櫻子さんの足下には死体が埋まっている わたしのおうちはどこですか (13) (角川文庫)

  • KADOKAWA (2017年10月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784041062500

作品紹介・あらすじ

北海道・旭川。姿を消した幼子(おさなご)いいちゃんと、
友達の鴻上百合子を追って、
櫻子さんと僕、正太郎は、ある場所に辿り着く。
けれどようやく見つけた鴻上の言葉に、僕は絶句した。
「貴方のことが、世界で一番大嫌い」
そして彼女は、僕にとっての絶対的な秘密を突きつけ……。
(「わたしのおうちはどこですか」)

ほか、ハロウィンにまつわるほろ苦だけど甘酸っぱい物語を収録。
運命的バディ、櫻子と正太郎が贈るキャラミステリ!

みんなの感想まとめ

物語は、櫻子と正太郎が織りなすキャラミステリで、特に幼子の誘拐事件やハロウィンに関連するエピソードが展開されます。前作からの緊張感が続き、登場人物たちの複雑な人間関係や心理描写が深く掘り下げられており...

感想・レビュー・書評

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  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている わたしのおうちはどこですか
    〜第壱骨〜

     前作のお話の早く読みたかった続き!
     予想通りのおもしろさ!

     やっぱり百合子ちゃんには驚かされたな。
     え?え?え?本当に百合子ちゃん?一体どうしちゃったの?
     ってずっとなるハラハラドキドキ展開。

     いつの間に百合子ちゃんも花房に毒されちゃったの?って読んでて飽きないストーリー。
     正太郎くんもびっくりしたよね。
     私もびっくりしたもん。

     でも最後はほっとした。
     百合子ちゃんは毒されてなんかいなかった!
     百合子ちゃんはしっかり帰る場所を見つけられたね。

     百合子ちゃんが頭が良いことは別のお話とかで正太郎くんがよく褒めて知ってたけど、演技力も素晴らしすぎない?
     将来女優の道もあるのでは?

     誘拐事件も無事に解決されて、血がつながってなくてもこの親子はいい関係にあって心がぽかぽか。
     あとは旦那よ!しっかりせい!!!

    〜Intermedio〜

     どうして百合子ちゃんが花房と接点があったのかがあきらかに!

     花房ではなく燕の人って呼び名も今後なにかしらのヒントになるのか?
     そして百合子ちゃんの話によると二人組?

     今後の花房と燕の人の動きも気になるが、百合子ちゃんが無事でなにより!

    〜第弐骨〜

     美味しそうなハロウィンのお菓子の描写……。
     現実に同じタルトやシフォンがあるならぜひ食べたい!

     今回はそのタルトが消えてしまった!
     櫻子さんと正太郎くんが探すけど、コンテストの時間までには見つけ出せなかった。
     そこで終わらないのがさすが櫻子さん。

     相手の気持ちは考えずにズケズケ行くスタイル、かっこいいと思うけど敵は作りやすい。
     謎解きというほどのことではなかったけど、真相は明らかにされてすっきり。

     むしろ審査員のコメントを聞いただけで、その審査員が抱えていた秘密を当てるとは……
     櫻子さんの洞察力を、私も身につけたい所存であります。

    〜第参骨〜

     またもや百合子ちゃんメインのお話。
     前巻から引き続き百合子ちゃん大活躍!

     会場は櫻子さんと正太郎くんもいたハロウィンのイベント会場。
     お友達とイベントを楽しむところは青春!

     そしてまたしても美味しそうなハロウィンのお菓子の描写……
     あ〜お腹がぺこりんちょ。

     メインは小さい女の子の落としたテディベア探し!
     それと百合子ちゃんが落としてしまった、櫻子さんからプレゼントされたストラップ探し!

     百合子ちゃんは落とし物探す機会多くない???
     そして磯崎先生はぶれないね。
     櫻子さんみたい。
     なんだかんだで生徒思いな部分が見え隠れしてるから、憎めないキャラクター。

     テディベア探しでは百合子ちゃんが櫻子さんに見えてきた。
     女の子のおばあさんのお話や、昔の事件の妹さんのお姉さんの話から推理しまくるあたり、やっぱり櫻子さんみたい。

     櫻子さんの近くにいたら頭も自然に良くなるのかな?
     現実に櫻子さんいないかなぁ?

