ダークゾーン 下 (2) (角川文庫)

  • KADOKAWA (2017年12月21日発売)
3.31
  • (8)
  • (26)
  • (39)
  • (11)
  • (2)
本棚登録 : 373
感想 : 20
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784041062494

作品紹介・あらすじ

生き返る「駒」、ワーアップ。軍艦島を舞台に奇妙なルールの下で続く七番勝負。過酷なバトルはいよいよ佳境に。そして明らかになる驚愕の真実とは? 将棋&バトルの究極エンターテインメント!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 確かに、以前読んだ記憶はあるが、最後の最後まで
    誰が死んで、誰が殺されたのかが間違って中途半端に覚えていたようで(笑)存外、ネタバレなしで読んだような状態となった。ちょっとまあ、読了感が微妙。ラノベであれば、本当に異世界に転生とかワープとか、移動してしまうのが面白いのだが、存外真面目なメタファー的な世界というか、メンタルな話なので、そこらへんがしんどいのだと思う。
    貴志本のクリムゾンみたいなのが、また読みたい。

  • 貴志祐介さんらしい作品
    将棋の事はさっぱりだけど面白かった

  •  読後感スッキリとまではいかないが、これまで読んだ著者作品からすると、らしい読後感だろうか。賛否両論あるようだが、私は大好きだし非常に面白かった。『ライアーゲーム』好きな人はハマれそう。結末に誰もが納得いくオチや鮮やかなすべての伏線回収を求める人には合わないだろう。
     主人公の性格が生み出した究極の現実逃避であるが、永遠に安らぎを得ることができないのは憐れかつ自業自得なのか。梓が諸悪の根源なのにお咎めなしなのが腹立たしい。
     貴志作品他も読んでみたいが、ホラー苦手なので角川ホラー文庫になかなか手を出せない。あらすじを見る限り、いけそうな気もするが…。『クリムゾンの迷宮』が読めたら他も読めるのかな(><)

  • 結果的に8局とも異なる展開を描いたのは流石の作者の力量であると感じた。
    しかし戦いの面白さ以上に主人公の幼稚さ身勝手さにイライラしてしまいあまり楽しめなかった。もう少し書き方があったのでは?
    上巻の段階から、あまりに現実離れした設定なだけに「これは夢オチ以外にあり得るのか?」と思ってたがまさかそのままだったとは…
    貴志祐介でデスゲーム的な作品を読むなら「クリムゾンの迷宮」を読めば十分かと。


  • 中盤の対局はボードゲームの認識の裏をかくような(生き埋め作戦とか)でアクロバティックさを出しつつ、最終的にグリッドを進むゲームの原則に則り敵を倒すのが裏技と正攻法の両方楽しめてかなりよかった。軍艦島そのものの地理がちゃんとわかってないと文章だけでマップの特性を想像するのが大変ではある。地図欲しかった。
    最後はリサールタッチと玉の相打ちだったわけですが、将棋と同じ頭の使い方でいいんかなとちょっと思ったが面白かったのでok

    対局と断章が交互に出て最終的にエンドレス修羅モードに入る流れは勢いがあってよかった。
    将棋や囲碁、チェスなどのおもしろさがわかる人向けに書かれており、割と人を選ぶ気はする。でも刺さる人にはめっちゃ刺さる

  • 将棋をモチーフにした命懸けのゲームが展開される。手に汗握る頭脳戦や心理戦が読んでいて楽しかった。現実世界での種明かしも、成る程なとなり上手く纏っていた。

  • 【2023年47冊目】
    そういうことか〜。上巻がまあこんな感じかと思う内容だったものの、続きが気になって読了。後味は悪いのに、悪くない終わり方といった感じがしました。

    いやでも、主人公以外全員被害者過ぎて、気の毒だ……。

  • 奥本の視点で見てみたい

  • 『娯楽』★★★★☆ 8
    【詩情】★★★☆☆ 9
    【整合】★★★☆☆ 9
    『意外』★★★☆☆ 6
    「人物」★☆☆☆☆ 1
    「可読」★★★☆☆ 3
    「作家」★★★☆☆ 3
    【尖鋭】★★★★★ 15
    『奥行』★★★☆☆ 6
    『印象』★★★☆☆ 6

    《総合》66 C

  • 面白かったけど、全体を通して怖い。その辺が良さではあるが、読み終わる時間が調節できず夜になると困る。(こわい)

  • 2回読みたくなる

  • 巻では、ダークゾーンでの戦いが力の倍増する昇格(プロモーション)を交えて、白熱していく。この死闘と現実世界での出来事との関係性とは。

    主人公の塚田が好きになれず、ダークゾーンの正体を含めた話のオチはいまひとつでした。しかし、戦闘シーンの描写は見事で、手に汗握る展開に読む手が止まりませんでした。

    物語全体を通して、作者と話の設定から期待して読み始めてしまった分、物足りなさを感じてしまう作品でした。

  • 記録

  • 素晴らしい!
    この設定で、これだけ爆走しまくって、現実のミステリとかいったり来たりの描き方とか、、、そういうの全部ちゃんとまとめた!素晴らしい!!天晴れ!!!
    夢落ちとか無理くりとかファンタジーとか、そういう有耶無耶じゃなくて、きちんとしっかり正しく面白く作られていることが尊敬して止まないです。
    読み物として「夢敗れそれでも足掻き身勝手に傲慢に言い訳ばかりのクズ男の、苦悩と葛藤と心の弱さを最低最悪に書き連ねた」っていう、とても良く書けている小説だと思いますが、塚田みたいなヤツはほんと嫌いでしたw

    どんだけの『とんでも虚構』を載せても、そこに確かなリアルがあってそれが自身の日常の延長線上にあるものだ!と納得させる・体感させるだけの文章力、描写力にいつもいつも脱帽です。

  • 色々な意味で悲しすぎて残念なオチ。
    現実の話は一切なしでダークゾーン内だけでの高度な戦略合戦のみだったら、好きな小説になったかも。
    新世界はすごく好みで面白かったのにな。
    でも結末が気になってイッキ読みできる小説ではあった。

  • 201712/上下まとめて。将棋ベースのバトルもの、というのかな。結末が気になるので一気読みだったけど、戦術・戦闘シーンとかも楽しめなかったし、登場人物達も物語の駒(まさに…)過ぎて好みではなかった。貴志さん作品好きなんだけど、大抵こっち系のジャンルと私の相性が悪い気がする。

全17件中 1 - 17件を表示

著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学卒。96年『十三番目の人格-ISOLA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2023年 『梅雨物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

貴志祐介の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×