- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041062166
作品紹介・あらすじ
囲碁界に「悪女」と呼ばれ、普及に人生をかけるインストラクターがいる。政界、経済界、アーティストら各界の囲碁を愛する人々の笑いあり涙ありの素敵な交遊録!
◆囲碁とアート
天才はなぜか同じニオイがする 趙治勲と喜納昌吉
藤沢秀行の師である書家の厳しくもやさしいスパルタ指導 書家 柳田泰山
AV男優とジェットコースターに乗りながらホラー映画を観るような囲碁レッスン ミュージシャン デイヴィッド・リー・ロス
◆囲碁と政治
「悪女」が立ち会った政界の頂上対決 小沢一郎と与謝野馨
打たれ強かった小沢ガールズの囲碁 田中美絵子
囲碁も教育も宇宙流 後藤田正純一家
◆囲碁と経営
なぜかセクシー女優と番組で共演するまで 堀江貴文と大川弘一
囲碁も生き方もどこまでも男前の「親愛なるおじさん」 会計士 中村さん
若手経営者のカリスマはアホになれる 堀義人
どうしてもお別れを言いたかった人 菊さん
もじゃもじゃ頭の人は、なぜ、囲碁が強いのか? 茂木健一郎、川上量生、守安功
◆囲碁と文学
囲碁の小説を書くには、まず女流棋士との恋愛から 渡辺淳一
世紀の発明「グリーン碁石」の意外な弱点 夏樹静子
ユーモアが爆発する父と手堅い息子 遠藤周作、遠藤龍之介
◆囲碁を囲む人々
突然の松山行きと絶局の相手 脳外科医 日下部さん
囲碁界で仕事をするきっかけをくれた最大の恩人 依田紀基
新しい第一歩に心から声援を ソウタとオシカナ
感想・レビュー・書評
-
囲碁インストラクター、稲葉さんの本。綺麗な方だ。
稲葉さんと囲碁を愛する方たちとの交流がメインだが、堀江貴文、後藤田正純、茂木健一郎、渡辺淳一、夏木静子、遠藤周作、等々有名な方が多く驚く。人それぞれ囲碁の打ち方に個性がありおもしろい。改めて囲碁の魅力を感じた。
最後は若くして亡くなった天才数学者、長尾健太郎さんの物語。数学が好きな私は長尾さんのことは少し知っていたが、こうしたまとまった話は初めて読んだ。長尾さんが研究していたというドーナッツ型の碁盤というのが興味深い。詳細をみるコメント0件をすべて表示