     テディベアもストラップも見つかってどちらもハッピーエンド!

    〜エピローグ〜

     櫻子さんでも言い負かされることってあるんだなぁ。
     百合子ちゃん強い。
     正太郎くんも櫻子さんのために負けなかったときあるけど、百合子ちゃんでも櫻子さんに勝つときあるのね。

     櫻子さん負けて大正解!
     いつの間にまたしても家の中に盗聴器が!!!

     櫻子さんの話によると、鍵も変えて家中調べたらしいけど、この短期間でまたしても仕掛けられていたとは。
     ということは、今までお話にでてきた味方だと思ってた人たちのなかに、犯人とつながる人物が……。

     今後のストーリー展開が楽しみでしょうがない。

  • やっぱり鴻上さんは好きになれない人でした。ずっと感じてたけどこうなるとは…。ラストは彼女主体でしたが、好きじゃないキャラの話は読みづらいったらもう。正太郎も好きじゃないし、何で読んでるんだろうと、途中で自問自答。惰性ですかね…。次は読むのかかなり微妙です。

  • まさか鴻上が関わってるなんて!!!ハラハラドキドキした

  • 良いよ、良いよー。

  • 面白いけど、鴻上ちゃんのグダグダが全く理解できない。

  • やはりいつもと同じくドキドキした!

  • 前回誘拐されたいいちゃんは無事救出。
    浮気していた旦那も、もうちょっと相手選びなよ。こんなメンヘラ。身勝手すぎて、考えも甘いし。子供引き取るのが自己満足だけでできるわけないじゃん。
    それに、上手く離婚できても子供の養育費抱えている、安易に浮気に走る男なんて結婚しても苦労しそう。
    事件後のハロウィンイベント。
    櫻子さん達はケーキ探し、鴻上達はテディベア探し。
    テディベア絡みで珍しく超常現象が発生。
    骨はよく出てくるこの作品、幽霊は珍しい。

  • 前巻からのひっぱりから怒涛の展開。勧善懲悪ってのとは違いますけど、清廉潔白な主人公の周りのハナシと言うわけではないというのは、ま、ちょこちょこと描かれていた部分ではありますが、インパクトは大きい。ここまで届くのか!?と言う見え隠れするその悪意からの距離感ってのは、こういう描き方となるのですね。残りわずかというか、事後談的な文言が散りばめられ始め、クライマックスまっしぐらなわけですね。

  • 【再読】いいちゃんと百合子の元に辿り着いた正太郎たちを待っていたのは、正太郎に敵意を向ける百合子だった。正太郎の『遺書』を手にした百合子が正太郎を揺さぶる第壱骨。ハロウィンイベント会場を舞台に、消えたケーキを追う正太郎と櫻子を描く第弐骨。同会場で百合子たちが、消えたテディベアと百合子のストラップを探し求める第参骨。百合子の積もった思いが爆発する本巻は、まさに百合子回と言えるでしょう。百合子を絡め取っただけでなく、九条屋敷にも悪意を向けた花房との対決は近いのか。あと、ちっとも脈がない今居が不憫だわ…。

  • もともとサイコパス系な登場人物が多いと思っていたけれど、完全に精神が彼岸の彼方へ行ってしまった犯人に慄いた…あと鴻上が真のラスボスになりきれてなくて残念。

  • 今巻は、ストーリーよりも旭川のハロウィンイベントの描写や食べ物を想像して楽しむ感じ。ミステリーというより思春期濃度高め。

  • 百合子ちゃん賢い子だなぁ。そう言えばいつからか表紙に正太郎くんがいないね

  • いいちゃん誘拐事件完結。鴻上いい働きでした〜、正太郎ドキドキよね。鴻上のいう正太郎の正義漢ぶり、私も好きじゃない。ハロウィンの事件、櫻子・正太郎編と鴻上達編の二つ。今居の気持ちに気がついてない鴻上にビックリ。そして花房の協力者は誰なのか?

