ミステリ大賞<奨励賞>受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • びっくり。
    急に終わった…

    キャラクターに恋い焦がれて
    そのキャラクターを蘇らせるために、というのは
    異常なようでもあり、意外となくはないのかもしれません。
    推しキャラがいれば、気持ちがわかる、と
    あらすじをみつつ読んでみようと思いました。

    キャラクターが殺される、っていうのも
    なかなかよくわからず、どういうことだろうか、と思いましたが、
    読み進めてなるほど、と思う形になってます。

    主人公の執念もすごいですが、結末の展開も驚きです。
    けど、急に終わった感だけどうにかしてほしいな、と思います。

  • 最初‥‥うんうん、よくわかんないけど面白そうだね。
    途中‥‥えっ。え? おお......。
    最後‥‥え、ここでおわんの??

    途中までは結構良かった。ん? となるところもところどころ会ったけれど、そこも含めて。でも、もう少し最後がよかったら、と思った。

  • えこれで終わり?!?!?!
    だし、題材的にもラノベ気味というかなんというか…

  • 4

  • 紹介者:生産システム工学コース2年
    <読んでもらいたい人> 
    とくになし
    <紹介者からのコメント> 
    ある日、彼女は死んだ。だが、彼女は、この世にはいない、2Dの存在。その彼女に救われた千裕は、犯行声明の動画をアップロードし、女子誘拐決行。あまりにも愚行ともいえる犯行の真相、そして彼女はいかにして殺されたか。

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著者プロフィール

1983年新潟県生まれ。アルバイトの傍ら小説を執筆し、2013年、『セクステット 白凪学園演劇部の過剰な日常』で第4回「このライトノベルがすごい!」大賞を受賞する。

「2017年 『声も出せずに死んだんだ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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