ラストシュート 絆を忘れない (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041062296

作品紹介・あらすじ

小6のゆうは、キッカーズのエースストライカー。同級生の蓮としげピーと共に練習に励んでいた。ゆうは亡き父からの言葉を胸に仲間との衝突、チームの崩壊などを経験しながら、大人への道を歩んでいく――。

感想・レビュー・書評

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  • それぞれの子どもたちの視点で話がつながっていく
    子どもたちならではの気持ちも描かれていて、サッカーだけでなく子どもたちの成長も楽しめる本

  • クライマックスは歴史ものなら大合戦、マフィアものならFBIとの銃撃戦、それがこの小説は少年サッカーの県大会。
    ページをめくるのがもどかしい程、スピード感の決勝戦。
    よいね。
    もう少し秋元みすずにサッカーして欲しかった。
    一人称で書かれているのも読みやすくてよい。
    ただ、子供が友達の顔を”目は切れ長で”とか”唇は赤みが差す”とか言わないだろうと思うところがちょこちょこ出てくるのが引っ掛かった。

    この少年たちのその後、も見てみたい気がするし、11人制の試合も書いてほしいと思った。

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著者プロフィール

1972年、横浜生まれ。大学卒業後にスペインのバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使してEURO、冬季五輪、GPファイナル、W杯を現地取材後、06年から日本に拠点を移す。アスリートと心を通わすインタビューに定評がある。人物ルポ中心に著書は20冊以上。『導かれし者』『ロスタイムに奇跡を』(角川文庫)『アンチ・ドロップアウト』シリーズ三部作(集英社)『エル・クラシコ』(河出書房)『おれは最後に笑う』(東邦出版)など。小説は『ラストシュート』(角川文庫)に続き、本作が二作目となる。

「2020年 『氷上のフェニックス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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