  • 「わたしのおうちはどこですか・後」
    蛾を騙すには蝶になり偽りなく従う。
    彼女は聡明で二人と知り合いだったからこそ、彼の洗脳に耐え抜き一線を超える事なく自分を保てたのかもしれないが相当危うそうだな。
    自分自身を保つ為には仕方ない事だったのかもしれないが、彼の中での流儀に反したからこそ彼女は蝶では無く蛾の名前を与えられたのだろうな。

    「Intermedio」
    思い通り羽化させる為には洗脳を。
    これまでの連絡から彼女が日頃どの様な感情を抱いているのか知り得た後に薬でぼんやりとしている中、相手を肯定する言葉により操るなんて恐ろしいな。
    蝶となり羽化するのか蛾になってしまうのかは、どの時点で決まるのか気になるが相手が二人だったというのも新たな謎だな。

    「ハートのジャックは何処に消えた」
    会場に搬入されたはずの48個の菓子。
    これだけの数が紛失したとなるとまず最初に持ってきていない、もしくは身内の誰かが処分したという可能性は考えなかったのだろうか。
    彼自身、 病気が分かった時に取り返しのつかないことをしてしまい悔やんではいたのだろうが直ぐに告白しなかったのは何故なのだろう。

    「帰ってきたテディベア」
    特別な一日にだけ起きる魔法の様な。
    大切に思う人だからこそ打ち明けられない悩みがあり、自死は衝動的な物も有り得るからこそ彼女に相談する間も無く突然逝ってしまったのかもしれないな。
    彼が伝えなければ辿り着けなかった答えであったからこそ、あの場で彼女の前に姿を現し当時の事を語ってくれたのかもしれないな。

  • 13作目、既刊分ついに了読♪♪ 今回は、百合子目線の物語、でもちょっと、百合子はめんどくさい女の子ですね。高校生女子ってのはあんなもの?? 弐骨と参骨同じ場所同じ時間にそれぞれ二つの事件(?)を追うスタイルは、ニアミス(?ミスでもないけど)発生とかって変にドキドキ。 …にしても、花房、この後ほんとに姿を現すんですかね!?

  • 鴻上の本心が表に出てくる前巻からの続きでした。人と人の関係は一面だけじゃないよね。また花房はすごく近くをうろうろしながら櫻子さんを覗き見ている様子。一体誰が花房なのかなぁ。今回はそういえば骨が出てこなかったなぁ(ストラップ以外)。

  • シリーズ13作目
    お誕生日会当日にいいちゃん失踪
    捜索中の櫻子さんと正太郎だが事件に鴻上百合子も絡んでることがわかり…

    百合子がここまでこうなるとは…ちょいとしんどいなぁと

  • 百合子VS正太郎という悪夢のような展開。これはほんとに現実なのか、嘘なのか。最近、自殺についての話が話題になっていますが、太田紫織さんは何回もテーマにあげています。ただ、なら、どうしていけばいいんだろう……。

  • いいちゃんと共に消えた鴻上の豹変、ハロウィンのコンテストのタルト紛失、同日同場所の鴻上たちのテディベア捜索。舘脇と鴻上の間の苦味や鴻上から櫻子への強い好意が意外で、磯崎との捜索での内心の少年と櫻子さんごっこ等一筋縄でいかない鴻上に単なる友人時より引き込まれた。櫻子があまり登場しなくてちょっと淋しい。

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著者プロフィール

北海道札幌市出身。2012年まで旭川市在住。小説投稿サイトE★エブリスタにて作品を発表し、高い筆力で人気となる。同年、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」にて、E★エブリスタ 電子書籍大賞ミステリー部門(角川書店)優秀賞受賞(Eleanor.S名義)。他に、怪盗ロワイヤル小説大賞 優秀賞、E★エブリスタ×『カルテット』小説コンテスト 大賞を受賞。著作に「昨日の僕が僕を殺す」シリーズ、「涙雨の季節に蒐集家は、」シリーズ(共に角川文庫)などがある。

「2022年 『後宮の毒華』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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